下野紘が稲垣好ら後輩の暴挙の責任を取るため”即興ソング”披露!?「<音泉>祭り2023」前半戦レポート | アニメ!アニメ!

下野紘が稲垣好ら後輩の暴挙の責任を取るため”即興ソング”披露!?「<音泉>祭り2023」前半戦レポート

インターネットラジオステーション<音泉>の大型イベント「<音泉>祭り2023夏~ONSEN NEXT STAGE~」が2023年6月24日に、カルッツかわさきにて開催された。今回は前半の内容をお届けする。

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<音泉>祭り2023夏~ONSEN NEXT STAGE~
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インターネットラジオステーション<音泉>の大型イベント「<音泉>祭り2023夏~ONSEN NEXT STAGE~」が2023年6月24日に、カルッツかわさきにて開催された。歌あり、バラエティコーナーあり、新番組の発表ありと大いに盛り上がった本イベント。会場の様子はニコニコ公式生放送とYouTubeで無料配信され、リアルとオンライン双方で盛り上がりを見せた。超!アニメディアでは前半と後半に分けて、本イベントの内容をレポート。今回は前半の内容をお届けする。



「<音泉>祭り」は、<音泉>で配信される番組パーソナリティたちが集い、リスナーへの感謝の気持ちを込めてトークやライブなどを行う合同ステージイベント。毎年のように開催されているが、今回は久しぶりにお客さんの声出しありでの開催となった。

そんな本イベントのオープニングアクトとして登場したのは、「調査のご依頼、お待ちしてます!」でパーソナリティを務める富田美憂と前田佳織里。声優として活躍しながらアーティスト活動もするふたりが、番組の新オープニングテーマ曲「ノンフィクションぷりーず!」を歌唱した。



声出しOKとなった会場はコール&レスポンスで大盛り上がり。そして、十二分にあたたまった空気のなか、MCの鷲崎健と「音泉キング」こと下野紘が登場し、最初のコーナー「みんなでカラオケ!パーソナリティライブ♪」へ。

本コーナーは、テーマごとに各番組のパーソナリティがカラオケをするという企画だ。最初の「みんなで盛り上がりたい曲!」というテーマでは、「コーラルマイク」パーソナリティの稗田寧々と鈴代紗弓が「もってけ!セーラーふく」を歌唱。鷲崎から「営業のアオリじゃん!」と言われるほどの盛り上げ力を発揮し、トップバッターとしての役目を果たした。

「可愛くなりたい時に歌う曲!」のテーマで歌唱したのは「あつまれ!ささもり!」パーソナリティの篠原侑と守屋亨香。ふたりは、SNSでも人気の「可愛くてごめん」をジェスチャーも交えながらキュートにパフォーマンスする。3つ目のテーマ「忘年会・新年会で歌う曲!」では、「うそ!ほんと?かわいい!?」パーソナリティの宮原颯希と木野日菜がキャンディーズの「年下の男の子」をチョイス。ハキハキ歌う様子と曲の相性が抜群で、MCのふたりからも「素敵~」と称賛された。



さらに、「デュエットしたい曲」のテーマは、「DIALOGUE+RADILOGUE」でパーソナリティを務める「「DIALOGUE+」を代表して、村上まなつと鷹村彩花が「ライオン」を熱唱。パワフルな歌声を維持しつつ難しい高音部分も歌い上げるふたりに、会場からは大きな拍手が送られた。

本コーナーのラストは「ぽんぽこぽん」のパーソナリティである礒部花凜と土屋李央が「青春を感じるアニソン」というテーマで「Don‘t say lazy」を歌唱。白と黒それぞれの衣装に身を包んだ礒部・土屋がふだんの愉快なぽんぽーんという楽しい空気からは想像できないカッコいい姿で歌い上げた。



続いて行われたのは、6人の限界オタクが3分間の布教活動をする「推ししか勝たん♡」。本コーナーは、映画オタクの稗田、アミューズの限界オタク兼木野日菜オタクの佐藤日向、オカワカメという植物オタクの木野が判定員となり、3人全員が「尊い」札をあげたら それぞれの番組で推し活回を放送できるというルールで展開された。

