オタク総合誌の「メカビ」 秋から季刊化(7/31)
オタクの総合誌「メカビ」の編集室ブログ「メカビVol.02編集室Blog」によると、「メカビ」の3号目は9月下旬に発売される。
また、編集室ブログによれば「メカビ」は、「メカビ'07年秋号」から季刊誌となり、この後12月下旬に『メカビ'07年冬号』、来年3月下旬に『メ
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また、編集室ブログによれば「メカビ」は、「メカビ'07年秋号」から季刊誌となり、この後12月下旬に『メカビ'07年冬号』、来年3月下旬に『メカビ'08年春号』を発売する予定である。
「メカビ」はその名の通り「メカと美少女」をコンセプトに企画されたムック本で、オタクをポジティブに捉える編集方針で、創刊当初に大きな話題を呼んだ。
評論部門の豪華執筆陣に加えて、麻生太郎外務大臣から解剖学者の養老猛司さんへのインタビューまで、これまでのサブカルチャー系の雑誌の常識に捉われない内容も驚きを与えた。これまで2号までが発売されているが、季刊化以降もこうした型破りさがウリになりそうだ。
比較的高い年齢に向けた読みもの中心のオタク向け、アニメファン向けの雑誌では、「メカビ」のほかに洋泉社が発売する「オトナアニメ」もファンからの支持が高い。
こちらの第1号も「メカビ」と同じく去年の夏に発売されており、これまで『涼宮ハルヒの憂鬱』や『時をかける少女』、『コードギアス』といったマニアに人気の高い作品を中心に取り上げている。「メカビ」が幅広いジャンルを扱うのに対して、こちらはアニメ特化型である。
しかし、「オトナアニメ」も現在3ヶ月に1度の発行ペースで、「メカビ」との競合誌といえるだろう。もっとも、両誌が競争誌と見做されても、どちらかの発売が苦しくなるというより、こうしたジャンルの雑誌があると認知されるメリットのほうが大きいかも知れない。
毎月10日発売のグラビア型のアニメ雑誌は、同じ日に発売され書店でまとめて並べられることで注目度を高めている。これまでマニアやオタクをコンセプトにした読み物タイプの雑誌には、あまり長続きをしたものがないが、2つの雑誌が並ぶことであらたな市場の開拓も期待出来るのでないだろうか。
メカビVol.02編集室Blog /http://mekabi.weblogs.jp/blog/
オトナアニメ オフィシャルブログ /http://d.hatena.ne.jp/otonaanime/
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