米国産アニメ カッパマイキー第2シーズン決定(4/9)
米国初の米国人によるアニメを謳い文句に制作された『カッパ・マイキー』のビジネスが好調である。先日、フランス・カンヌで開催されたMIPTVの会場で、MTVとニックトゥーン、それに同作品の制作会社アニメーション・コレクティブは、『カッパ・マイキー』の第2シーズ
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『カッパ・マイキー』は、アメリカでは既にファーストシーズン26話がニックトゥーンでテレビ放映を開始している。また、ニコロデオン・インターナショナルを通じてアジア、ヨーロッパの各国での放映も決定している。
『カッパ・マイキー』は、その物語が全編にわたって日本アニメのパロディとなっているほか、アニメーションのスタイルに大きく日本アニメを取り入れていることで話題になっている。今シーズン、アメリカの大手子供チャンネルのニックトゥーンは、この作品を米国初の「ANIME」作品として同局の目玉番組に売り出した。
番組は2月25日に放映開始をされたが、視聴率は好調だという。また、世界各国での放映ライセンスの販売も好調で、早くも第2シーズンの制作発表となった。
アメリカのテレビアニメーションは、通常1クール(13話)か2クール(26話)の契約で制作を開始する。そのうえで人気を見ながら13話、あるいは26話づつ契約更新を重ね、人気作品が長寿番組へと成長して行く。
今回の『カッパ・マイキー』の52話までの契約決定は、作品の製作に携わるMTVとニックトゥーンが作品に対する自信を深めている現れといえる。
一方で、日本の制作による日米合作アニメの『IGPX』の第2シーズンも、今年の5月に米国カートゥーンネットワークで放映される。こちらは、日本では既にテレビ放映されている14話以降の13話になる。放映時間帯も土曜日の10時からと恵まれた時間帯である。
昨今、日本アニメが一般化するに連れて、日本アニメスタイルを米国文化に取り入れる動きが強まっている。そのなかでカートゥーンの中に日本アニメを盛り込む『カッパ・マイキー』と日本アニメをアメリカ向けに作る『IGPX』は、対照的な動きといえる。
今後、このふたつがアメリカ市場でどのように評価されるかによって、今後の日本アニメの米国における動きも大きく変わって来るだろう。
/カッパ・マイキー公式サイト
/MIPTV
/MTV
/ニックトゥーン
/アニメーション・コレクティブ
/IGPX公式サイト
《animeanime》