立喰師列伝 カタロニア映画祭に出品(9/28)
独特の映像表現で大きな話題となった押井守監督の『立喰師列伝』が、カタロニア映画祭の名前で知られるシッチェス国際映画祭のアニメーション部門に正式出品されることになった。
映画祭はスペインのバルセロナ市で開催され、今年で39回目を迎える。同映画祭はファ
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映画祭はスペインのバルセロナ市で開催され、今年で39回目を迎える。同映画祭はファンタジー分野に特化した映画祭として広く知られており、専門映画祭のなかでも世界的に評価が高い。
カタロニア映画祭では近年アニメーション作品、とりわけ日本のアニメに大きな関心を向けている。昨年のアニメーション部門では上映作品4作品のうち3作品までが日本のアニメ『東京ゴッドファザーズ』、『スチームボーイ』、『ファイナルファンタジーⅦ アドベントチルドレン』だった。
また、2004年には『ハウルの動く城』が上映され観客賞も受賞するなど、日本アニメになじみが深い映画祭でもある。
今年も『立喰師列伝』のほかに、『銀色の髪のアギト』(杉山慶一監督)、『時をかける少女』(細田守監督)、『パプリカ』(今敏監督)の3作品の上映が決まっている。いずれも今年日本で上映され話題になった作品で、さながら日本アニメ映画特集の趣を見せている。
さらに日本の人形アニメーションを代表する川本喜八郎監督の『死者の書』も加わり、日本から出品は5作品になる。長編アニメーション部門の残りの上映作品は、アメリカのChristiane Cegavske氏の『Blood Tea and Red Strings』なので、今回も6作品のうち5作品までが日本の作品ということになる。
一方、ヨーロッパのアニメーションは『Princess』(Anders Morgentahlers)と『Renaissance』(Christian Volckman)がファンタステック公式部門に、『Scanner Darkly』(Richard Linklater)がプレミア部門で上映される。日本アニメとこうしたアニメーション作品は有る程度住み分けが、進んでいるようだ。
/第39回シッチェス・カタロニア国際映画祭
/立喰師列伝公式サイト
《animeanime》