5月5日は「こどもの日」です。 男の子の健やかな成長を願う「端午の節句」に由来し、1948年に国民の祝日として制定されました。
アニメはこどもがメインキャラクターとして活躍する作品が多いジャンルです。こどもならではの柔軟な発想でピンチを乗り越えたり、無邪気な行動でトラブルを巻き起こしたり、ときには世界を揺るがすような大事件に立ち向かうこともあります。
そこでアニメ!アニメ!では毎年恒例の「こどもが大活躍するアニメといえば?」 と題した読者アンケートを実施しました。4月22日から4月26日までのアンケート期間中に361人から回答を得ました。 男女比は男性約40パーセント、女性約60パーセントで、女性が少し多め。年齢層は19歳以下が約50パーセントと若年層が中心でした。
■こどもたちのチームプレーが胸アツ! 第1位 1位は『名探偵コナン』 。支持率は約24パーセントで、3年連続トップでした。『名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)』 メインビジュアル(C)2025 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会 読者たちは「“見た目は子供、頭脳は大人”という導入ナレーションで毎回始まる『名探偵コナン』が一番に思い浮かびました。毒薬を飲んで体が縮んだコナンや哀ちゃんはもちろん、元太、光彦、歩美ちゃんを加えた少年探偵団のエピソードも盛り沢山」や「少年探偵団のみんなも、阿笠博士のサポートを受けながら事件に立ち向かっているから。小学生たちが解決の糸口を見付けたり、犯人の計画を未然に防いだり……。ときには日本の危機まで救ってしまうのが『コナン』の魅力です」と、こどもたちの活躍に注目が集まっています。 現在公開中の最新作『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』の大ヒットも追い風となり、2位に大差をつけてのトップとなりました。第2位 2位は『約束のネバーランド』 。支持率は約9パーセントで、こちらは3年連続の2位でした。『約束のネバーランド』キービジュアル(C)白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会 「グレイス=フィールドハウスのこどもたちが知恵を振り絞って脱出する展開に、毎週手に汗握っていました。世界に隠された真実や、まさかのどんでん返しも面白かった」や「主人公のエマは11歳ですが、最年少の子はまだ5歳。それでもみんなで力を合わせて、年下の子の面倒もみながら脱出計画を進める姿に感動た」、「大人たちが築いた完璧な包囲網を、こどもたちが知恵と勇気、そして頭脳で突破していくストーリーが見ごたえあり。運動神経抜群のエマや、テストはつねに満点のノーマンなど、個性豊かな天才児たちの存在もユニークです」と、こどもたちを応援しながら楽しんでいたというファンが多かったです。第3位 3位は『クレヨンしんちゃん』 。支持率は約7パーセントで、トップ3は昨年と同じタイトルが並びました。『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』ティザービジュアル 「しんちゃんのボケがキレッキレで最高! TVアニメ版は楽しく笑えて、映画ではちょっと泣けるシーンも……。大人になって失ってしまった大切なものを思い出させてくれます」や「しんちゃん、風間くん、ネネちゃん、マサオくん、ぼーちゃんのかすかべ防衛隊が大好き。幼稚園児なのに大人の心を動かしたり、世界を守ったりと大忙し」、「アニメが始まった頃はしんちゃんと同い年だった自分も、いつの間にかひろしの年齢を追い越していました。嵐を呼ぶ園児と呼ばれたしんちゃんのおバカパワーは永久に不滅です」と、大人のファンからも愛されています。 なお、8月8日には映画『超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』が公開予定。ぼーちゃんがキーマンとなるストーリーのため、かすかべ防衛隊の奮闘にも要注目です。■そのほかのコメントをご紹介! 『SPY×FAMILY』 には「アーニャなしには語れない作品。“ちち”“はは”を大切に思って、自分なりに考えて行動する様子が愛おしい。手助けしているのか邪魔しているのかわからない瞬間もありますが、結果的にアーニャのおかげで危機を乗り越えている場面が多いです」『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』ビジュアル(C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会 『アイドルマスター シャイニーカラーズ』 には「メインキャラの多くは高校生ですが、放課後クライマックスガールズの小宮果穂は小学6年生。最年少でありながらユニットのリーダーを務め、TVアニメではヒーローショーでも観客を盛り上げていました」。『アイドルマスター シャイニーカラーズ』キービジュアル(C)Bandai Namco Entertainment Inc. 『おジャ魔女どれみ』 には「小学生の女の子たちが、学校や家庭など身近な問題に直面し、魔法を交えて解決していくストーリーが面白い。なかには不登校について扱うエピソードなどもあり、いろいろと考えさせられました」。『おジャ魔女どれみ』(C)東映アニメーション 『忍たま乱太郎』 には「乱太郎たち忍術学園の1年生は10歳で、大人っぽく見える6年生も、実は15歳。現代の感覚でいえばまだまだこどもです。劇場版『ドクタケ忍者隊最強の軍師』でも頑張っていましたね」と、映画が公開されたタイトルにも投票がありました。『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』ビジュアル(C)尼子騒兵衛/劇場版忍たま乱太郎製作委員会 2025年版ではトップ3は昨年と変わらない結果に。とくに小学生前後のこどもたちにスポットを当てた作品が多く、チームで活躍する作品が人気を博しています。 次ページのトップ20もお見逃しなく!■ランキングトップ10 [こどもが大活躍するアニメといえば? 2025年版] 1位 『名探偵コナン』 2位 『約束のネバーランド』 3位 『クレヨンしんちゃん』 4位 『忍たま乱太郎』 5位 『ドラえもん』 6位 『暗殺教室』 6位 『SPY×FAMILY』 8位 『ロウきゅーぶ!』 9位 『HUNTER×HUNTER』 10位 『デジモンアドベンチャー』 10位 『のんのんびより』 10位 『僕のヒーローアカデミア』 (回答期間:2025年4月22日~4月26日)次ページ:ランキング20位まで公開 ※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。