最初に布教活動を行った限界オタクは、「Salon de Tanedaへようこそ♪」パーソナリティの種田梨沙。布教したのは「東山奈央」だ。種田はプロダンサーも認めるダンススキル、タクシーで運転手・同乗者にアメを配る神対応っぷりなど、東山の魅力ついて熱弁する。最後には東山が7月26日にニューシングルを発売することを差し込むなど、オタクの鑑っぷりで判定員を唸らせた。



続く土屋は、土屋家の末っ子ネコ・はるちゃんを布教。顔、肉球、素直じゃないところ、カメラ目線が完璧など、好きなポイントについて写真を交えながら紹介する。しかし、結果は残念ながら2尊い。その後、ダメ押しで土屋家の猫事情を話したことで、見事に3尊いをゲットすることに成功した。

3番手の飯塚麻結は、お酒の魅力を語る。美味しい、未知の味に出会える、Barはオーダーメイドの枕と同じ価値がある、友達が増えると力強くプレゼンするも、結果はゼロ尊い。残念ながらその熱が伝わらなかった。4番手のファイルーズあいが推したのは、じょせふ電産による個人制作恋愛風ゲーム『陰キャラブコメ』。攻略対象キャラクターは陰キャのみという設定やストーリー、そしてキャラクターたちにについて、とにかく早口で解説。最後の「作者が見てくれている」というアピールの効果が絶大で、3尊いをゲットした。



5番手の内山悠里菜はアイス推し。なかでも「バスキン・ロビンス(サーティワンアイスクリーム)」が好きで、自身の好みやサーティワンに関する豆知識を披露。稗田が「店員さんかと思った」と称したプレゼン力で、3尊いを獲得した。オーラスの礒部が語ったのは、子役の井澤美遥。「私が生んだかもしれない」と言葉にするくらい愛おしい存在だという。その熱量はすごかったが、結果は1尊いしか獲得できず。とにかく悲しそうな顔を浮かべる礒部の姿がそこにはあった。

その後、司会の鷲崎から突然「神降臨」と言うコールが。なんと、それぞれの推しに関する何かが限界オタクたちに授けられるという。土屋は猫のパネルと肉球を保存できるアイテム、飯塚はブランデー4リットル、内山はアイスのぬいぐるみとアイス屋さんの商品券5,000円分、種田は東山公式ぬいぐるみと本人からの「ありがとう」コメント、ファイルーズは作者描き下ろしイラストを手にする。

そして、礒部は井澤の大好物であるイチゴをゲット……かと思いきや、なんと井澤本人がスペシャルゲストとしてステージに登場。涙目で大好きと伝える礒部と、自身の子役時代を思い出してか、涙を浮かべる審査員の佐藤。礒部は「世界でいちばんかわいい!」と推しへの愛を爆発させた。



コーナー後には、そんな礒部がファイルーズと一緒に「脳漿炸裂ガール」をカバーして披露。ふたりの息の合った振り付けは、お見事の一言。バラエティコーナーからパフォーマンスモードにしっかりとシフトし、会場の空気を一変させた。

ここで下野が再登場し、新番組&リニューアル番組情報について発表。まずは、岬なこによる「岬なこのそんなこんなラジオ!」がスタートすること(記事掲載時点で第0回・第1回配信中)を発表。続いて、音泉初の音声生配信番組「ONSEN!SHOW・TIME!」が始まることが発表された。本番組は、鈴代と千葉翔也がパーソナリティを務め、リスナー参加企画などを実施するという。「おっぱい」というテーマとTVアニメ『あやかしトライアングル』を特集タイトルとした第1回目は、富田がゲスト出演。音泉YouTubeチャンネルにて7月5日に生配信が行われた。現在はアーカイブ配信を聞けるので、気になる方はぜひチェックしよう。

