アニメ『チェンソーマン』オープニングテーマとして書き下ろされた、米津玄師の楽曲「KICK BACK」が、「アメリカレコード協会(RIAA)によりゴールド認定。日本語詞の楽曲が「RIAA」ゴールド認定を受けるのは“史上初”の快挙であり、日本音楽史に残る偉業だ。
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『チェンソーマン』の原作は、藤本タツキが2018年~2020年に第1部を「週刊少年ジャンプ」、2022年より第2部を「少年ジャンプ+」にて連載している大ヒットダークヒーローアクション。
親が遺した借金返済のため、“チェンソーの悪魔”ポチタと契約してデビルハンターとして生活する少年デンジが、とある事件をきっかけに“チェンソーマン”となって活躍していく様子を描いている。
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「RIAA」は1952年に設立され、アメリカ国内でのセールスに応じてゴールド&プラチナ認定を行ってきた機関だ。
「RIAA」は公式サイトにて、2022年10月に配信された「KICK BACK」が、2023年8月付けで50万ユニット以上を記録した楽曲に与えられるゴールド公式認定を受けたと発表。
日本人としては、1984年にオノ・ヨーコがJOHN LENNON&YOKO ONO「DOUBLE FANTASY」「MILK&HONEY」でプラチナ&ゴールド認定を受けているが、日本語曲としては今回のKENSHI YONEZU「KICK BACK」が初のRIAAゴールド認定作品となった。
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「KICK BACK」は、作詞・作曲・歌唱を米津玄師、編曲を米津と常田大希氏(King Gnu/millennium parade)が共同で行い、モーニング娘。『そうだ!We’re ALIVE』をサンプリングした楽曲。
昨年2022年10月12日に配信リリースされ、Spotifyの世界で最も再生されている楽曲デイリーランキング「トップ50 - グローバル」(10/13付)に47位でランクイン。同チャートに国内アーティストがチャートインするのは史上初となり、日本ポップシーンの歴史を塗り替える快挙を成し遂げていた。
(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA
(C)2022 米津玄師/REISSUE RECORDS