川本喜八郎人形美術館 3月25日オープン(1/23)
人形アニメーションの世界的な巨匠川本喜八郎氏の人形を紹介する美術館「川本喜八郎人形美術館(仮称)」が、3月25日に長野県飯田市にオープンする。
美術館は第4次飯田市基本計画のなかで「人形劇のまちプロジェクト」を進める飯田市によって運営される。
ニュース
行政
注目記事
-
“金持ち”キャラといえば? 3位「名探偵コナン」鈴木園子、2位「ブルーロック」御影玲王、1位は…<25年版>
-
「アイナナ」頼れるリーダー・二階堂大和をお祝い♪ バースデーストアに潜入!【16 STAR SIGNS】
美術館は第4次飯田市基本計画のなかで「人形劇のまちプロジェクト」を進める飯田市によって運営される。
川本喜八郎氏は、日本だけでなく世界的に名の知られた人形アニメーション作家であると同時に、自らアニメーションに出てくる人形を制作する人形作家でもある。その作品はNHKの連続人形劇『三国志』や『平家物語』でも広く親しまれている。
また、川本氏の人形アニメーションは、世界4大アニメーションフェスティバルのアヌシーやザグレブ、広島などで度々受賞経験がある。国内でも1990年に『いばら姫、またはねむり姫』で大藤信郎賞を受賞するなど注目度が高い。
近年では民族学者折口信夫氏の原作をもとに長編アニメーション『死者の書』の監督を行なっている。『死者の書』は、日本の人形アニメーションのなかでもあまりない70分間の大作となっている。
飯田市は1990年に川本喜八郎氏が飯田市を訪れたのをきっかけに、川本氏の講演会やアニメーション上映会を度々開催してきた。そうしたなかで、川本氏からの人形寄贈による今回の計画が浮上した。
今回の美術館は人形美術館とされるため、アニメーションでなく人形自体に焦点が合せられることになりそうだ。それでも、数々の名作人形アニメーションを生み出してきた人形に触れる貴重な機会を提供することになりそうだ。
/川本喜八郎人形美術館(仮称)
/死者の書公式サイト
《animeanime》