TVアニメ『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』では、2023年5月12日放送の第89話「インココイン」に、お笑い芸人のコウメ太夫が本人役で出演する。これに伴い、本人役でのアフレコに挑むのは初というコウメ太夫のコメントと、アフレコの様子が到着した。
『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』はシリーズ累計420万部を突破した、廣嶋玲子による小学校中高学年に大人気の児童書を原作とするTVアニメ。幸運な人だけがたどりつける、ふしぎな駄菓子屋「銭天堂（ぜにてんどう）」を舞台に、店主・紅子が悩める客にすすめる駄菓子によって起こるさまざまな幸運や不幸を描く。
5月12日に放送される第89話「インココイン」は、モノマネ芸人になりたい小学生・藍花をメインキャラクターとするエピソードだ。藍花は一番好きな「コウメ太夫」のモノマネを学校で披露するが、上手くできずに同級生から「似てない」と言われてしまう。
そこで、銭天堂にやって来た藍花は、インコのようにモノマネが上手くなるという「インココイン」を買って食べる。すると、モノマネが本人そっくりにできるようになった藍花は、クラスの人気者になるが……と展開していく。
本人役でのアフレコに挑むのは初というコウメ太夫からは、「アフレコは難しかったです。ブースで1人になったら『はい、やってください』という感じで、映像があっという間に流れて行ってしまって、最初は棒立ちでした。『どこから読むの？！わからんわー。これ、今日終わらないんじゃないかな、まずいな…！』と思ったのが第一印象でした。自分をアニメのキャラとして描いていただけるなんて嬉しいです。アニメになったコウメ太夫を是非観て、楽しんでください」などのコメントが寄せられた。
お笑い芸人のコウメ太夫が本人役で出演する、TVアニメ『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』の第89話「インココイン」は5月12日18時40分より放送される。
＜以下、コメント全文掲載＞
【コウメ太夫】
銭天堂への出演の話があった時、最初「あれ、銭天堂ってなんだったっけな…。」と思い出せなかったんですけど、マネージャーから台本をもらった時に、キャラクターの紅子さんを見て、「そういえば見たことある！このアニメのどこかに出られるんだ！」と驚きました。
アフレコは難しかったです。ブースで1人になったら「はい、やってください」という感じで、映像があっという間に流れて行ってしまって、最初は棒立ちでした。「どこから読むの？！わからんわー。これ、今日終わらないんじゃないかな、まずいな…！」と思ったのが第一印象でした。
自分をアニメのキャラとして描いていただけるなんて嬉しいです。アニメになったコウメ太夫を是非観て、楽しんでください。
【プロデューサー】
原作の「インココイン」をアニメ化するにあたり、実際の芸人さんを起用したいというのはシナリオ当初から決めていました。紅子さんの隣に並んだときに、一番面白いのが誰かを考えて、真っ先に思い浮かんだのがコウメ太夫さんです。
古銭柄の着物を着て凛としている紅子さんと、白塗りで着物を着てチクショー顔なコウメさんが並んでいたら、奇天烈で面白い！と思い、オファーさせていただきました。
ストーリーで登場する芸人役は、駄菓子の副作用で特徴的な声になっているという設定、且つ、キャラクターデザインが立つ人でないと誰か分かりづらい、という条件もありましたが、それもコウメ太夫さんならピッタリでした。
コウメ太夫さんが作中でどのようなネタを披露されているか、コウメ太夫さんに憧れている主人公・藍花がどのような人生の選択肢をとるのか、ぜひ注目していただきたいです。
TVアニメ『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』
NHK Eテレにて毎週金曜 午後 6:40から放送中
■スタッフ情報
原作：廣嶋玲子/ jyajya（偕成社） 監督：小野勝巳 シリーズ構成：小林雄次
キャラクターデザイン・総作画監督：横田明美・原憲一 美術監督：中村典史（スタジオなや）
色彩設計：横井正人 撮影監督：小町 哲 編集：楫野允史 音響監督：松田悟 音楽：未知瑠
制作：東映アニメーション・ぎゃろっぷ
（C）廣嶋玲子・jyajya／偕成社／銭天堂製作委員会
