島崎信長、杉田智和、大塚芳忠…声優の無駄遣い? ハマり役? 「吸血鬼すぐ死ぬ」キャストが2期もすごかった! | アニメ!アニメ!

島崎信長、杉田智和、大塚芳忠…声優の無駄遣い? ハマり役? 「吸血鬼すぐ死ぬ」キャストが2期もすごかった!

TVアニメ『吸血鬼すぐ死ぬ』は2期でも、思いがけない声優がキャスティングされて話題を集めています。「声優が豪華すぎてもったいない!」と思うような役柄なのか、はたまたハマり役なのか? 気になる3人をチェック!

コラム・レビュー アニメ
注目記事
『吸血鬼すぐ死ぬ2』キービジュアル(C)盆ノ木至(秋田書店)/製作委員会2すぐ死ぬ
『吸血鬼すぐ死ぬ2』キービジュアル(C)盆ノ木至(秋田書店)/製作委員会2すぐ死ぬ 全 4 枚 拡大写真

ハイテンションなギャグと声優陣の豪華さなどが人気を集めているTVアニメ『吸血鬼すぐ死ぬ』。2023年1月より放送がスタートしたTVアニメ2期でも、思いがけない声優がキャスティングされています。「声優が豪華すぎてもったいない!」と思うような役柄なのか、はたまたハマり役なのか。ぜひ確かめてほしい3人を紹介します。

『吸血鬼すぐ死ぬ2』(C)盆ノ木至(秋田書店)/製作委員会2すぐ死ぬ

■島崎信長さんの「下半身透明」

自分の下半身を透明に見せる催眠能力を持つ、吸血鬼・下半身透明。演じているのは島崎信長さんです。

2期第1話に登場した下半身透明は、幽霊のフリをして人間から血を吸おうと画策。しかし返り討ちにあい、吸血鬼退治人のロナルドたちに捕まってしまいます。
数々の人気作品で戦闘力の高いキャラクターを演じてきた島崎信長さんには物足りない役では、と思ってしまう人もいるかもしれません。

それでも島崎さんの持ち味が存分に発揮されている下半身透明。テンションの高い笑い声や心の底からの悲鳴、ふとした瞬間に出る透明感のある美声など、短時間でも演技の振り幅を堪能できます。悪巧みもしますが、本当は憎めない愛されキャラだと伝わってくるはず。
「下半身透明」や「ハイレグにされた!」など、本作ならではの珍しいセリフも必聴です!

ちなみに島崎さんは、自身が演じたキャラのコスプレをイベントで披露することが多数。そのためキャスト発表後には、SNSで「下半身透明の衣装、大丈夫か?」と心配するファンも見られました。

■杉田智和さんが虫を熱演!

2期第2話には杉田智和さんが参加。演じたのは吸血群体昆虫王ヘラクロ・キングダムです。まるでラスボスのような禍々しい外見と、貫禄のある低音ボイス。いかにも強そうですが、一撃で倒されてしまいます。

「せっかく杉田さんが登場したのにもったいない……」と思うかもしれませんが、本領を発揮するのはこのあとのエピソード。ドラルクがプレイする伝説のクソゲー『クエスト・オブ・ソウルゲート』(Q.S.G.)の主人公、ソードも杉田さんが演じました。

ただし、ソードのセリフは一言だけ。それでも一度聞いたら忘れられないような、インパクト抜群の演技です。
『吸血鬼すぐ死ぬ』公式サイトでは実際に『Q.S.G.』をプレイできるので、ソードのセリフを何度も味わってみてください。

■大塚芳忠さんが駅になった

2期第5話には、大塚芳忠さんが演じる吸血鬼・裏新横浜が登場。電車で眠ってしまったロナルドたちを、結界である裏新横浜駅に閉じ込めました。

なかなか姿を見せない、ミステリアスな裏新横浜。代わりに「裏新横浜」と書かれたホームの看板から、大塚さんの凄みのある声が聞こえてきます。結界に閉じ込めた人間を衰弱させてから吸血する、という恐ろしい能力にふさわしい演技です。

しかしまったく動じないロナルドたちに振り回され、最後には腰の低そうな車掌の姿で登場しました。
それでも顔は、影のように真っ黒。キャラクターの顔が見えない分、渋い声の魅力が際立っていました。
「こんなにいい声の駅内アナウンス、一度は聞いてみたい」と思った方も多いのではないでしょうか。

◆◆◆

演技の振り幅や、ほかの作品では聞けない珍しいセリフを楽しめるのも『吸血鬼すぐ死ぬ』の魅力。2期でもまだまだ個性的なキャラクターが登場しそうなので、キャスティングにも注目してみてください!

(C)盆ノ木至(秋田書店)/製作委員会2すぐ死ぬ


吸血鬼すぐ死ぬ 24 (少年チャンピオン・コミックス)
¥475
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

第1話 『ドラルク・ともだち・ひとりだち未遂』
¥300
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)


《ハシビロコ》

特集

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]