劇場版Zガンダム第2部 上映日決定
好調な興行を続けている劇場版『機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者‐』だが、公式ホームページにて第2部の公開日が発表された。『機動戦士Zガンダム‐恋人たち‐』と題された第2部は、本年秋の2005年10月29日(土)に公開される。既に、前売り券は劇場で発売されており、
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映画興行は公開時期によっても左右されるが、今回の第1部『星を継ぐ者』の5月28日公開は商業的な成功を目指すのに適した公開時期とはいえなかった。映画興行おいて理想的な興行時期は言うまでもなく、正月、ゴールデンウィーク、お盆である。学生を中心とする若年層の観客が期待出来るアニメ作品であれば、春休み、夏休みも加えて良いだろう。
しかし、『星を継ぐ者』はこのいずれにも当てはまらない。少ない劇場数や劇場のキャパシティーと同様、配給を手掛ける松竹のこの作品に対する期待値の低さの現われだったといえる。
今回の第2部『恋人たち』の公開時期も『星を継ぐ者』と同様のことがいえる。だが、こうした公開日設定の難しさは映画興行の現状も影響している。近年、邦画興行の好調な結果、アニメを含めた邦画の制作本数や封切本数が増えているからだ。それは、コンテンツビジネスブームの盛況により多くのコンテンツ制作を手掛けたいという企業の思惑もある。
こうした状況の中、興行劇場を押さえるのに苦労する邦画のケースが増えているという。Zガンダムの公開時期も、こうしたあおりを受けた可能性が高い。しかし、今回は一部の作品を除けば同時期公開映画の多くが観客にアピール魅力にかけたことで、『Zガンダム』は興行ランキング上位に浮上した。このため大きな話題になるなど、ケガの功名ともいえる結果になった。
10月の公開日は、公開前にはほぼ内定済であったことを考えると、むしろ気になるのは第3部の公開日である。2006年の2月以降との話も流れているが、出来れば春休みを期待したい。3部作の最後、とりわけラストが変わるかもしれないという話題性も考えれば今回ヒットした第1部以上に観客を呼べるのでないだろうか。
/機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者‐公式サイト
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