数々の漫画賞を受賞した話題の歴史マンガ『天幕のジャードゥーガル』のTVアニメが、テレビ朝日系全国24局ネット“IMAnimation”枠およびBS朝日ほかにて放送中。トマトスープによる原作マンガ(秋田書店「Souffle(スーフル)」連載)をもとに、13世紀のモンゴルを舞台にした、元奴隷の少女・シタラが帝国を揺るがす物語が描かれている。
激動の時代を生き抜く人々の姿を描く本作で、シタラに深い愛情を注ぐファーティマを演じる桑島法子にメールインタビューを実施。原作を読んだ際の印象から、ファーティマという人物の魅力、そして血のつながりを超えて育まれるシタラとの絆について語ってもらった。
◆「シタラを強くするように」ファーティマに込めた“愛”

――『天幕のジャードゥーガル』の原作を読まれた際の印象を教えてください。
桑島法子(以下、 桑島 )子どもの頃に夢中になって読んだような、どこか懐かしくも可愛らしい絵柄なのに、作品の根幹部分は実在した女性をモデルに運命に翻弄されるダークさも描いていて、そのギャップに引き込まれました。
――ファーティマという人物を最初にご覧になったとき、どのような印象を抱かれましたか?
桑島この時代の女性としてはとても恵まれていて、聡明で、良い人。
――ファーティマは知性を兼ね備えながら、シタラを我が子のように慈しむ深い愛情を持った人物です。演じるうえで特に大切にされたポイントを教えてください。
桑島シタラにとって奥様(ファーティマ)は、唯一、愛をくれた人ではないかと思うんです。彼女がこの先、この家での日々を、楽しかったうれしかったと振り返れるように“愛”をこめて話しかけました。その思い出が、シタラを強くするように。
◆「こうありたいと思う女性」桑島法子が感じたファーティマの魅力

――ファーティマとシタラの関係性について、桑島さんはどのように捉えていますか? 血のつながりを超えた二人の絆について感じることがあれば教えてください。
桑島ファーティマには息子はいますが、娘はいません。シタラと接するうちに、彼女を気に入り、本当の娘のように思っていたでしょう。シタラもそれは感じてくれて、お互いに思い合っていた。
――本作ではさまざまな形の“母性”や“家族の在り方”が描かれています。ファーティマという役を通して、改めて感じたことや考えさせられたことはありましたか?
桑島血がつながっていなくても、大切に思い合うことはできる。この時代に女性として生きることの難しさもありながら、ファーティマのように真実を見て、知を生かして愛情深くいることは凄いことだと思いました。こうありたい、と思う女性ですね。
――後に、放送を楽しみにしているファンの皆さんへメッセージをお願いします。また、まだ見ていないファンのみなさんには、ファーティマのどんなところに注目してほしいですか?
桑島第1回の放送から衝撃的な展開になりますが、どうか最後まで見届けてください! シタラとの何気ない日常シーンが宝物です。あとは、まだ見てない方はぜひ見てください! これ以上は言えません(笑)。

■TVアニメ『天幕のジャードゥーガル』
テレビ朝日系全国24局ネット"IMAnimation"枠・BS朝日ほかにて好評放送中!

【スタッフ】
原作:トマトスープ『天幕のジャードゥーガル』(秋田書店「Souffle」連載)
総監督:山田尚子
監督:Abel Gongora
シリーズ構成:加藤還一
キャラクターデザイン・作画チーフ:吉田健一
演出チーフ:藤倉拓也
美術監督:樺澤侑里
色彩設計:今野成美
撮影監督:高橋直希
編集:廣瀬清志
音楽:日野浩志郎
音響監督:小沼則義
アニメーション制作:サイエンス SARU
【キャスト】
シタラ:関根明良
ドレゲネ:小清水亜美
ファーティマ:桑島法子
ムハンマド:齋藤 潤
オゴタイ:下野 紘
トルイ:鈴木崚汰
シラ:入野自由
チャガタイ:浪川大輔
ジュチ:野島健児
ソルコクタニ:久野美咲
モゲ:朝井彩加
キルギスタニ:新谷真弓
ボラクチン:????
●オープニングテーマ:SEKAI NO OWARI「Stella」
●エンディングテーマ:女王蜂「星」
(C)トマトスープ(秋田書店)/天幕のジャードゥーガル製作委員会

