夏アニメ『無職転生III ~異世界行ったら本気だす~』は2026年8月16日24時より第8話「空中城塞」を放送。新章「ケイオスブレイカー編」に突入に、「待ちに待ってました。ここからずっと面白いです」「ペルギウスおじ待ってた~」など期待の声が寄せられていました。
理不尽な孫の手さんが2012年から小説投稿サイト「小説家になろう」で連載した『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』は、ゲームやネットに明け暮れる34歳引きこもりのニートがある日、少年ルーデウス・グレイラットとして異世界で生まれ変わる物語。前世の記憶と後悔を糧に、新しい人生を本気で生きる大河ファンタジーです。
TVアニメは第1期が2021年1月より放送開始。2023年7月から第2期「泥沼編」「ラノア魔法大学編」「転移迷宮編」と描かれ、2026年7月5日から始まった第3期はかつてルーデウスと一緒に旅をしたエリス・グレイラットの鍛錬の日々を中心に描く「エリス修行編」から始まり、甲龍王ペルギウスの登場する新章「ケイオスブレイカー編」へ。
※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。
甲龍王ペルギウスの空中城塞へ
自分がいた世界へ戻る方法を研究するラノア魔法大学特別生・ナナホシに同伴する形で、甲龍王ペルギウスとの謁見に臨むことになったルーデウスたち。ペルギウスは12体の使い魔を操り、古の空中城塞を復活させ、かつて仲間とともに魔神ラプラスを封印した英雄です。
ペルギウスが拠点とする空中城塞は予告で「わくわくペルギウスランド」と揶揄されていましたが、決してアミューズメントパークではありません。
空中城塞へ向かうため、ナナホシが笛で「光輝のアルマンフィ」を呼び出します。転移事件の直前、ルーデウスや剣王ギレーヌの前に現れた男です(第1期第8話「ターニングポイント1」参照)。
視聴者たちは「何十話ぶりのアルマンフィさん」「アルマンフィさん久々の登場だ!」と懐かしい顔に喜びます。ちなみにアルマンフィの声を担当するのは河西健吾さんですが、キャスト発表は2021年2月まで遡ります。
今回ナナホシが連れてきたのはルーデウスのほかに、ロキシー、シルフィエット、アスラ王国第二王女のアリエル、シーローン王国第三王子のザノバ、ルーデウスとともにラノア魔法大学に入学したエリナリーゼなど総勢8名。人数は問題ありませんでしたが、「魔族はダメだ」とアルマンフィ。寛大な甲龍王でも魔族は嫌いだそうで……。
「大丈夫です。こういったことには慣れていますから」と長命な魔族・ミグルド族のロキシーが言うと、「お土産もらってくるから」とフォローするルーデウス。「寛大なお方なのに……?」「ペ様これはコンプラ案件か……?」「なんで、ロキシーだけ可哀想だろ!!」今回はもうロキシーの姿が見れないことでもあるので、ネット上は不満気味です。
ロキシーはお留守番ですが、空中城塞「ケイオスブレイカー」へレッツGO!
空中城塞「ケイオスブレイカー」
ペルギウスの転移魔法で一瞬で空中城塞に着いたルーデウス御一行。そこは雲の上、遥か下の眼下には広大な土地が広がります。「我らが空中城塞からの風景はお気に召していただけたでしょうか?」と現れたのは、ペルギウスの第1のしもべ・空虚のシルヴァリルでした。

シルヴァリルが空中城塞を案内しながら、各種クレジットとともに大原ゆい子さんの歌う新オープニング曲「光の唄」も披露されました。そして一行が大きな門をくぐると、シルヴァリルがある質問をするのです。
「ヒトガミという名前に、聞き覚えはありますか?」
久しぶりに出てきたその名前。「その質問は……」「ヒトガミ診断はもう怖いですね」「そういや最近ヒトガミ出てこないな」「ヒトガミに関するその質問にうかつに答えたらコロされかけた過去あるから…ビビるよ」ネット上に戦慄が走ります。
少年時代に同じ質問をされて「あります! たまに夢に出てきて……」と無邪気に言ってしまい、ルーデウスは死にかけたことがありました(第1期第21話「ターニングポイント2」参照)。

「いえ、ありません」シルフィエットが答えます。「ではその名前を聞いて、怒りや殺意が湧き出してきたりはしますか?」シルヴァリルに続けて問われ、「しません」「俺も同じです」シルフィエットとルーデウスの返事で、今度は事なきを得ました。
「アニメではこういう城なのか」「想像の100倍広かったお城」「ラピュタはここにあったんだ!」原作を読んでいても読者は想像するしかなかった空中城塞、映像になって私たちの前に現れました。みんな大興奮!

