ギャガ アニメ製作に進出 第1弾はNIGHT HEAD(5/9)
映画の製作・流通のギャガ・コミニケーションズは、新たな映画事業として同社初のアニメ製作『NIGHT HEAD GENESIS』の映像化に取り組む。これは同社が2005年から進めている映画自社製作プロジェクトの一環で、製作資金は昨年USENと大和証券SMBCが設立した総合
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『NIGHT HEAD GENESIS』は、1990年代にテレビ放映された人気SF作品『NIGHT HEAD』のリメイクである。今回はアニメで製作することで、実写では難しいアニメならではの表現を実現する。
また、かつてのコアなファンを取り込むだけでなく若年層を初め幅広い年齢層をターゲットとし、前作を越えるヒットを目指すとしている。さらに、世界的に評価が高いアニメを用いることで、海外市場の開拓も目指す構えである。
『NIGHT HEAD』は1990年に、斬新な映像と表現でカルト的な人気を集めた。当時、この作品の主演をきっかけに武田真治や豊川悦司といった人気スターが生まれた。今回、武田真治はオープニングナレーションを務める。監督は『劇場版ベイブレード』の総監督などの竹内啓雄が行う。
総合コンテンツファンドは、アニメだけでなく映画・ドラマ・音楽・携帯コンテンツへの投資を目的にUSENと大和証券SMBCが50%ずつ出資して設立した。ファンドは最大300億円までとされており、 USENグループのインターネットの無料配信事業であるGyaOや音楽会社エイベックス、今回のギャオなどとの連携を目指している。
実際に『NIGHT HEAD GENESIS』は、GyaOでの無料配信も視野に入っている。さらに、今年3月にUSENと業務提携を発表したライブドアとも連携して、ライブドア内で公式ブログを開設するなど従来の枠組みから広がった展開をする予定である。
ギャガは、今後はさらに映画の自社製作を進め、世界市場を視野に入れたコンテンツの流通を目指すとしている。
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《animeanime》