「らんま1/2」大発表会「めぐや勝平くんとこのステージに立っているのが嬉しい」山口勝平・林原めぐみ・日高のり子らが続投【レポ】 | アニメ!アニメ!

「らんま1/2」大発表会「めぐや勝平くんとこのステージに立っているのが嬉しい」山口勝平・林原めぐみ・日高のり子らが続投【レポ】

高橋留美子のマンガ『らんま1/2』の完全新作的アニメ大発表会が、2024年7月17日に行われた。本稿では、その様子をレポートする。

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『らんま1/2』の完全新作的アニメ大発表会(C)高橋留美子・小学館/「らんま1/2」製作委員会
『らんま1/2』の完全新作的アニメ大発表会(C)高橋留美子・小学館/「らんま1/2」製作委員会 全 23 枚 拡大写真

高橋留美子のマンガ『らんま1/2』の完全新作的アニメ大発表会が、2024年7月17日に行われた。本稿では、その様子をレポートする。

『らんま1/2』キービジュアル

『らんま1/2』は、「週刊少年サンデー」で1987年36号~1996年12号に連載され、今なお絶大な人気を誇る名作だ。早乙女乱馬と、天道道場三女の天道あかねは親が決めた許婚同士。しかし乱馬にはある悩みが。中国での修行中、伝説の修行場「呪泉郷」に落ちてしまい、水をかぶると女に、お湯をかぶると男に戻るという、不思議な体質になってしまったのだ。乱馬とあかね、そして個性豊かなキャラクターたちが繰り広げる天下無敵の格闘ラブコメディが、完全新作的アニメとなって帰ってくる。

『らんま1/2』の完全新作的アニメ大発表会

大発表会では、アニメ制作会社や放送局・放送日、さらには出演声優、OP主題歌を担当するアーティストの発表が行われた。本作のアニメーション制作担当はMAPPA、監督は宇田鋼之介が務める。放送は、日本テレビにて2024年10月5日からスタート。放送直後よりNetflixにて独占配信される。

出演声優は、早乙女乱馬役・山口勝平、らんま役・林原めぐみ、天道あかね役・日高のり子(※はしごだか)、天道なびき役は高山みなみ、天道かすみ役・井上喜久子など。以前にアニメ化した際にも出演した多くの声優陣が再びキャラクターたちを演じることとなった。

『らんま1/2』の完全新作的アニメ大発表会

今回の大発表会では、山口・林原・日高と監督の宇田が登壇してトーク。山口は、「この日が来るのを待ち望んでいました!」と興奮を抑えられない様子で第一声を放つ。また、林原が、「精一杯アフレコがんばっています」と続けると、日高は「めぐや勝平くんとこのステージに立っているのが嬉しい」と、喜びを露わにしていた。

監督は、最初に本作の話がきたときには「えっ」と信じられなかったそう。学生のときに熱中した作品を自分がやることになる驚きと感慨があったと、ステージ上で率直な気持ちを吐露していた。

話が進むなかで、日高は「当時のアフレコが本当に楽しかった」と振り返り、「もう一度できるなら、こんなご褒美はない」と思ったと言葉にする。一方で、「私で大丈夫かという悩みもあった」と、再び演じることについての心境を明かし、一同がそれに頷く。ただ、山口が林原の当時の突き抜けたらんまを今の自分ならできるかもと思ったと言葉にするなど、芝居も含めて「今だからこそ見せられる『らんま1/2』がある」ことを強調していた。

大発表会では、OP主題歌を務めるアーティストがanoであることも発表。anoは原作を読んだときに、キャラクターの濃さや設定の斬新さなどが印象的だったとコメント。また、「長年愛されている作品だと思うので、OP主題歌ができるのは光栄」と決定したときの心境も語った。

なお、大発表会では、高橋留美子からお祝いの色紙が寄せられ、それを登壇者が見るという一幕も。「Pちゃんも描かれている!」といううれしそうな日高の声は、まさに筆者が幼い頃に夏休みの再放送で見ていたアニメ『らんま1/2』のあかねそのもので、青春が蘇ってきた。

発表会の最後にはそれぞれが挨拶。登壇者たちは笑顔のまま、ステージを後にした。

『らんま1/2』の完全新作的アニメ大発表会

登壇者挨拶(一部抜粋)

ano「原作を読んだことがない若い方でも、アニメがきっかけで面白いことを知ってもらいたいし、ぼくも大好きなので、アニメがみなさんの元に届くのを楽しみにしています」

早乙女玄馬(パンダ)「しまった、パンダはしゃべれない」

宇田「スタッフたちは苦しみながらも楽しんで作っています。見る方々も苦しみながら楽しんでいただければと(笑)」

日高「あのちゃんに令和の風を吹き込んでいただいて、益々私たちも元気をもらって、これから私たちも益々アフレコをがんばっていきたいと思います。楽しみにしていてください」

林原「世の中ではAIなんて言葉がちらほら耳に聞こえてくるようになりましたが、人間の底力といいましょうか。人間力に溢れて、そして、その中にある、ドキドキだったり、キュンキュンだったり、笑いだったり、誰とでも共有できるようなすごく面白いことが巡ってきたことにも意味があると思うので、気軽な気持ちで楽しんでいただければと思います」

山口「みんな、待っててくれてありがとう! さぁ、延長線だぜ! ということでよろしくお願いします」

(C)高橋留美子・小学館/「らんま1/2」製作委員会


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《M.TOKU》

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