『転スラ』こと『転生したらスライムだった件』の新作アニメとして2023年秋の展開が予定されている『転生したらスライムだった件 コリウスの夢』より、キービジュアルとコンセプトボードの一部が公開された。さらに、本作のエンディング主題歌を担当するアーティストが岡咲美保に決定し、コメントも到着した。
『転生したらスライムだった件』は、原作WEB小説の連載開始から10年という節目を迎えたことを祝し、2023年2月20日より「転スラ10thプロジェクト」が始動している。
『転生したらスライムだった件 コリウスの夢』はそのプロジェクト企画第2弾として、原作者の伏瀬がTVアニメ第2期Blu-rayの特典に書き下ろした小説『コリウスの夢』を、全3話のオリジナルアニメとして2023年秋に展開するもの。TVアニメ第1期と第2期の間に位置する冒険譚が、砂漠に灼熱の太陽が降り注ぐ「コリウス王国」で繰り広げられる。
このたび公開されたキービジュアルは、キャラクターデザインの江畑諒真描き下ろしによるもの。コリウス王国の美しい宮殿を駆け抜ける“サトル”に扮したリムルの姿が見られる。そして、吸血鬼（ヴァンパイア）の魔王であるルミナスと、原初の悪魔の一柱（ひとり）であるヴィオレが背中合わせにたたずむ、緊張感漂う様子も描かれている。はたして、コリウス王国で絡み合う3人の思惑が気になるばかりだ。
また、INEIによるコンセプトボードの一部もお披露目になった。本作の舞台である「コリウス王国」の全景が描かれており、街並みに高々とそびえ立つ荘厳な宮殿と、砂ぼこりが舞う広大な砂漠を確認できる。リムルが向かう新たな国「コリウス王国」にも注目だ。
そして、そんな本作のエンディング主題歌を、『転スラ』の主人公であるリムルを演じる岡咲美保が担当することも明らかになった。岡咲からは、リムルとして関わってきた『転スラ』に、主題歌担当として関わることになったことについて喜びのコメントが寄せられている。
このほか、『劇場版転生したらスライムだった件紅蓮の絆編』について、Blu-ray（特装限定版）の店舗別購入特典の新規描き下ろしイラストやデザイン、早期予約特典、法人別特典の情報も一挙に発表されているので、ファンはあわせてチェックしておきたい。
新作アニメ『転生したらスライムだった件 コリウスの夢』は全3話で、2023年秋に展開される。さらなる続報を楽しみに待ちたい。
＜以下、コメント全文掲載＞
岡咲美保
この度コリウスの夢エンディング主題歌を担当させていただきます。岡咲美保です。
最初にお話をいただいたときは、まさに『夢!?』というような気持ちでした……。
リムルと出会って5年ほど経ちますが、転スラが皆様に愛されていることを日々感じております。
私の声優人生の中で欠かせないリムル役としての居場所。
そこから見えた景色や感じたことを作品の世界観に寄り添ってお届けできたらと思います。よろしくお願いいたします！！
『転生したらスライムだった件 コリウスの夢』
監督：中山敦史
原作：川上泰樹・伏瀬・みっつばー 『転生したらスライムだった件』 （講談社「月刊少年シリウス」連載）
シリーズ構成：根元歳三
キャラクターデザイン：江畑諒真
モンスターデザイン：岸田隆宏
コンセプトアート：富安健一郎（INEI）
美術：スタジオなや
美術監督：佐藤歩
美術設定：ボワセイユレミ・藤瀬智康・佐藤正浩
色彩設計：斉藤麻記/撮影監督：佐藤洋
グラフィックデザイナー：生原雄次
編集：神宮司由美
音響監督：明田川仁
音楽：藤間 仁（Elements Garden）
アニメーション制作：エイトビット
（C）川上泰樹・伏瀬・講談社／転スラ製作委員会
