フリーレンを千年の夢から目覚めさせるには!?「葬送のフリーレン」謎解きゲームイベントに潜入【レポ】

TVアニメ『葬送のフリーレン』がリアル脱出ゲームと初コラボ！SCRAPが手がけるリアル脱出ゲーム『千年の夢からの脱出』が東京、大阪、岡山ほか全国にて開催される。

アニメ！アニメ！編集部は、リアル脱出ゲーム原宿店で一足先に本イベントを体験！その様子をレポートしていく。

2023年9月29日から2024年3月22日まで放送されたTVアニメ『葬送のフリーレン』は「週刊少年サンデー」（小学館）にて連載中の山田鐘人（作）とアベツカサ（画）による同名漫画を原作としており、穏やかな空気感で描かれるキャラクターたちの関係性とハイクオリティなアクションシーンが多くの人気を集めている。勇者一行により魔王が倒された「その後」の世界を舞台に、勇者と共に魔王を打倒し、千年以上の時を生きるエルフの魔法使い・フリーレンと、彼女が新たに出会う仲間の旅路を描いている。

今回の謎解きゲーム『千年の夢からの脱出』では、“他人を眠らせる魔法”で人間たちを眠らせる魔族・トラオムによって夢の世界に閉じ込められてしまったフリーレンを助けるため、フリーレンの“夢の中”へと潜りこむ！

@editoranimeanime #フリーレンの謎解きイベントに行ってみた制限時間60分でチームでたくさんの謎を解いていく #葬送のフリーレン #ヒンメル #謎解き　 #原宿イベント #frieren オリジナル楽曲 - アニメメディア編集部の日常

フェルンとシュタルク、そして夢の主であるフリーレン本人やフリーレンの記憶に潜む勇者一行の仲間と力を合わせ、夢の世界にしか存在しない“どんな深い眠りからも目覚めさせる魔法”の魔導書を手に入れる。

今回、アニメ！アニメ！編集部からは3人でイベントに挑戦。魔導書を手に入れるための制限時間は60分で、各テーブルに配置されたタブレットの指示に従い、チームで協力して様々な謎や暗号を解読していく。

ほぼ謎解き初心者の編集部メンバー。はじめは60分は充分な時間だと思っていたが……謎が謎を呼び、なかなか魔導書にたどり着けない！基本的には机の上で謎を解いていくのだが、ところどころ現地にいる魔法使いに合言葉を唱えたり宝箱を開けたりするポイントもあり、立体的にフリーレンの世界に没入ができる。

初心者はスタッフのアドバイスやヒントを活用することもできるので、つまずいてしまったときはそれらを活用するといいかもしれない。

割といい線までいけたか？と思ったものの、残念ながら編集部は最後までたどり着くことができず、ミッションは成功ならず……。12組ほど参加していたが、成功したチームは2組のみで、謎解きのレベルはかなり高いようだ。特に最後のミッションの難易度が高く、参加する際には時間配分も大きなポイントとなるかもしれない。（悔しいのでもう一回参加したい！）

また、本イベントは作品ファンにとっても見どころが満載だ。世界観がまんべんなく取り込まれており、フリーレンがミミックに引っかかりフェルンが毎回救出するというお決まりパターンが謎解きの中に登場したり、現地にもミミックのオブジェが置かれていたりと作品ファンにはたまらない演出もあった。

また、フリーレンの夢の中という条件はあるものの、ヒンメル・ハイター・アイゼンといった勇者一行が当時のフリーレンではなく現在の時間軸から来たフリーレンと会話する本ストーリーならではの描写もあり、アニメでは見られない貴重な場面があるのも胸アツポイントだ。ヒンメルとフリーレンの交流も多く、謎解きファンだけでなく作品ファンも楽しめる内容が詰まっている。