トーハン年間ベストセラー1位に 小説版『銀魂』(12/20)
大手出版販売トーハンが発表した2006年年間ベストセラー・新書-ノベルズ部門で、人気マンガ『銀魂』のノベライズ版『銀魂 3年Z組銀八先生』(空知英秋/大崎知仁ノベライズ 集英社)が1位になった。
『銀魂』は本年4月からアニメも放映されている。『銀魂 3年
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『銀魂』は本年4月からアニメも放映されている。『銀魂 3年Z組銀八先生』は銀魂のキャラクターが活躍する学園コメディー小説で、マンガやアニメとは異なる世界が展開する。
2位には人気ベストセラー作家京極夏彦氏の『邪魅の雫』が入っている。そのほかベスト10には、西村京太郎氏、内田康夫氏、田中芳樹氏などの有名作家が並んでいる。
人気作家を越えての1位獲得は、原作マンガ『銀魂』の高い人気の結果といえるだろう。
また3位には、同じ少年ジャンプ連載の人気マンガ『D.Gray』のノベライズ本『D.Gray-man reverse (2)』(星野桂/城崎火也 集英社)もランクインしている。
さらに単行本・文芸部門では、少年ジャンプの『DEATH NOTE』の小説版外伝『DEATH NOTE ANOTHER NOTE ロサンゼルスBB連続殺人事件』(西尾維新/大場つぐみ原作/小畑健原作 集英社)が第8位に入っている。
こうした結果はマンガやアニメのノベライズ市場の大きさと、そのなかでの少年ジャンプの存在感を感じさせる。DVDやCD、キャラクター商品を中心とするアニメやマンガのメディアミックスに、今後は小説の占める存在も大きくなりそうだ。
トーハンの年間ベストセラーは、2005年12月から2006年11月までの取扱いを集計したものである。集計ジャンルは総合、単行本(文芸/ノンフィクション/ビジネス/ゲーム関連書籍)、新書(ノベルズ/ノンフクション)、全集の4部門となっている。
ゲーム関連書籍部門では『おいでよ どうぶつの森 かんぺきガイドブック』(ファミ通書籍編集部 エンターブレイン)が1位になった、2位、6位も『おいでよ どうぶつの森』の関連本である。
『おいでよ どうぶつの森』は、ニンテンドーDS向けのゲームソフトで、先週末に劇場アニメも公開されている。こちらもメディアミックスの展開がm大きな人気を呼んでいることがわかる。
さらに、3位、5位、7位、10位はいずれもニンテンドーDS向けの『ポケットモンスター』シリーズの関連本である。DSの関連本は、8位の『Newスーパーマリオブラザーズ』(Nintendo DREAM編集部編 毎日コミュニケーションズ)も含めて、ベスト10のうち8タイトルを占めている。
06年に日本のゲーム業界を席巻したDSブームが、関連書籍の市場にも及んでいたことがもわかる。
2006年 年間ベストセラーズ(新書-ノベルズ部門)
「/トーハン調べ」
1. 銀魂 3年Z組銀八先生 空知英秋/大崎知仁ノベライズ 集英社
2. 邪魅の雫 京極夏彦 講談社
3. D.Gray-man reverse (2) 星野 桂 城崎火也 集英社
4. 霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿 田中芳樹 講談社
5. 陽気なギャングの日常と襲撃 伊坂幸太郎 祥伝社
6. 包帯クラブ 天童荒太 筑摩書房
7. 化生の海 内田康夫 講談社
8. 外房線 60秒の罠 西村京太郎 実業之日本社
9. 三河恋唄 西村京太郎 双葉社
10. 湖西線12×4の謎 西村京太郎 角川書店
2006年 年間ベストセラーズ(ゲーム関連書籍部門)
「/トーハン調べ」
1. おいでよ どうぶつの森 ファミ通書籍編集部 エンターブレイン
かんぺきガイドブック
2. おいでよ どうぶつの森 Nintendo DREAM編集部編 毎日コミュニケーションズ
3. ポケットモンスターDP Nintendo DREAM編集部編 毎日コミュニケーションズ
シナリオクリアBOOK
4. FF12 ファーストフライトガイド Vジャンプ編集部編 集英社
5. ポケットモンスター DP 元宮秀介&ワンナップ編著 メディアファクトリー
公式ぼうけんクリアガイド
/トーハン
《animeanime》