ジェンコ×アニマックス Webアニメの新プロジェクト開始(6/25)
大手アニメ専門チャンネルのアニマックスとアニメ製作のジェンコは、両社協業でフラッシュアニメーションを制作し、テレビ放映する「キャラウッドプロジェクト」シリーズを開始する。
第1弾として6月25日17時28分から毎週月曜日から金曜日、アニマックステレビで、
ニュース
アニメ
注目記事
-
2025年冬アニメ、一目惚れした男性キャラは? 3位「SAKAMOTO DAYS」坂本太郎、2位「薬屋のひとりごと」壬氏、1位は…
-
日岡なつみ、倉持若菜ら声優とプロデューサーが研修生の疑問に一問一答! 声優に求められる能力とは?座談会インタビュー【PR】
第1弾として6月25日17時28分から毎週月曜日から金曜日、アニマックステレビで、フラッシュアニメーション『やっこはん姉妹』シリーズの放送を開始する。さらに7月2日からの第2弾では、『ウスペラーズ』を同じ時間帯で放映する。
『やっこはん姉妹』は京都の舞妓のキャラクターと日本の秘湯と郷土料理の漫遊が結びついた漫遊記、『ウスペラーズ』はうすっぺらい曲を歌う4人組の「ウスペラーズ」がキャラクターとして登場する。いずれもフラッシュアニメーションだからこそ実現する独特の世界観となる。
これまでフラッシュアニメーション(Webアニメ)のプロデュースを行うのは、DLEやファンワークスといった新興企業が多かった。そうした企業はこれまでの一般的な2Dアニメの製作の経験はほとんどない。
しかし、今回「キラウッドプロジェクト」を企画するジェンコは、劇場アニメ『千年女優』やテレビアニメ『ハチミツとクローバー』、『のだめカンタービレ』、『一騎当千 Dragon Destiny』などの従来型の商業アニメに大きな実績を持っている。従来型のアニメ製作会社のなかにも、新しいアニメ映像表現の手段としてのフラッシュに関心を深める企業が増加しているという新たな動きを感じさせる。
一方、テレビ局によるフラッシュアニメの取り組みも、昨年のテレビ朝日による蛙男商会へのアプローチに見られるように現在徐々に増えつつある。
それでも、これまで従来型の2Dアニメを主としてきたアニメ専門チャンネルのアニマックスの取り組みは周囲を大きく驚かせる。
アニマックスとジェンコの事業はテレビ放映だけにとどまらない。作品はテレビ以外に、アニマックスが運営するアニマックス公式ホームページでもストリーミング配信される。さらに、ソニーデジタルエンタテインメント・サービスが運営するモバイルサイト「アニマックスモバイル」でも展開する。テレビとウェブ、モバイルの3つのメディアで同時展開することになる。
今回の動きは、今後のフラッシュアニメーションの行方を占ううえで、大きな意味を持ちそうだ。
アニマックス公式サイト /http://www.animax.co.jp/
ジェンコ /http://www.genco.co.jp/
《animeanime》