香港国際映画祭に「立喰師」「鉄コン筋」 アニマックス部門も(3/5)
3月20日から4月11日まで開催される第31回香港国際映画祭のアニメーション部門に日本から『立喰師列伝』(押井守監督)、『鉄コン筋クリート』(マイケル・アリアス監督)、『Tokyo Loop』の3作品が出品される。
香港映画祭は、同時期に世界の映画市場で急激に存在感
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香港映画祭は、同時期に世界の映画市場で急激に存在感を高めるフィルムトレードショーの香港フィルムマートもあることから、アジア有数の映画祭として近年注目が高まっている。さらに今年は初めての試みとして、アジア映画賞(Asian Film Awards)を創設している。
このアニメーション部門「アニメーション・アンリミテッド」に出品される日本アニメ3作品は、いずれもエンタテイメントでありつつ実験的な要素も強い作品である。
日本の上記3作品のほかは、デンマークの話題作『PRINCESS』(Anders Morgenthaler監督)やフランスの巨匠シェル・オスロの最新作『アズールとアスマール』、ノルウェーの3DCGアニメーション『FREE JIMMY』(Christopher Nielson監督)が紹介される。
さらに34部門におよぶ特集上映部門のなかに、香港でも積極的にビジネスを展開する日本アニメ専門チャンネル・アニマックス提供によるアニマックスシアター部門も設けられている。
この部門では映画ではなく、ややマニマ向けなアニメ番組『Fate/ stay night』、『ガラスの艦隊』、『びんちょうタン』の3作品が紹介される。香港のアニメファンにはうれしいプログラムとなりそうだ。
香港国際映画祭はアジア有数の映画祭ということで、アニメも含めて日本映画の上映は各部門合計で20作品に及んでいる。このなかには、ガラプレミアの『さくらん』、『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』、『武士の一分』やI See It My Way部門の『蟲師』、Auteurs部門の『叫』などが含まれる。
また、『武士の一分』は同時期に開催されるアジア映画賞の作品賞にもノミネートされている。アニメ作品では『ゲド戦記』の寺嶋民哉氏が作曲賞で候補にあがっており活躍が期待される。さらにアニメ・コミック関連では、『DEATH NOTE the Last name』の実写映画の脚本賞で候補になっている金子修介、大石哲也両氏が注目であろう。
/第31回香港国際映画祭
/アジア映画賞公式サイト
/ノミネート一覧
/立喰師列伝公式サイト
/鉄コン筋クリート公式サイト
/Tokyo Loop公式サイト
《animeanime》