ADKマーケティング・ソリューションズは、キッズの動向を年間通じて捉えることのできる調査ソリューション「ADK オリジナルキッズパネル」を活用して、キッズのアニメ・漫画に関する意識・実態調査を行った。
「直近1ヵ月以内で特に注目または気になっているアニメ・漫画作品」 について聞いたところ、 直近で放送・配信されているアニメ作品が上位にランクインしていることが分かったという。特に4月クールのアニメ放送で大ブレイクを果たした「【推しの子】」は、小学生(低学年)から中学生の女児で1位を獲得、また男児・小学生(低学年)を除く、それ以外の層でも10位以内にランクインしている。「【推しの子】」と同じ4月クールにアニメ放送していた「『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編」は、男児・女児ともに10位以内にランクインしており 、依然として注目度は高い。
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続いて「アニメの情報を得るために参考にしている情報源」について聞いたところ、全ての層で上位3項目は「テレビ」「YouTube」「友人」となったとのことだ。全ての層で「テレビ」がトップとなり、2位には小学校高学年の女児を除いて「YouTube」がランクインしており、キッズにおけるアニメの情報源としての“二大メディア”となっていることが分かる。そして3位には小学校高学年の女児を除いて「友人」がランクインした。年齢が上がるにつれてスコアが高くなる層が多く、リアルに加えてスマートデバイスを通じたコミュニケーションが活発化していることがうかがえる。
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今回の調査結果から、アニメ化を契機としてファン層が一気に拡大するケースは多いが、特に「【推しの子】」の場合、女児を中心としたキッズに拡大していった好例であることが分かった。
調査概要
調査年月:2023年7月
対象エリア:全国
手法:インターネット調査
調査対象者:4~14歳の男女(親の代理回答)
総サンプル数:1,783
調査主体:株式会社ADK マーケティング・ソリューションズ
環境構築協力会社:株式会社モニタス