2026年2月20日より東京ドームシティ プリズムホールにて開催中の『放送30周年記念 TVアニメ「名探偵コナン展」』(以下、「名探偵コナン展」)。アニメ制作の過程がわかる貴重な資料や、歴代の主題歌、名場面など、ファン必見の展示物が集っています。
アニメ!アニメ!編集部では、2月19日に実施されたプレス内覧会に潜入! 「名探偵コナン展」の見どころを、会場内の写真とともに紹介します。
■コナン君とともに辿るTVアニメ制作の裏側!
「名探偵コナン展」の特徴は、アニメの制作過程に沿って順路が構成されていること。作品が出来上がるまでの裏側をコナン君たちとともに学びながら、TVアニメ『名探偵コナン』の歴史を体感できます。

エントランスに足を踏み入れると、「名探偵コナン展」のメインビジュアルが登場。中央では立体化されたコナン君が来場者を出迎えてくれます。スマートフォンで音声ガイドを再生すると、メインビジュアルで注目したい箇所が増えるはず! 音声ガイドにはコナン君やキッド様をはじめ多くのキャラクターが登場するので、受付で購入するのをおすすめします。

続いてはイントロダクションエリア。OP映像とともに流れる『名探偵コナン』おなじみのセリフを30年分鑑賞できます。コナン君のナレーションを聞いた瞬間、米花町にやってきたかのような気持ちに! どこかで事件が起こるのではと、つい周囲を見渡してしまいました。
TVやパソコンなど、再生機器から時代を感じられるのもおもしろいポイントです。キャラクターの持ち物が携帯電話からスマホになるなど、デバイスの進化が反映されているのも『名探偵コナン』の魅力のひとつ。ぜひイントロダクションエリアでも、テレビなどの大きさや分厚さ、画面の比率を放送時期ごとに見比べてみてください!
■1日中見ていたい……! TVアニメの原点となる貴重な資料

企画エリアは「名探偵コナン展」随一の情報量の多さ! アニメのキャラクター設定、車両設定、小道具設定などの貴重な資料がぎゅっと詰まっています。青山剛昌先生からのコメントも必見! デザインでこだわった点や、設定にまつわる裏話などが書かれているので、壁面もじっくりご覧ください。

美術設定資料をもとに100分の1スケールで作成された建物模型も、いつまでも眺めていたくなる展示物です。模型になっているのは、毛利探偵事務所・喫茶ポアロ、阿笠邸、工藤邸と、作中でおなじみの場所ばかり。建物の断面が見えるため、間取りや家具の配置、人が立った場合の縮尺などが一目瞭然です。見ているだけで、キャラクターたちの話し声が聞こえてきそう。「いつかグッズとして売ってほしい……!」と思わずにはいられません。

絵コンテエリアには、名場面の絵コンテが。30年分のエピソードのなかから、選りすぐりの回が飾られています。絵コンテを眺めるうちに、そのシーンが脳内で再生されるはず。各カットに込められた指示や工夫を知ると、また映像を見たときの感動が増すでしょう。お気に入りの回の絵コンテが展示されているか、ぜひ探してみてください!

1098話「風の女神・萩原千速(前編)」のワンシーンは、絵コンテ、原画、アフレコ用映像、そして完成品を展示。完成までの流れが、さらに感じられる一角です。いくつもの段階と多くの人の手を経てTVアニメが作り上げられているのだとわかり、「いつも素敵な作品をありがとう……!」と、制作陣への感謝がこみ上げてきました。

作画エリアでは、アニメーターさんが描いた原画を大きなサイズで鑑賞できます。繊細な表情、躍動感のある力強い描写など、1本1本の線の魅力が伝わってきました。

「名探偵のゾートロープ」では、普段とは違った形でアニメのおもしろさを感じられます。コナン君がボールを蹴る何枚もの原画が、機械の中で回転。目線を合わせてのぞき込むと、動いているように見えます。ここでしか味わえない映像体験を、ぜひお楽しみください!

アフレコエリアでは、アフレコ用台本を見ながらコナン君の声の喜怒哀楽を聞き比べられます。セリフだけでなく、台本上部に書かれた映像の説明にも目を通すと楽しさが増すはずです。

ほかにもエリア内には声優陣からのメッセージや、アフレコ風景を撮影した映像などファンにはたまらない資料が盛りだくさん! ひとつひとつに目を通しているだけで、時間が溶けていきます。

続いては主題歌エリアに到着。30年分の主題歌が年表としてまとめられています。自分がいちばん聞いていたのはどの曲か、どの時代から見始めたかなど、思い出話で盛り上がりそうです。

歴代主題歌のCDも展示されているため、ジャケットも観賞できます。ところでジャケットの形やディスクの大きさが時代によって異なることにお気づきでしょうか……。そう、TVアニメ『名探偵コナン』の放送が始まった1990年代のシングルCDは8cmが主流だったのです。なつかしさを感じるか、斬新さを感じるかは世代によって異なるでしょう。筆者は思わぬところで30年という歴史の長さと、自身が重ねた年齢を痛感させられました。
■レアキャラの姿も!? 30年分の場面カット


「メモリアルシーン」エリアには、1996年から順に名シーンの場面カットを展示。新一と蘭の遊園地デートや、平次と和葉が監禁された屋根裏部屋を再現したフォトスポットも用意されています。

筆者が歓喜したのは、場面カットの中に白馬探がいたこと。『名探偵コナン』では出番がかなり貴重なだけに、驚きと嬉しさが隠せませんでした。
ほかにも本堂瑛祐など、なつかしいキャラクターの姿も。どのエピソードの場面カットか、全キャラわかるかなど“コナン力”を試しながら進むのも楽しいです。
そして会場内ではここでしか見られないオリジナルアニメも上映! 内容は来場した人だけのお楽しみです。ぜひ映像だけでなく、スクリーン周辺の装飾にもご注目ください。
■等身大アクリルパネルが豪華すぎる!

ショップ直前で登場する圧巻スポットが、描き下ろしイラスト31人分の等身大アクリルパネル! 画角に収まらないほど大勢が並んでいます!

今回の衣装を細部まで見られるだけでなく、体格の違いが伝わってくるのも等身大パネルの魅力。しかもアクリル製なのでイラスト周辺のフチが目立たず、本人が目の前にいるかのように感じられました。ひとりひとりと視線を交わしながら、ショップに向かいます。

ショップには「名探偵コナン展」限定のグッズが並んでいます。もちろん描き下ろしイラストのアクリルスタンドも販売。とくに「アートブック」や「公式ガイドブック」は今回の展示を振り返るときに欠かせないアイテムです!

「台本風ノート」や「カット袋風レターセット」など、TVアニメの制作風景をイメージしたグッズも見逃せません。お気に入りのグッズをお迎えして、展示の思い出とともに持ち帰りましょう!
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コナンファンはもちろん、アニメ制作に興味がある人にも足を運んでほしい「名探偵コナン展」。TVアニメ『名探偵コナン』とともに歩んだ時間に、想いを馳せてみませんか?
ちなみに会場のどこかには、おなじみの“犯人”も潜んでいます! ぜひ探してみてください!
「名探偵コナン展」東京会場概要
会期:2026年2月20日~3月29日
会場:東京ドームシティ プリズムホール
(C)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996



