全米プロデューサーズ組合賞 アニメ部門候補5作品発表(1/4)
来年3月のアカデミー賞まで続く、アメリカの映画賞レースの主要な賞のひとつ全米プロデューサーズ組合によるPGA賞(全米プロデューサーズ組合賞)の候補作品が1月3日に発表された。
PGA賞は受賞部門に個人賞はなく、3つの映画作品賞と5つのテレビ作品部門のみから
ニュース
アワード・コンテスト
注目記事
PGA賞は受賞部門に個人賞はなく、3つの映画作品賞と5つのテレビ作品部門のみから構成される比較的小さな賞である。しかし、賞を選ぶのが映画のプロの中でも特にシビアな眼を持つ映画・テレビのプロデューサー達だけに関心は高い。
このうちアニメーション映画部門のノミネートは5作品で、『カーズ』(ディズニー/ピクサー)、『マウスタウン ロディとリタの大冒険』(ドリームワークスアニメーション/アドマン)、『ハッピー フィート』(ワーナー・ブラザーズ)、『アイス・エイジ2』(20世紀フォックス)、『モンスターハウス』(ソニー)となった。
PGA賞の候補作品も今年の他の大型賞と同様に、米国のメジャースタジオによる大作フル3DCGアニメーションに占められている。あらためて今年のフル3DCGの勢いを見せつける結果となっている。
他の賞と較べてみると、ゴールデングローブ賞のノミネートの3作品は、全てPGA賞のなかにも含まれている。しかし、アニー賞には『オープンシーズン』と『森のリトルギャング』は含まれているがPGA賞にはなく、代わりにPGA賞では『マウスタウン ロディとリタの大冒険』と『アイス・エイジ2』が含まれている。
この3つの賞とアカデミー賞の予備選考の全てに入っている作品は、『カーズ』、『ハッピー フィート』、『モンスターハウス』の3作品である。今後の賞レースもこの3作を中心に展開しそうだ。
/全米プロデューサーズ組合(The Producers Guild of America)
/PGA賞特設コーナー
PGA賞候補作品
/『カーズ』
/『マウスタウンロディとリタの大冒険 』
/『ハッピー フィート』
/『アイス・エイジ2』
/『モンスターハウス』
《これまで主要な賞の結果》
ロサンゼルス批評家協会賞
ハッピー フィート
次点 カーズ
ニューヨーク批評家協会賞
ハッピー フィート
アニー賞ノミネート
ハッピー フィート
カーズ
モンスターハウス
オープンシーズン
森のリトルギャング
ゴールデングローブ賞ノミネート
ハッピー フィート
カーズ
モンスターハウス
《animeanime》