千葉翔也・鈴代紗弓 ONSEN!SHOW・TIME!第1回

その他、石見舞菜香のソロラジオ番組が9月頃にスタートする告知のほか、「相坂優歌と前田玲奈のも~っと♪トガリズム」と守屋のソロ番組「きょんくみちょーの、チャカとダンビラどっちが強いかな?」が復活することを発表。また、<音泉>アプリがリニューアルにして、24時間以内に更新された番組や新番組、スタッフのおすすめ番組をタグ化して表示されるホーム画面が追加されること、海外展開が決定したこともアナウンスされた。その他、新たな新機能も開発中で、こちらは<音泉>20周年時に発表予定とのこと。

さらに、もうひとつの新番組「稲垣好 はおうの城」のスタートも発表。本番組は、声優・稲垣好がトークスキルを鍛えたり、リスナーを勧誘したり、音泉を侵略してみたりして、最終的には音泉キング・下野らを倒し、「音泉はおう」の称号を手に入れるという番組。そこで本イベントでは、「音泉みつどもえ対決!」と題し、はおう・稲垣が先だって2つの番組を倒すコーナーが設けられた。今回はおうの餌食となったのは、「えきぞちっく・あにま~る!!!」(以下、「えきあに」)と「DIALOGUE+選抜メンバー」。「はおうの城」チームには助っ人として、佐藤・種田と謎の犬が加わった。

いくつかのゲームを行い、勝敗を決めることになった本コーナー。最初に「にゃんぼりーdeえきぞちっくde玉入れ!」で対決することとなった。各チーム3名が玉を投げ、その合計数を競い合う本ゲーム。しかし、「にゃんぼりーdeモッフィー!!」が流れるときは、「DIALOGUE+」チームは猫型の手袋を着用、また「えきぞちっく・たいむ」が流れると「えきあに」チームはバズーカで玉入れをしなければならないというルールも加えられた。



明らかなハンデを得た「はおうの城」は、ゲーム中に棒を持つ担当の犬が球を入れたり、種田・佐藤が入った玉の合計を数える際にこっそり水増ししようとしたりと不正を繰り返すも、結果は「DIALOGUE+選抜メンバー」の勝利。ここで、犬がアイムエンタープライズの佐藤元だったことが発覚(自ら犬の面を脱ぐ)する。「このためだけに来た!」という佐藤元。先輩・下野は「かわいそう……」と声をかけ、彼の頑張りを労った。

そんな佐藤元と稲垣のふたりで戦うことになった「はおうの城」チーム。雌雄は「楽屋借り物一言ゼリフ対決!」で決することとなった。本ゲームは、楽屋にある何かを借りてきて、テーマに沿った一言ゼリフを披露するというもの。ゲームは二度行われ、「あざとい言葉」「カッコつけた一言」をテーマに対決した。

佐藤元が様々な楽屋アイテムを使い、パロディネタを仕込むなど「はおうの城」チームが善戦するも、優勝は結局「DIALOGUE+選抜メンバー」。「私が絶対に勝つと聞いてきた」という稲垣だったが、「相方(佐藤元)のせいだよ」と告げられると、「(相方を)間違えた」と、ステージ上で嘆いた。

はおうがその存在感を発揮し、いい意味で場が荒れた本イベント。ここで下野がスケジュールの都合でステージを後にしなければならないということで、以前の公約を守り、後輩たちの暴挙への責任を取る意味も込めて、イベントの感想を即興ソングに乗せて披露する。その即興ソングにて、一人喋りのラジオが2023年9月より配信することが決定したという告知もされた。「どういう内容になるか分からないが、メールをひたすら読むラジオになりそう」と言葉にする下野。この日、いちばんの歓声と拍手が起こるなか、前半戦の幕は閉じた。

音泉キング・下野紘が稲垣好・佐藤元ら後輩の暴挙の責任と公約を果たすために歌う!?「<音泉>祭り2023夏~ONSEN NEXT STAGE~」前半戦レポート

《M.TOKU》

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