米 カートゥーンネッワークのトップ 爆弾騒ぎで辞任へ(2/10)
米国有数のアニメーションチャンネルであるカートゥーンネットワーク(CN)の経営トップであるジム・サンプラス氏は、1月31日にボストンで自社の広告が引き起こした爆弾騒ぎを理由に辞任する方針であることを明らかにした。
この爆弾騒ぎは、CNが宣伝として同局
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この爆弾騒ぎは、CNが宣伝として同局のアニメーションキャラクターの電飾広告を、ボストンを含む複数の都市に設置したことに始まる。このうちボストンでは、広告のサイズが小さく機械部品や配線などがあることから、テロのための爆弾と疑われ大きな騒動となった。爆弾処理のため警察が出動し、市内の交通が遮断されるなどの大きな混乱が起きた。
今回の辞任はこうした騒ぎの責任を取るもので、サンプラス氏は今回の騒動は非常に遺憾と表明している。
CNは米国大手メディアグループのターナー・ブロードキャスティングのグループ会社で、大手のアニメーション専門ケーブルチャンネルである。子供から若者に幅広い人気があり、高い視聴率を誇っている。
また、米国で最も多く日本アニメを放映する放送局としても知られている。特に今回電飾広告に利用された作品は、若者向けで日本アニメの放送も多いアダルスイム枠の作品であった。
しかし、広告に使われたのは日本のアニメキャラクターでなく、CNのオリジナル番組の『アクア・ティーン・ハンガー・フォース:Aqua Teen Hunger Force』のキャラクターである。
騒動は大きくなったが、当初予定していた小規模の電飾広告以上の大きな宣伝になったことは間違い。しかし、経営者にとってその代償はかなり大きかったようだ。
サンプラス氏は、後任がどうなるなどについては現在明らかでない。また、社長交代後の同局の放映方針がどうかも明らかでない。
しかし、辞任は突発的なものであるため、社長の交代により日本アニメの放映も含め、これまでの方針が急激に変わることはないとみられる。
/カートゥーンネットワーク(米国)
/アダルトスイム
/アダルトスイムのAqua Teen Hunger Force公式ページ
《animeanime》