アニメ『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』の特別番組「『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』特別番組~ABEMAの特番で語り合うさんにん~」が2026年7月4日(土)20時30分より、独占無料放送され、役作り&アフレコ裏話がたっぷりと語られた。

漫画『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』は2022年3月9日から原作者・地主のTwitter(現 X)上にて連載され、第1話は累計28万いいねを獲得、大きな話題となり現在は月刊「ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス刊)にて連載中。「次にくるマンガ大賞 2022」Webマンガ部門では1位となり、単行本は累計部数300万部を突破している。(2026年1月時点)
社畜街道をひた走る、くたびれ中年男性の佐々木。彼のひそやかな癒しといえば、日ごろから愛煙する煙草と、行きつけのスーパーで働く女性店員・山田さんのにこやかな接客くらい。仕事に疲れたある夜、癒しを求めてスーパーに向かうが、目当ての山田さんはおらず、今どき煙草を吸える場所もなし...。意気消沈した佐々木に「ここなら吸える」と声をかけてきたのは、すこし奇抜な服装をした田山という女性だった――。
スーパーの裏の喫煙所で、なんてことのない会話を織りなす佐々木と田山。ふたりの関係性をひとつの言葉ではっきりと言い表すのはむずかしい。そんな彼らが紡ぐ大人のドラマ。
このたび、本作の特別番組「『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』特別番組~ABEMAの特番で語り合うさんにん~」が、2026年7月4日(土)20時30分より独占無料放送された。本番組には、佐藤拓也(佐々木役)、星希成奏(山田/田山役)、高橋伸也(鈴木役)らメインキャスト陣が出演。作品やキャラクターの魅力を深掘りしたほか、お気に入りシーンをもとにした振り返りトークや、ココアシガレット片手に語り合う特別企画などで、作品の魅力を1時間たっぷりと放送された。

番組ではまず、原作を読んだ時の印象についてトーク。佐藤は「1話を読み終わった段階で“どうなるんだ?”ってどんどん引き込まれて。今では最新刊が早く出ないか待ち遠しくて仕方がないです。もうファンです!」と熱弁。星希も「愛とか友情とか、色んな言葉では表せない、大人ならではの距離の詰め方や取り方が細やかに描かれています」と本作の魅力を語った。
続くキャラクター紹介では、佐藤が演じる佐々木について「こんなにも実年齢に近い役がなかったので、親近感を持って演じていました」とコメント。一方で、佐々木がいつも通りに紡ぐ何気ない言葉が、ふと田山の胸に沁みる場面では、芝居が“決め台詞”のように聞こえすぎないよう苦戦したことも告白。何気ない一言だからこそ自然に相手へ届く、佐々木らしい空気感を表現するため、「収録しながら心を砕いたところです」とアフレコを振り返る。

また、山田/田山という二面性を持つキャラクターを演じる星希は、「声色や声の出し方がガラッと違うので、気持ちを作ってから音を出すようにしていた」と役作りを回顧。看板店員としての“山田”ではアイドル性を意識し、田山では力が抜けた時に出る息遣いや声のニュアンスを大切にしたと語る。

さらに、佐々木の同僚・鈴木を演じる高橋は、アドリブについて問われると「台本どおりです!」と主張。しかし星希から「台本は変えていないのに、めっちゃ入れてくるんです」とツッコミが入り、佐藤も「あと1秒こぼれたらOPいっちまうぞってくらいギリギリまで入れ込むので、爪痕の残し方がエグい!」と語り、スタジオは笑いに包まれた。
続いて番組では、ABEMA限定先行配信版で配信されたシーンの中から、キャスト陣がお気に入りシーンをセレクトし、作品の魅力を振り返った。
なかでも3人全員が選んでいたことが明らかになったのが、第2話で佐々木が田山を慰めるシーン。スーパーのお客さんから「朗らかに接客してるのに、タバコの匂いがしてがっかりした」とクレームを受け、落ち込む田山に対し、佐々木が「さびしいね。違う面を知った途端……素敵だと思ってるその人を信じられなくなるのは。どっちもその人なのに」と語りかける場面だ。
佐藤は「率直に言って、このシーンすっごく難しかったです」と切り出し、「喫煙者を上げるわけでも、タバコを吸わない人を下げるわけでもない。ただ佐々木の思ったことをこぼすシーン」と説明。どちらにも受け取られかねない繊細な台詞だからこそ、監督や音響監督、さらに原作者・地主先生とも何度も相談を重ねながら、現場でさまざまなアプローチを試したと明かした。
これに星希も、「“さびしいね” に対して、制作陣のこだわりも一層感じる絶妙なラインを狙うディレクションだったんですけど、それをぽっと出せる佐藤さんの凄さを聞いてほしくて選びました」とコメント。高橋も「“どっちもその人なのに”というセリフが自分にもガツンときた」と語り、それぞれの心にも深く残るシーンだったことを明かした。

