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金山氏は『あしたのジョー』や『超電磁マシーンボルテスV』などで知られるベテランアニメーターで、26歳で虫プロに入社して以来、今日まで40年近くにわたりアニメ作画の世界にかかわってきた。日本アニメの創成期に多くの作品で活躍したほか、虫プロ退職後は、主に日本サンライズ(現サンライズ)の仕事を多く手掛けた。
主な仕事に『わんぱく探偵団』、『超電磁ロボコンバトラーV』、『機動戦士Zガンダム』の作画監督など数多くの人気作品が含まれている。また、最も人気のあるアニメーターの一人である。
しかし、今回の展覧会はそうしたアニメのための絵でなく、金山氏によるオリジナルの絵画が展示される。少年時代の心象風景から、昨年訪れたパリの印象、シュールレアリズムな表現など、その世界は非常に多彩である。
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今回の展覧会は、まさにそれを実現した企画と言っていいだろう。これまで以上に金山氏のアートの世界を知る機会となると伴に、アニメの世界を離れたアーティストとしての氏に触れることが出来るだろう。
(C)金山明博
期間:8月2日から13日(7日休み)
場所:埼玉県狭山市 ギャラリー麦(西武新宿線新狭山駅徒歩2分)
詳細は下記pdfを参照ください
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