
今回のコレボレーションでは、日産が開発した2台のコンセプトカー日産「スポーツコンセプト」とインフィニティ「クラーザ」が、重要な役割を担って『攻殻機動隊S.A.C S.S.S』の劇中にデザインもそのままで登場するのだ。
未来都市のなかで次世代をテーマにした実在の車が活躍する、まさにSFの世界が実現するユニークな企画となっている。
今回の試みは、アニメの世界と自動車の世界の全く異なった世界の一見奇妙なコラボレーションに見えるかもしれない。
しかし、自動車もアニメもいまや日本代表する輸出産業である。そして、両社ともその産業を代表する企業であることが共通点である。
また、高い技術力と品質で海外の顧客にアピールすることも両社に共通している。そうした意味では両社は意外に近いスピリットを持っており、それが両社を引き合わせたのかもしれない。

特別展示は今回のコレボレーションの主役となった日産「スポーツコンセプト」のほか、解説パネル、作品の原画や絵コンテの展示が行われる。
また、『攻殻機動隊S.A.C S.S.S』の本編予告編映像が放映されているのも注目である。映像と制作資料、そして作品に登場するコンセプトカーとでいち早く作品の世界を味わうことが出来るだろう。
さらにその後は、8月19日、20日に幕張メッセで開催されるC3×HOBBY キャラホビ2006でも、このコンセプトカーは登場予定である。
実際の作品は9月1日からスカイパーフェクトTV!のパーフェクトチョイスで放映され、そこで視聴することが出来る。
また、11月24日からは様々な特典をパッケージしたDVDの販売もされる。

(c)士郎正宗・ProductionI.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会
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