ほかにも高橋は、鈴木というキャラクターの芝居の幅を掴めたシーンとして、第1話で佐々木の助けに入る場面をピックアップ。「仕事ができる男」と「お調子者」の切り替えを表現できた思い出のシーンだと振り返る。一方で星希は、第3話で田山が佐々木からのプレゼントを見つめるシーンを選び、「田山の優しさや思慮深さが詰まっているシーン」と紹介。それぞれのキャラクターらしさが詰まった名シーンとして、その魅力を語った。
番組後半では、スタジオに“簡易休憩スペース”が用意され、キャスト陣がタバコに見立てたココアシガレット片手に作品について語り合う特別企画「ABEMAの特番でさらに超語り合うさんにん!」を実施。「熱の入った演技」「シンパシーを感じたシーン」といったテーマでは、佐藤が「佐々木の場合は、熱を入れると違ってきちゃうので、“熱を入れないこと”に熱を入れていました」と語るなど、本作ならではの静かな温度感や、役作りについてのトークが展開される。
そして特に盛り上がりを見せたのが、実際の台本を手に語り合う「台本の書き込み」トーク。佐藤は第2話の喫煙所で、田山に口を引っ張られながら喋るシーンについて、台本に「聞こえたい」と書き込んでいるのを見せ、「監督に“口を引っ張られるシーンだけど、何を言っているかわかるようにしてください”と言われた覚えがある」と裏話を披露。
星希は、田山の台詞にはピンク、山田の台詞には黄色のラインを引いていたと説明。「名前は山田でも、田山の気持ちで言わないといけない時もあった」と語り、二面性のある役柄ならではの台本作りを明かした。さらに、原作者・地主先生からもらったキャラクター設定のメモを大切に保管していることも紹介され、佐藤も「僕も大事に取ってあります」と頷く。
一方、高橋は、アドリブ案を書き込んだ台本を公開。星希が「毎回面白かった。全部まとめて見せてほしい!」と笑うと、佐藤も「これはもう職人芸ですから!」と高橋のアドリブを絶賛。三者三様の台本の使い方と、アフレコ現場の温かな空気感が垣間見えるトークとなった。
そうして番組はあっという間に終わりの時間に。最後に高橋は「ABEMAの先行配信版を見ましたが、絵がついて音がつくと最高に面白かった!めちゃくちゃおすすめです!」とアニメ版への手応えを語り、星希も「喫煙所のように一息つける作品になっています。あなたの日常に寄り添えたら嬉しいです」とコメント。佐藤は「“今日もヤニすう見たな”と思ってもらえるような、ほっこりしつつもちょっとドキドキする、素敵な1日のスパイスになる作品です」と視聴者へメッセージを送った。
なお本番組は、2026年8月31日(月)まで無料配信中。また、『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』地上波放送版は、初回7月9日(木)夜26時30分から、以降毎週木曜日夜24時30分より無料でWEB最速配信。最新話を1週間無料で楽しめる。さらにABEMA限定先行配信版は、絶賛全話配信中だ。
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<特別番組概要>
■放送日時:2026年7月4日(土)夜8時30分~夜9時30分
■放送チャンネル:ABEMAアニメチャンネル
■出演者(敬称略):佐藤拓也(佐々木役)、星希成奏(山田/田山役)、高橋伸也(鈴木役)
<TVアニメ作品情報>
■「スーパーの裏でヤニ吸うふたり」
2026年7月 毎週木曜よる11時56分からTBS系28局にて全国同時放送開始/ABEMA・Netflixにて最速配信、他配信サイトにて順次配信予定
【キャスト】
佐々木役:佐藤拓也
山田/田山役:星希成奏
後藤役:行成とあ
大野役:豊口めぐみ
小畑役:安田陸矢
前澤役:日笠陽子
鈴木役:高橋伸也
【スタッフ】
監督:鈴木理人 森あおい
シリーズ構成:井上美緒
キャラクターデザイン:大滝那佳
音楽:河野伸 青木沙也果
音響監督:吉田光平
制作:旭プロダクション
TV放送版オープニングテーマ:ずっと真夜中でいいのに。「イチジク煙」
TV放送版エンディングテーマ:imase「Fiction」
(C)地主/SQUARE ENIX・「ヤニすう」製作委員会


