10月28日アニメーションの日世界各地でイベント開催

　115年前の10月28日に、フランス・パリでエミール・レイノーが世界で初めてアニメーション作品を一般公開した。
　国際アニメーションフィルム協会（ASIFA）はこれを記念して、毎年10月28日を「国際アニメーション・デー」として定めている。

　毎年この時期に、世界各地のASIFA支部を中心に関連イベントが開催されている。企画は主にアート系のアニメーション作品の上映会が中心となる。その参加国は協会本部のあるフランスのほか、米国、中国、ロシア、韓国、ポルトガル、ポーランド、ブラジルなど様々な国に及んでいる。
　ASIFAの公式サイトでは、こうしたプログラムが確認出来るが、世界の多くの国にアニメーション芸術が行き渡っていることが判り興味深い。

　日本でも3年前から、ASIFA日本支部を中心にイベントを開催している。今年はASIFAとASIFA日本支部主催、それに武蔵野美術大学と広島アンメーションフェスティバル、国際アニメーションライブラリー（IAL）の協力で、沖縄、広島、大阪の3都市で10月末から11月にかけてアニメーション作品の上映会が行われる。

　上映されるのは主に、アート系の短編アニメーションで、沖縄では、ブルガリアの学生のアニメーション、ウクライナのアニメーション、ASIFA－JAPAN会員の作品、広島国際アニメーションフェスティバル受賞作品などが上映される。
　また、広島は市内8つの会場で広島国際アニメーションフェスティバルの過去の受賞作品を上映する。広島国際アニメーションフェスティバルは、ASIFAが公認する世界で4つだけのアニメーション映画祭の開催地でもある。
　これらの詳しいプログラムは、ASIFA日本支部の公式サイトで確認出来る。

国際アニメーションフィルム協会（ASIFA）　/http://asifa.net/
ASIFA（国際アニメーションフィルム協会）日本支部　/http://www.asifa.jp/