2026年4月11日より放送がスタートした『北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR-』は2話編成が2度あったため、5月2日の放送分で早くも第6話。前回放送分の第5話では7つの傷をつけた宿命のライバル「シン」との直接対決を終え、ひとまず目の前の目的を果たしました。

あれからケンシロウは第1話で出逢ったバットとともに放浪の旅を続けており、新エピソードとなる第6話では活気のある新たな街に到着します。そこでよく知った顔を見かけ、その存在を救うために新たな闘争へと関与していくこととなるわけです。はたしてその人物とは……?
そこで本稿では、Xにポストされた投稿を中心に視聴者のリアルタイムでの感想をピックアップ。放送された内容とともに様々な反応をお届けしたいと思います。
※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。
◆こんなエピソードあったっけ?

砂漠の真ん中で栄える大きな街に到着したケンシロウとバット。バットはケンシロウを利用して水や食料を稼ぐつもりですが、縁あって彼と出逢ったケンシロウはそれを拒否することなく、まるでずっと一緒に旅を続けていたかのように受け入れています。むしろ奇妙な2人旅を楽しんでいるようす。バットがまだ子供ということもありますが、彼の天性の明るさに癒されている面もありました。
そんな2人の前にさっそく“獲物”が。食事を提供する店で暴れていた暴漢を見つけるやいなや、店主と交渉し暴漢退治を引き受けます。もちろん実際に退治をするのはケンシロウ。彼はバットに挑発されて怒りに震える暴漢を、その巨体に一切動じることなく、強烈な一撃を指一本でピタリと止めました。
この展開に視聴者は「指先ひとつで受け止めた……」「指先ひとつで」と反応します。脳裏によぎったのは、おそらく本作エンディングテーマであり東映アニメ―ション版の伝説のオープニングテーマ「愛をとりもどせ!!」の一節「指先ひとつでダウンさ♪」でしょう。

こうして文字通り、指先ひとつで暴漢を撃退したケンシロウとバットは店主から報酬をもらうことに。まるで金庫のようにブ厚い倉庫から店主が取り出した食料にありつきました。この銀行のように巨大でブ厚い金庫について、視聴者は「金庫に食料を入れてるのね」「くそでか金庫」と反応します。
店主によると「今みたいな男がゴロゴロしているんだぜ。昔みてぇに店先に飯を並べておけるかよ」とのこと。どうやら本当に銀行の金庫室を流用している様子。また視聴者は「ほかの客、あんなことがあっても普通に飯食ってたのかよ」と反応しますが、それもこの世界ならでは。いつもどこかでこのような揉め事が当たり前に発生しているのでしょう。この世界の街がどのような日常を送っているのか、垣間見えるワンシーンとなっていました。
おもしろいのは、その店主がほかの客に出した“酒”です。どうやら店主が提供したのはメチルアルコールとのことで、その客は昏倒して倒れてしまいました。そもそもメチルアルコール(メタノール)は工業用の化学原料であるため、摂取すると命に関わるひじょうに危険な物質です。店主は「アルコール=酒」と勘違いしていましたが、このような状況はこの世界では決して珍しくないのでしょう。何の知識もなく雑に流通が行われていることがわかるワンシーンとなっていました。
この描写に視聴者も「え、メチルアルコール……(困惑)」「メチルアルコールは飲むものじゃねぇ」「なんてもの飲ますんだ」「死ぬって」とやや引き気味。絶対にやってはいけません。

さてそんなケンシロウたちの前に、軍服を着用した威圧的な男たちが現れます。さらに彼らが移送していたトラックの中には、檻に入れられたリンの姿も。リンは第1話でケンシロウが助けた“言葉を失った少女”であり、ケンシロウのおかげで喋れるようになった現在は、どうやら彼を追って村を飛び出し、あの男たちに囚われたようすです。
店主が言うには、軍服をまとった男たちは自分らが神に選ばれた人間だと思い込んでおり、選ばれた人間だけの国「ゴッドランド」を作ろうとしているとのこと。そして優秀な子孫を残すために女性をさらっていたのです。その名も「GOLAN(ゴラン)」。狂信的な団体でした。
気になったケンシロウは彼らを追って飛び出すと、女性を奪還するために立ち上がった夫や恋人たちに足止めされていたゴランに追いつき、腰に差していたヌンチャクで応戦。次々とゴランの手下たちをなぎ倒し、リーダー的な男も撃破します。
ここで視聴者が注目したのはケンシロウが使ったヌンチャクでした。素手のイメージが強いケンシロウがまさか武器を……!? 珍しいそのシーンに「ケンシロウってヌンチャク使うんだな」「珍しく武器使ってるケンシロウ」「ケンシロウの貴重な武器戦闘」と反応します。

そしてリンを救出したケンシロウは、目の前で父親を殺された少女も救い、この悲劇を止めるためにゴッドランドへと向かうことにしました。そこにいたのは、無慈悲なトレーニングで兵士たちを養成していたレッドベレーの鬼教官「マッド軍曹」。彼と交戦状態に入ったケンシロウは、マッド軍曹が繰り出すストロー状のナイフに射抜かれて血を絞り出されてしまいます。
この武器に対して視聴者は「あったなあこんな武器」と感想をポストします。さらにマッド軍曹とのバトルがいいころで終わり、来週に続く……となると、「ここで続くんかい」「えぇー!! ここで終わりぃー!?」「展開と暴力が早くてヤバくて飽きない」「シンを倒してからも面白い」と続々とポストしつつ、「もう30分やってくれてもええんやで?」と2話連続放送の楽しさを思い出す視聴者もいました。

なお感想の中には「レイの登場はお預けか。てか、今回のエピソードって原作にあったっけ?」との反応もありましたが、東映アニメ版ではシンとの決戦前に繰り上げる形で放送されており、放送順が変更されていました。そのため東映アニメ版のイメージがあり、シンを倒した後はすぐレイが登場すると思っていたようです。
次回放送は5月8日の25時。はたしてマッド軍曹とのバトルの行方は……!?

◆◆◆『北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR-』放送情報◆◆◆
【放送情報】
2026 年 4 月 10 日(金)より放送中
TOKYO MX/BS11 毎週金曜 25:00~
Prime Video 毎週金曜 25:00~世界独占配信
※初回 4 月 10 日(金)および 4 月 17 日(金)は 2 話連続特別編成。
【STAFF】
原作:武論尊、漫画:原哲夫、監督:前田洋志、シリーズ構成:犬飼和彦、キャラクターデザイン:久恒直樹、副監督:小笠原一馬、アニメーションディレクター:こうじ、美術監督:青井孝/清水稚子、色彩設計:田中美穂、CG 監督:池田晋治、CG スーパーバイザー:小石川淳、撮影監督:高橋佑樹(高は「はしごだか」)、編集:金山慶成、音響監督:小沼則義、音楽:林ゆうき、オープニングテーマ:[Alexandros]「Hallelujah」、制作協力:NIA アニメーション/きしだ Studio BACU、アニメーション制作:トムス・エンタテインメント / 第 7 スタジオ
【CAST】
ケンシロウ:武内駿輔、バット:山下大輝、リン:M・A・O、シン:遊佐浩二、ユリア:早見沙織、レイ:中村悠一、マミヤ:青木瑠璃子、ジャギ:高木 渉、トキ:最上嗣生、ラオウ:楠 大典、ナレーション:山寺宏一
(C)武論尊・原哲夫/コアミックス, 「北斗の拳」製作委員会



