アニメコン.com 北米のアニメコンランキング発表(1/3)
アメリカのアニメイベント情報サイトのアニメコン.comは、2005年のアニメコンベンションの参加人数ベスト10を発表している。同サイトによれば、全米最大のアニメイベントは参加者3万3000人、カリフォルニア州のアナハイムで開催される老舗のアニメエキスポである。
ニュース
イベント
注目記事
-
2025年冬アニメ、一目惚れした男性キャラは? 3位「SAKAMOTO DAYS」坂本太郎、2位「薬屋のひとりごと」壬氏、1位は…
-
日岡なつみ、倉持若菜ら声優とプロデューサーが研修生の疑問に一問一答! 声優に求められる能力とは?座談会インタビュー【PR】
ボルチモアのオタコンは、市とコンベンション会場から参加人数2万2000人までの上限規制を受けながらも2位となった。このふたつのイベントが他のイベントを参加人数で大きく引き離している。
3位以下は、テキサス州ダラスのAコン(参加者10434人)、4位アニメセントラル(シカゴ地区・10434人)、5位アニメノース(カナダ・トロント9500人)、6位アニメウィークエンド(アトランタ・7505人)、さらに7位アニメボストン(ボストン・7500人)、8位ファンニメコン(シリコンバレー・6580人)、9位カツコン(ワシントンDC地区・5700人)、10位サクラコン(シアトル・4745人)と続いている。
アニメコン.comによれば2004年に較べて、アニメセントラルとアニメノースが順位を入替え、さらにファンニメコンとサクラコンが2つづつランクを落とした。一方、アニメウィークエンドが1ランクアップ。参加者人数の上限規制の撤廃がされたアニメボストンが、一気に3ランクアップした。
アニメコン.comは、2005年のアニメコンベンションは全般に好調で、2006年についても明るい見通しを持っている。しかし、コンベンションの急増により独立記念日には数多くの大手コンベンションの開催がぶつかり合うことに懸念を示している。
今回の発表から伺える参加者の人数の増加は、近年の変わらぬ傾向で驚きはない。しかし、コンベンションの参加者人数順位の変動は、北米における日本アニメの人気の拡散を示しており興味深い。
アメリカ版おたくが多いとされるシリコンバレー(サンノゼ)地区のファンニメコンやシアトルのサクラコンが順位を落とし、人口の密集地であるボストンやアトランタ、トロントといった地区のコンベンションが成長を示している。
北米ではアニメが濃いオタクの手から、同じおたくでも少し大衆化した層に移りつつあるのかもしれない。あるいは西海岸や東海岸の一部地域に固まっていた日本アニメ・マンガのファンが、人口比率に応じて北米全域に拡散しつつあるとも言えるだろう。
/アニメコン.com
/Largest anime conventions of 2005
/アニメエキスポ
/OTAKON
/Aコン
/アニメセントラル
/アニメノース
《animeanime》