TVアニメ『【推しの子】』の第五話「恋愛リアリティショー」が2023年5月10日に放送され、ルビーと有馬かなにブートダンスを伝授する覆面筋肉系ユーチューバー・ぴえヨンの登場が話題となった。
『【推しの子】』の原作は、『かぐや様は告らせたい』の赤坂アカと『クズの本懐』の横槍メンゴによるまったく新しい切り口で芸能界を描いた大ヒットコミックだ。
地方都市で働く産婦人科医・ゴローのもとへ、“推し”のアイドル「B小町」のアイが現れる。それをきっかけに数奇な運命が動き出す斬新なストーリーは、ミステリー要素も加わり連載開始当初から話題を呼んでいる。
アクアとルビーは前回の第四話から高校生に。元天才子役・有馬かなが先輩として通う陽東高校にそろって入学するが、芸能科のルビーは芸能人ばかりのクラスメイトに焦りを感じる。
第五話では、一刻も早くアイドルユニットとして活動を始めたいルビーが、かなをスカウトすることに。アイドルになることのリスクの大きさから、かなは話を断ろうとするがアクアの口説き文句に結局は……。
“重曹ちゃん”こと有馬かなは今回も表情が豊かだ。作画監督の渡部里美さんが自身のTwitterでかなの原画を3枚公開しているが（右下の1枚はルビー）、繊細な描写とデフォルメの使い分け、アニメならではの演出がこの作品の魅力の一つ。
第五話ではアクアが出演する恋愛リアリティショー「今からガチ恋始めます」の共演者として、MEMちょ、鷲見ゆき、黒川あかねらが登場。横槍メンゴさんも放送前に「今夜のアニメ推しの子、もしかして初登場祭りでは？！」と期待のコメント。
そして放送後にSNS上の話題をかっさらったのは、初登場でルビー＆かなに協力してブートダンスを教える覆面筋トレ系ユーチューバー・ぴえヨンだ。
「めちゃ笑った」「じわるw」「マジで面白かった！」など絶賛され、トレンド入りも果たしている。公式TwitterでおなじみとなったGIFアニメでは鍛え抜かれたボディを惜しげもなく披露した。
作中のぴえヨンによるブートダンスシーンはインパクト絶大だが、横槍さんにとっても「想像より10倍ダンスの尺長くて爆笑してる」と予想以上だった様子。
また、ぴえヨンの声を担当した村田太志さんは「ただただ純粋に真っ直ぐに台本に忠実に起爆剤の役割に徹し、ムキムキピヨピヨマッスルさせていただきました。嵐のようなものとお考えいただければ、、、」とコメントしているが、とんでもない破壊力を持ったマッスル起爆剤になっていた。
ブートダンスについて、かな役の潘めぐみさんは「いま、私は何を見ている・・・」、ルビー役の伊駒ゆりえさんは「これやったらすんごく体力つきそう……」と思わずポロリ。
MEMちょ役の大久保瑠美さんも「ぴえヨンが全てを持っていった…」と笑っていた。「恋愛リアリティーショー編がここからどうなっていくのかお楽しみに！ 今回MEMちょはとってもぶりっ子ちゃんしてましたね…ふふふ」とMEMちょの今後の活躍も匂わせている。
なお、公式ツイッターでは5月11日18時より、ぴえヨンブートダンスの振り付け動画がプレミア公開される。用意の良さに「公式最高！」など喜びの声が集まっていた。
第五話で総作画監督を担った平山寛菜さんは、MEMちょ、鷲見ゆき、黒川あかねのイラストを投稿。アクアと3人の関係も見逃せないものになりそうだ。
オープニング主題歌「アイドル」を提供するYOASOBIもたくさん笑ったとツイート。果たしてぴよエンコラボもあるのだろうか？
『【推しの子】』第五話はTOKYO MXほかにて5月10日より順次放送。配信はABEMAにて地上波同時・単独最速配信後、各配信サイトで順次配信される。
＜STAFF＞
原作：赤坂アカ×横槍メンゴ（集英社「週刊ヤングジャンプ」連載）
監督：平牧大輔
助監督：猫富ちゃお
シリーズ構成・脚本：田中 仁
キャラクターデザイン：平山寛菜
サブキャラクターデザイン：澤井 駿
総作画監督：平山寛菜、吉川真帆、渥美智也、松元美季
メインアニメーター：納 武史、沢田犬二、早川麻美、横山穂乃花、水野公彰、室賀彩花
美術監督：宇佐美哲也（スタジオイースター）
美術設定：水本浩太（スタジオイースター）
色彩設計：石黒けい
撮影監督：桒野貴文
編集：坪根健太郎
音楽：伊賀拓郎
音響監督：高寺たけし
音響効果：川田清貴
アニメーション制作：動画工房
＜CAST＞
アイ：高橋李依
アクア：大塚剛央
ルビー：伊駒ゆりえ
有馬かな：潘めぐみ
黒川あかね：石見舞菜香
MEMちょ：大久保瑠美
ゴロー：伊東健人
さりな：高柳知葉
アクア（幼少期）：内山夕実
（C）赤坂アカ×横槍メンゴ／集英社・【推しの子】製作委員会
