声優・宮野真守、内田真礼ら出演！朗読劇「はじめての」前編が閉幕　舞台写真到着

声優の宮野真守、井上麻里奈、内田真礼、藤井ゆきよが出演した朗読劇「『はじめての』＜前編＞」が、2023年1月9日をもって閉幕を迎えた。これに伴い舞台写真も公開された。

『はじめての』は、現代日本文芸界を牽引する直木賞作家の島本理生、辻村深月、宮部みゆき、森絵都が、“小説を音楽にするユニット”YOASOBIとコラボレーションし、小説、音楽、映像など、さまざまなジャンルで作品を展開しながら物語世界をつくりあげていくプロジェクトだ。
小説のテーマは「はじめて〇〇したときに読む物語」で、各作家が書き下ろした原作小説をもとに、石丸さち子が脚本・演出を手掛けた。朗読劇は2023年1月8日・9日に東京のよみうり大手町ホールにて上演され、拍手喝采、スタンディングオベーションの中で全4公演が閉幕した。

＜前編＞となる今回の公演は、島本理生原作の「私だけの所有者」と、森絵都原作の「ヒカリノタネ」が上演された。初日公演には宮野真守、井上麻里奈、内田真礼が、最終日公演は内田とのWキャストである藤井ゆきよが出演。モノトーンの衣裳に身を包み、雰囲気のまったく異なる「私だけの所有者」、「ヒカリノタネ」の2作を熱演した。
人気作家たちが描く極上の「はじめて」が、新たな時代を象徴するYOASOBIの音楽と融合することで生まれた、かつてない朗読劇体験となった。

なお、1月8日の夜公演で行われた生配信は、アーカイブでも視聴可能。1月11日18時から1月29日23時59分までアーカイブ視聴ができる配信チケットは、1月29日21時まで販売中だ。アーカイブ期間が長めに設定されているため、ぜひチェックしてみたい。

また、朗読劇「『はじめての』＜後編＞」となる、辻村深月原作の「ユーレイ」、宮部みゆき原作の「色違いのトランプ」については、2023年夏頃の上演が決定している。キャストなどの詳細は後日発表となるため、続報を楽しみに待ちたい。

朗読劇「はじめての」
「私だけの所有者」（島本理生)／「ヒカリノタネ」（森絵都）
■日時：全 4 公演
2023 年 1 月 8 日(日) 開場 12:30/開演 13:00 開場 16:30/開演 17:00
2023 年 1 月 9 日(月・祝) 開場 12:30/開演 13:00 開場 16:30/開演 17:00
会場：よみうり大手町ホール（〒100-0004 東京都千代田区大手町 1-7-1 読売新聞ビル）
原作：『はじめての』（島本理生、辻村深月、宮部みゆき、森絵都）水鈴社刊
脚本・演出：石丸さち子
音楽・演奏：桑原あい
主題歌：YOASOBI
出演：
宮野真守（1/8-9）
井上麻里奈（1/8-9）
内田真礼（1/8）/ 藤井ゆきよ（1/9）※W キャスト
※YOASOBI の出演はございません
制作：株式会社 room NB、田子由紀子
主催：株式会社 room NB (ソニー・ミュージックエンタテインメント 100％出資子会社)

【原作／ストーリー】
島本理生

「私だけの所有者」ーーはじめて人を好きになったときに読む物語
アンドロイドの「僕」と所有者との間に何があったのか。
とある国の施設に保護された僕は、「先生」に手紙を書きはじめた。

辻村深月
「ユーレイ」ーーはじめて家出したときに読む物語
家出をして海沿いの駅に降り立った私は、花束が手向けられた夜の広場で、
突然、不思議な女の子から声をかけられた。

宮部みゆき
「色違いのトランプ」ーーはじめて容疑者になったときに読む物語
並行世界で起きたテロへの関与を疑われ、捕らわれた愛娘の夏穂。
宗一は夏穂を救いに、単身、もう一つの“鏡界”へと向かう。

森絵都
「ヒカリノタネ」ーーはじめて告白したときに読む物語
幼馴染の椎太が好きでたまらない高校生の由舞は、四回目の告白を確かなものとするため、過去の告白を消し去ろうとする。

■朗読劇「はじめての」＜前編＞配信チケット
配信公演：2022 年 1 月 8 日(日) 夜公演
販売期間：販売中～1 月 29 日(日)21:00
※アーカイブ配信期間：2023 年 1 月 11 日(水)18:00 ※準備が整い次第～1 月 29 日(日)23:59 まで
料金：￥3,440（※イベント割適用後価格）

（C）朗読劇「はじめての」　