甲龍王ペルギウス・ドーラとの謁見
ついにご対面です。「我が甲龍王、ペルギウス・ドーラである」と眼光鋭く、威厳を放つペルギウス。顔なじみのナナホシとの会話が終わると、それぞれの自己紹介タイムが始まります。
最初はアリエルですが、「ここに来たのは、あわよくば我が力を借りようとしてか?」とペルギウスは手厳しい応対。続くルーデウスには「貴様を転移させるのには少々骨が折れたぞ」と切り出し、さらに「貴様の魔力はラプラスを彷彿とさせる。その虫唾の走る魔力をこの城内で使おうとは考えぬことだ」と釘を刺します。
ナナホシが助け舟を出し「もう少し優しくしてやってくださいませんか?」とお願いすると、「ならば優しくしてやろう。ナナホシの協力者よ、貴様の望むものはなんだ?」とペルギウス。ルーデウスは母・ゼニスの病気について尋ねるのでした。

ペルギウスは一通り話終えると「詳しいことは我も知らぬ。だが、かつて似たような運命をたどった女なら知っている」とエリナリーゼの名を挙げるのでした。エリナリーゼに「詳しい話は、あとで聞かせてください」と伝えるルーデウス。
そしてザノバ。1冊の書物を手にながら、表紙にある紋章について「ご存知ありませんか?」と質問。それは城塞の門、謁見中の部屋の壁などにある紋章に酷似していました。ペルギウスは「知っている。狂龍王カオスのものだ」と答えますが、カオスは数十年前に他界しており、喜びも束の間、肩を落とすザノバ。
しかし書物を見つけた経緯を明かすザノバを「貴様は芸術をわかる者のようだな」とペルギウスは気に入り、「この城の宝物殿にもカオスの作品はいくつかある。あとで見せてやろう」とうれしい言葉をいただきます。ありがたき幸せなザノバ。
「ザノバ肝が座ってるなぁ」「全くブレない」「通常運転ザノバさん」「ペルギウスに気に入られたぞ!」「ザノバさんとの会話が今の所楽しそうなペルギウスさん」安定のザノバ、ペルギウスの対応に視聴者たちもびっくりです。
最後にシルフィエットが質問しようとすると、逆にペルギウスから「質問の前に一つ答えよ。貴様ら、息子はいるのか?」と問われます。「娘だけですけど……」シルフィエットが答えると、もし今後息子が生まれたらペルギウスが名前を授けてくれるそうです。
「ペルギウスさんめちゃくちゃ怖い人やと勝手に思ってたけどなんか寛大でいい人」「強面だけどいい奴そうで一安心」「ちゃんと全員の名前と望むものを聞くペルギウス様。寛大だ」「大英雄だけど割と気さくで人間らしい感情もあるお方なのよね」意外な心配りも見せたペルギウス、ネット上は胸をなで下ろしました。
シルフィエットは転移事件について質問しますが、「あれは人為的なものではない。偶然起きたものだ」とペルギウス。
エリナリーゼの独白
「200年ほど前、迷宮から救出されたわたくしは、記憶も感情も失っていましたわ」謁見が終わり、ルーデウスと二人になったエリナリーゼが語り出しました。エリナリーゼはかつて、ルーデウスの母・ゼニスと同じような境遇だったのです。救出後はエルフの集落に預けられ、数年後には感情も戻り、集落の男性と結ばれ、記憶は戻らなくても幸せに暮らしていたのですが……。
「それからはいろいろなことがあったけれど今はこうして冒険者をやっている、というわけですわね」エリナリーゼの長い独白に言葉を失うルーデウス。
第2期最終話となった第22話「親」でのエリナリーゼの台詞を思い出す視聴者もいました。迷宮でゼニスを救い出す案を練る中で「わたくしも今のゼニスと似たようなことになった人物を知っていますけど、ちゃんと今も生きていますわ」としれっと話していたのです。でもそれは実は自分のこと……。
なんちゃって和風定食
結局ゼニスについて進展はなかったものの、ルーデウスはナナホシたちと召喚魔術の授業を受けたり(教師はシルヴァリル)、アルマンフィが材料を手に入れてきてくれるというので「なんちゃって和風定食」を作ってもらったり。
ナナホシは焼き魚に添えられたみそ汁に「だしも取ってないじゃないの……」とブツブツ言いながらも、目から涙がこぼれます。ルーデウスの前世の男にとっても「実際、おいしくはなかった」けれど、懐かしい味に手が止まらない二人。
「料理めっちゃリアル」「日本食っぽいもの」「たまにはこういうのも食べたいよな」「数年ぶりの日本食。自分も泣きそう」「たった一人、長い長い時間を過ごしてきたからね、ナナホシ」「ぽろぽろ泣き出しちゃったの見てて胸がキュってなった…」優しく見守る声が寄せられていました。「ごちそうさま、でした」と手を合わせるナナホシに満足そうなルーデウス。

