米国のアニメ専門チャンネル プエルトリコに進出(12/14)
米国最大の日本アニメ専門チャンネルであるアニメネットワークは、12月13日にプエルトリコの2大ケーブル会社のワン・リンクとリバティ・ケーブルテレビジョの2社とアニメネットワークチャンネルの提供で合意した。
今回の契約でアニメネットワークは、同国の全世帯
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今回の契約でアニメネットワークは、同国の全世帯の2/3(17万8千世帯)を視聴可能世帯とする。
アニメチャンネルは、米国では数少ない日本アニメの専門チャンネルである。大手の日本アニメ流通会社ADヴィジョンが自社グループ事業の一貫として行っており、放映番組の多くも同社がライセンス持つ作品から提供される。
また、アニメネットワークのサービスには、一般の有線ケーブルテレビによる番組配信のほかにビデオ・オン・デマンドが含まれている。
今回の提携はアニメネットワークにとっては、初の国外進出になる。アニメネットワークは今年に入ってから米国全域で、急速に視聴可能世帯を拡大している。既に米国全体で4000万世帯がアニメチャンネルを視聴することが可能である。
米国での日本アニメ専門チャンネルには、アニメネットワークのほかに、別の大手アニメ流通会社ファニメーションが運営するアニメーション・チャンネルがある。
こちらの本格的な事業開始は2005年で、アニメネットワークに対して後発となっている。しかし、2006年になって急激に視聴可能世帯を拡大している。
アニメネットワークの事業の活発化は、こうした強力なライバルの出現に刺激された面も強い。また、ADヴィジョングループ全体にとっては、収益構造の多角化戦略も含まれているだろう。
アニメDVD販売だけでなく放送事業を展開することで、自社の持つライセンスのより効率的な運用という意味合いが強そうだ。
/アニメネットワーク
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《animeanime》