中野区で熱いヴァンガードファイトが開催！森嶋秀太、真野拓実らアニメ声優も登場【レポ】

マンガやアニメ、サブカルチャーに関連する施設や産業、文化が集積する中野区、杉並区、豊島区の3区及び東京商工会議所が連携して、各区の特色を生かしたイベント「中野×杉並×豊島アニメ・マンガフェス」が開催。

11月17日（日）には「中野区×カードファイト!! ヴァンガード」のイベントが中野区役所にて開催され、大会やステージ、サイドイベント、あそびかた教室など、1日中ヴァンガードを楽しめる催しが行われた。本稿では、その様子をレポートする。

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[取材・文＝米田果織]

■「スタンドアップ!! ヴァンガード！」ヴァンガ愛にあふれたファンが集結

『カードファイト!! ヴァンガード』（以下『ヴァンガード』）とは、ブシロードのトレーディングカードゲームのこと。TVアニメシリーズは2011年にスタートし、2024年1月からは『カードファイト!! ヴァンガード Divinez』を放送。2025年1月より『デラックス編』の放送も控えている。
トレーディングカードとアニメを中心に、コミックや映画、舞台、イベント、他企業とのコラボレーションなど、さまざまなメディアで展開しているタイトルだ。

2011年3月の発売から、わずか1年でトレーディングカード市場3位を獲得し、マルチメディアミックス展開により、シリーズ累計20億枚を突破。英語版、タイ語版、イタリア語版を含め、60の国や地域で販売され現在も世界中にプレイヤーを増やし続けている。

そんな『ヴァンガード』を制作する株式会社ブシロードの本社が中野区に所在しているということで、トレーディングカードが中野区のふるさと納税返礼品になるなど、何かと縁の深い中野区と『ヴァンガード』。今回のイベントは2024年5月に中野区役所の新庁舎が移転開庁したことを記念に、「中野区新庁舎グランプリ」と名付けられて開催された。

冒頭でも述べた通り、『ヴァンガード』を使ったファイトイベントや、TVアニメ『カードファイト!! ヴァンガード Divinez』に出演する声優のステージ、その他にもサイドイベントなどが盛りだくさん。イベント開始となる11時には、会場はこの賑わいだった。

イベントのメインとなったのが、1階フロアに設けられたイベントスペース「ナカノバ」にて行われた「ファイトイベント」。集まった約130人のカードファイターたちは、皆こだわりにこだわり尽くしたデッキを持参しており、楽しそうな雰囲気の中にどこかピリリとした緊張感さえ感じる。

そんなファイターたちの前に、伊勢木マサノリ役の森嶋秀太、清蔵タイゾウ役の真野拓実が登場。「勝つ準備はよろしいですか!?」などファイターたちの闘志をあおり、「スタンドアップ!! ヴァンガード！」の掛け声で第1戦目をスタートさせた。

なお森嶋と真野は、その後のトークステージに加え、希望者の中からランダムで選ばれたファイターとステージ上でファイトするコーナーも。『ヴァンガード』愛にあふれたファンとの交流を大いに楽しんでいる様子だった。

■ファイトステージ以外にも『ヴァンガード』の催しが満載！

・キャラクターパネルがお出迎え♪

メインステージでの催しのほかにも、『ヴァンガード』ファンに向けた企画が満載。まず、中野区役所に入ってすぐにキャラクターパネルが出迎えてくれる。

入口のほかにも、メインステージ付近や各所にキャラクターが散らばっており、推しキャラを見つけて2ショットを撮っているファンも多くみられた。

・ガブエリウス、サービス精神すごすぎ！

さらには、ガブエリウスの着ぐるみと一緒に撮影できるコーナーも♪ このガブエリウス、サービス精神が半端ない！

おっ、出てきた！待ってました！

わ～かわいい～！

あっ…あっ…

近い近い近いｗｗｗ

こんな風にライターを弄びつつ（？）、しっかりとカメラ目線でかわいいポーズも決めてくれたガブエリウス。集まったファンともハグや握手、撮影会などを楽しんでいた。

・ファイターたちの交流で『ヴァンガード』の輪がさらに拡大

撮影スポット以外には、カードゲームとしての『ヴァンガード』を堪能できるスペースが。メインステージ以外で参加者同士がファイトできるエリアが3ヵ所も設けられており、友達同士はもちろん、中には「初めまして」「よろしくお願いします」と挨拶する方たちも。1人参加でも相席になった方とカードを通じて交流するという、『ヴァンガード』の輪はますます広がっていくであろう素晴らしい光景を見ることができた。

・初心者でも大丈夫！スタッフが丁寧に教えてくれる「あそびかた教室」

今後も人気の拡大がうかがえる『ヴァンガード』だが、初めてトライアルデッキが発売されたのが2011年。すでに13年の年月が経っているので、「今さら始めても……」「やり方もわからないし」と気になっていても手を出しづらさを感じている方もいるだろう。