壁画にヒトガミ?
昼食後、ザノバとクリフが見つけた地下への入り口の奥で、巨大な壁画を目にするルーデウス。どこかで見たことがある気もする物語が描かれていました。ペルギウスによれば、城塞を手に入れた時から残されていた壁画ですが「胸クソ悪さを感じてしまう」そうです。
壁画を後にするルーデウスたちですが、ネット上は「なんか壁画にヒトガミみたいなのいたよね???」「古龍の昔話… いやちょっと待てヒトガミ描かれてる?????」などざわつくのでした。
夜になり、愛妻シルフィエットと二人きりの時間を過ごすルーデウス。ナナホシの故郷の料理を食べたことを明かすと「ルディってナナホシとずいぶん仲いいよね」と指摘され、視聴者はそのシルフィエットの表情に「やきもちシルフィかわいい」「嫉妬シルフィかわいいんだよねえ」。
原作者・理不尽な孫の手さんは自身のSNSに「シルフィはナナホシが嫌いなわけではないです」など書いていました。
するとノックが聞こえ、ドアの向こうにはナナホシが。相変わらず咳をしています。シルフィエットに解毒してもらおうとやってきたのですが、魔力で治る気配もなく、咳は悪化するばかりか、ナナホシは血を吐いて……。
「喀血は…まずい…」「やばい状況になってきたな」「シルフィエットの解毒魔法は、ナナホシにとっての毒?」「アカン!死ぬなナナホシ!まだ現代にだって帰れていないのに!!!!!」「ナナホシ吐血、思ったより盛大な量だな……」
ナナホシはどうなってしまうのでしょうか。新章「ケイオスブレイカー編」波乱が起きそうです……。
以上、第8話「空中城塞」のまとめでした。次回のサブタイトルは「慟哭(どうこく)」です。
「次回のサブタイ慟哭は不安すぎるだろ」「意味調べたらやばいやん!」「不穏な空気漂ってきたな」視聴者は不安を隠せません。第8話放送前にAbemaが放送した「新章突入特番」も無料アーカイブが1週間限定で公開中です。
『無職転生III ~異世界行ったら本気だす~』は、毎週日曜24時00分からTOKYO MX、BS11にて放送。同24時45分からKBS京都、同25時30分からサンテレビ、毎週火曜日22時30分からAT-Xにて順次放送。ストリーミングはABEMA、dアニメストアが毎週日曜24時00分から地上波同時・最速配信開始。各配信サイトの見放題サービスでも順次配信開始になります。
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原作:理不尽な孫の手(MFブックス/KADOKAWA刊)
キャラクター原案:シロタカ
原作企画:フロンティアワークス
監督:渋谷亮介
シリーズ構成:渋谷亮介、谷内直人
キャラクターデザイン:嶋田真恵、古川良太
総作画監督:中野圭哉、嶋田聡史
美術監督:三宅昌和
色彩設計:土居真紀子
撮影監督:頓所信二
編集:三嶋章紀
音響監督:明田川 仁
音響効果:上野 励
音響制作:マジックカプセル
音楽:藤澤慶昌
オープニングテーマ:大原ゆい子「決意の唄」大原ゆい子
エンディングテーマ:中島美嘉「祈り、終われば」
プロデュース:EGG FIRM
アニメーション制作:スタジオバインド
<キャスト>
ルーデウス・グレイラット:内山夕実
シルフィエット・グレイラット:茅野愛衣
ロキシー・M・グレイラット:小原好美
ザノバ・シーローン:鶴岡聡
アリエル・アネモイ・アスラ:上田麗奈
クリフ・グリモル:逢坂良太
エリナリーゼ・D・グリモル:田中理恵
ナナホシ・シズカ:若山詩音
ペルギウス・ドーラ:小山力也
空虚のシルヴァリル:恒松あゆみ
光輝のアルマンフィ:河西健吾
前世の男:杉田智和
(C)理不尽な孫の手/MFブックス/「無職転生III」製作委員会

