秋アニメ「薬屋のひとりごと」猫猫が真相に迫る! ゲスト声優・日高のり子が迫真の演技 第11話 | アニメ!アニメ!

秋アニメ「薬屋のひとりごと」猫猫が真相に迫る! ゲスト声優・日高のり子が迫真の演技 第11話

TVアニメ『薬屋のひとりごと』第11話では、酔っ払った壬氏が猫猫に意外な一面を!?

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TVアニメ『薬屋のひとりごと』第11話「二つを一つに」先行場面カット(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
TVアニメ『薬屋のひとりごと』第11話「二つを一つに」先行場面カット(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会 全 8 枚 拡大写真

TVアニメ『薬屋のひとりごと』の第11話「二つを一つに」が2023年12月16日深夜に放送されました。猫猫(マオマオ)は後宮の書物から、阿多妃(アードゥオヒ)とその息子の身に起きた過去の事件を知ってしまいます。阿多妃の侍女頭・風明(フォンミン)を訪ねて皇子の死因を探るのですが……。

日向夏さんが小説投稿サイト「小説家になろう」で発表以降、書籍化はもちろん、コミカライズが月刊「サンデーGX」、月刊「ビッグガンガン」の2誌で展開される人気作となった『薬屋のひとりごと』がTVアニメとなって2023年10月21日深夜よりスタートしました。

とある大国の、国の帝の妃たちが住む後宮で下働中の少女・猫猫。かつて花街で薬師をやっていた猫猫は、後宮では「毒味役」として宦官の壬氏(ジンシ)に仕事を押し付けられながらも様々な問題を解決していきます。人間には興味がないけれど、好奇心と正義感が強い毒好き娘の謎解きエンターテインメントとして初回放送時からトレンド入りで毎回話題に!

※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。


『薬屋のひとりごと』キービジュアル♪

放送前、長沼範裕監督は「どのキャラの気持ちで見るかによって見え方が大きく変わりますのでお楽しみに」と投稿していました。

猫猫の気持ちになるか、第10話に引き続き登場する風明の気持ちになるか。風明を演じているのはベテランの日高のり子さんです。

風明を演じる日高のり子さん

阿多妃の息子が亡くなったことについて、柘榴宮を訪ねてきた猫猫から「風明様は責任を感じているのではないですか?」と問われた風明。猫猫の話を聞く彼女の顔は無表情になり、そして……。

優しい侍女頭だった風明でしたが、日高さんの演技と陰影を効果的に使った演出も相まってネット上では「怖い…」「日高さんすごい」といった声が上がっていました。

阿多妃の出産に立ち会った風明

後半Bパートでは阿多妃と酒を飲む猫猫や、壬氏の意外な一面も描かれます。長沼監督は放送後に「ラスト、猫猫の推理をもとにもう一度見ていただけると見え方がまた変わると思います」と投稿しており、前述の「どのキャラの気持ちで見るかによって見え方が大きく変わります」も踏まえて見返すと良さそうです。

猫猫のコミカルな演出も☆

原作の日向夏さんは「あれだけキャラが動かず台詞ばかりの話を魅せてくれて、手を合わせるばかりです」と感謝の気持ちを記していました。キャラの派手な動きなどはありませんが、丁寧な絵作りで見応えのある回に仕上がっていました。また、日向さんによる皇子の年齢の解説も興味深いですね……。

月刊「ビッグガンガン」版コミカライズの構成を担当する七緒一綺さんも「さまざまな想いが交錯する後宮の人間模様、私の大好きなお話です とうとう映像として観れた..」と喜びの声を投稿していました。

『薬屋のひとりごと』第11話は12月16日深夜より日本テレビ系で順次放送。各配信サイトでも順次配信します。次回、第1クールの最終話となる第12話のタイトルは「宦官と妓女(かんがんとぎじょ)」です。

宦官(かんがん)って何? 本作には耳慣れない言葉も多く出てきますが、公式サイトのキーワード解説がわかりやすいです。それによると宦官は「皇帝、妃、女官以外で、後宮内に入ることができる男性官吏」だそうです。

ちなみにアニメ第1クール第12話までのエピソードは、原作(ヒーロー文庫)では1巻に収録されています。

コミカライズはスクウェア・エニックスの月刊「ビッグガンガン」版は4巻まで、小学館の月刊「サンデーGX」版は3巻までがアニメ第1クール第12話とのこと。ストーリーの復習にどうぞ!


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【放送情報】
毎週土曜日24:55より日本テレビ系にて全国放送中(地域で放送時間・日時の変更あり)
放送終了後、ABEMAほか各種配信サイトでも順次配信

【スタッフ】
原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊)
キャラクター原案:しのとうこ
監督・シリーズ構成:長沼範裕
副監督:筆坂明規
キャラクターデザイン:中谷友紀子
色彩設計:相田美里
美術監督:高尾克己(※高ははしごだか)
CGIディレクター:永井有
撮影監督:石黒瑠美
編集:今井大介
音響監督:はたしょう二
音楽:神前暁・Kevin Penkin・桶狭間ありさ
オープニングテーマ:緑黄色社会『花になって』
エンディングテーマ:アイナ・ジ・エンド『アイコトバ』
アニメーション制作:TOHO animation STUDIO×OLM
製作:「薬屋のひとりごと」製作委員会

【キャスト】
猫猫:悠木碧
壬氏:大塚剛央
高順:小西克幸
玉葉妃:種崎敦美(※崎はたつさき)
梨花妃:石川由依
里樹妃:木野日菜
阿多妃:甲斐田裕子
梅梅:潘めぐみ
白鈴:小清水亜美
女華:七海ひろき
やり手婆:斉藤貴美子
羅門:家中宏
李白:赤羽根健治
小蘭:久野美咲
やぶ医者:かぬか光明
ナレーション:島本須美

(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

《hidegomi》

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