第11回文化庁メディア芸術祭作品募集開始 (7/3)
今年で11回目を迎える文化庁メディア芸術祭が、7月18日より作品の募集を開始し、10月5日(必着)まで受付ける。
例年と同様に「アート」、「エンターテインメント」、「アニメーション」、「マンガ」の4部門で作品が公募される。
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例年と同様に「アート」、「エンターテインメント」、「アニメーション」、「マンガ」の4部門で作品が公募される。
ゲームやアニメーション、コンピューターグラフィックに関連する賞は数が多いが、メディア芸術祭は、アートからエンターテインメントまで芸術性と創造性を基準に幅広い分野を網羅していることに特徴がある。
例えばアニメーション部門では、デジタル技術を含む全てのアニメーションの長編、短編、シリーズものなどかなり広範囲の作品が対象となる。こうした独特の選考から、メディア芸術祭は日本のメディア作品に対する賞のなかでも最も評価されているもののひとつになっている。
審査では各部門大賞1作品、優秀賞4作品、奨励賞1作品が選ばれる。また、受賞作品を中心に行われる受賞作品展は、来年(平成20年)2月6日から2月17日まで開催される。
昨年のアニメーション部門の受賞作品は『時をかける少女』(細田守監督)、マンガ部門は『太陽の黙示録』(かわぐちかいじ)、マンガ部門は『大神』(神谷英樹)、アート部門『Imaginary・Numbers 2006』(木本圭子)であった。
また、受賞作品の選考を行う多彩な審査委員も、毎年注目されている。そうしたなかで今年は、アニメーション部門の審査委員会に、『少女革命ウテナ アドウレセンス黙示録』の幾原邦彦監督、杉並アニメーションミュージアム館長の鈴木伸一館長、木船園子さん、野村辰寿さん、箭内道彦さんが参加する。
マンガ部門では、しりあがり寿さん、ちばてつやさん、藤本由香里さん、モンキー・パンチさん、わたなべまさこさんが審査委員となる。
このほかアート部門に原島博さんら、エンターテインメント部門に水口哲也さんらが審査委員となる。
前回は10周年の節目として特集企画も相次ぎ大きな関心を集めた。今年も、新たな展開を目指す第一歩として注目を浴びそうだ。
文化庁メディア芸術祭公式サイト /http://plaza.bunka.go.jp/
(詳細は上記サイトにて確認ください。)
【第11回 文化庁メディア芸術祭 募集概要】
■主催: 文化庁メディア芸術祭実行委員会(文化庁・CG-ARTS協会)
■募集期間: 平成18年7月18日(水)~10月5日(金)[必着]
■ 募集作品: アート部門、エンターテインメント部門、アニメーション部門、マンガ部門
■各賞:(4部門ごと) [大賞]、[優秀賞]、[奨励賞]
■贈呈式・展示:
贈呈式平成20年2月5日(火)
受賞作品展 平成20年2月6日(水)~ 2月17日(日) 国立新美術館
■お問合せ
〒104-0031東京都中央区京橋1-11-2
CG-ARTS協会内「文化庁メディア芸術祭事務局」
TEL 03-3535-3501 FAX 03-3562-4840 E-mail contest@plaza.bunka.go.jp
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