「安心・美味しい・安い」をコンセプトとした回転寿司チェーン『くら寿司』と、漫画家・ナガノによる大人気マンガ『ちいかわ』によるコラボが3月8日よりスタート。
本記事はそのコラボの様子を追った、とあるライターの魂の記録である！
あれは冬の寒さも和らぎを見せた心地よい快晴の日だった。私はアニメ！アニメ！編集部から届いたメールを開き、目を疑った。そのメールにはこんな表題がつけられていた。
『コラボキャンペーン【『くら寿司』×『ちいかわ』】取材のお願い』
公式X（旧Twitter）アカウントのフォロワー数300万人を超え、2022年からはテレビアニメが放送開始、今なお多くの人を惹きつけてやまないマンガ『ちいかわ』。そして、47都道府県全てに店舗を持ち、多くの人に愛される回転寿司チェーン『くら寿司』。ビッグコンテンツである両者がコラボを行い、オリジナルグッズを展開するというのだ。
「そんな取材……行きたいに決まっているじゃないですか！！！！」
私は早々に依頼を受けることを決めた。
取材場所として指定されたのは「くら寿司 浅草ROX店」。『くら寿司』がグローバル旗艦店一号店として発信する本店舗は、ドイツの国際建築デザインアワード「ICONIC AWARDS2022」でも入賞を果たしている。私は店内に足を踏み入れ、衝撃の光景を目の当たりにする。
「なにこれ！！ 超おしゃれ！！！」
木目調で統一された明るくも洗礼された内装。その美しさには目を見張らずにはいられない。あまりの光景に圧倒されている私を、店員さんは優しく出迎えてくれた。
そんなおしゃれ空間に戸惑いながらも案内される筆者。早速メニューを開き目に飛び込んできたのは、「大とろと愛媛県フェア」という文字――。
なんと、「くら寿司」では3月8日から『ちいかわ』とのコラボと共に、「大とろと愛媛県フェア」も同時開催しているというのだ。
今回のフェアで提供されるのは、「ふり塩 熟成大とろ（一貫）」や、「フルーティーフィッシュ®」を使用した商品の数々。気付けば私はタッチパネルを颯爽と操作し、これらの商品をすべて注文していた。
まず私の前に運ばれてきたのは「ふり塩 熟成大とろ（一貫）」。マグロからわずか5％ほどしか取れない大トロに適量のふり塩を施すことで、その旨味を閉じ込めたという本商品。果たしてその味は……。
「おいしい！！！！」
その濃厚な魚の旨味を、適度な振り塩が見事に引き締めている。その洗礼された味が私の味覚を快く刺激する。
ここに続いて運ばれてきたのは「あぶりびんちょう大とろゆず塩」。ビンチョウマグロの中でも、特に脂が乗ったハラミ部分を炙ることで作成された本商品。こちらの味はいかに……。
「おいしい！！！！（2回目）」
表面を炙ることで溶け出した脂と、その上に乗せられた塩だれ。両者が絶妙なハーモニーを生み出し、濃厚かつ爽やかな味のマリアージュを生み出していた。
さらに「フルーティーフィッシュ®」を使った「【愛媛県産】みかんサーモン」、「【愛媛県宇和島産】みかんぶり」、「【愛媛県宇和島産】みかん真鯛（一貫）」の3種が運ばれてくる。柑橘の皮から抽出されるオイルを餌に混ぜて育てた魚を使用した一連のシリーズ。こちらももちろん……。
「おいしい！！！！（3回目）」
魚の旨みを存分に楽しめる一方で、生魚特有の臭みは一切感じさせない。まさに“美味しい所取り”の逸品だ。その美味に、私は食べる手を止めることができなかった。
そして、運命の時間が訪れる――。
今回のコラボでは5皿を食べるごとに一度挑戦できる「ビッくらポン！」の当たりを引くことで限定の『ちいかわ』コラボグッズを手に入れることができる。
私はここまでに食した5皿を使い、「ビッくらポン！」に挑戦することを決めた。果たしてその結果はいかに……！？？
「これは……当選したってコト！？」
私の手元に運ばれてきたのはなんと……うさぎのフィギュアだった！
「か、かわいい～～～！！！！！！！！！！！」
今回の「くら寿司」×『ちいかわ』コラボではうさぎのほか、ちいかわ、ハチワレ、くりまんじゅう、モモンガの合計5種のフィギュアをラインナップ。さらに全8種の缶バッジと全5種のマスキングテープも「ビッくらポン！」にて入手可能とのことだ。
加えて、2,500円のお会計ごとにもらえるオリジナルグッズも用意される。3月8日からはクリアファイル、3月15日からはオリジナルノートをプレゼントとのこと。それぞれ絵柄は4種類あるので、どちらもチェックしてみてほしい。
私はグッズを手に、膨れ上がった腹を抱え、ほくほくの気持ちで家路についた。
「ビッくらポン！」とオリジナルグッズをコンプするためにまた行こう！とくら寿司公式サイトを調べていると、浅草と同じグローバル旗艦店である原宿、なんばパークスサウス、押上（スカイツリー前）駅前店では、ちいかわたちが店内ジャックしているとのこと。こちらはフォトスポットとしても楽しめそうだ。
皆さんもぜひ美味な寿司に舌鼓を打ち、ちいかわのグッズを集めてみてはいかがだろうか？
（C）nagano / chiikawa committee
