ノイタミナ第3弾は 天野喜孝キャラで(12/5) | アニメ!アニメ!

ノイタミナ第3弾は 天野喜孝キャラで(12/5)

 毎日新聞によると、フジテレビは木曜日の深夜に設けている、アニメ放映枠「ノイタミナ」の第3弾を決定した。作品は「四谷怪談」、「天守物語」、「化猫」といった日本怪談の古典を基に作るホラーアニメ「怪(あやかし)」で、来年1月12日より放映する。
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 毎日新聞によると、フジテレビは木曜日の深夜に設けている、アニメ放映枠「ノイタミナ」の第3弾を決定した。作品は「四谷怪談」、「天守物語」、「化猫」といった日本怪談の古典を基に作るホラーアニメ「怪(あやかし)」で、来年1月12日より放映する。
 キャラクターデザイン原案は、『ファイナルファンタジー』シリーズやSF小説の挿絵などで人気の高い天野喜孝氏が手掛ける。

 「ノイタミナ」は、従来のアニメファンだけにとどまらない若い女性を狙って、今年4月よりフジテレビが放映を開始している。放映時間が深夜0時30分となっており、通常の深夜アニメよりも早い時間帯の放映が特徴である。深夜族やDVDレコーダーの録音を前提にしたアニメ作品の放送のビジネスモデルと一線を画している。
 実際に、第1弾の羽海根チカ原作「ハチミツとクローバー」や第2弾の矢沢あい原作の「パラダイスキス」は、当初想定していた若い女性からさらに広がった視聴者を獲得し、この時間帯としては高い視聴率を収めこれまでのところ成功している。

 今回、第3弾の企画は、これまでの少女マンガ原作という枠をさらに飛び出すことになった。これはホラー作品好きの若い女性を視聴者に確保するという従来の路線に加えて、前2作の成功を踏まえ、さらに広い一般視聴者を捕まえたいという狙いがあると思われる。
 制作アニメ本数の増加により、深夜アニメを放映してDVDの販売で収益を確保するビジネスモデルの今後に対する疑問が投げかけられる中で、ノイタミナの成功と挑戦はアニメビジネスの新たな可能性を示しているといえるだろう。

毎日新聞の記事 /フジテレビ:「ノイタミナ」第3弾はホラー FFの天野喜孝がキャラ原案
/フジテレビ 
/天野善孝オフィシャルサイト 

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