「アイナナ」「ラブライブ」「うたプリ」…アイドルアニメの気になるトピックまとめ！【2022年アニメを振り返る】

2022年も終わり目前！数多くの人気アニメが生み出され、作品に関連したイベントも豊富だった2022年。そんな2022年のアニメ作品の中でも、注目すべきはアイドルアニメの動きだろう。

アニメ！アニメ！でもニュース記事を踏まえ、多くの最新情報をお届けしてきたアイドルアニメ。来年に向けた最新の動きも含め、2022年のアイドルアニメの気になる5つのトピックを今一度復習しておこう。

ラブライブ！

まずは、スクールアイドルプロジェクト「ラブライブ！」シリーズの動きに注目したい。ラブライブといえば、2022年4月にキャラクタービジュアルが発表された、Liella!の新メンバー“2期生”4名のキャストがお披露目となった。

7月より放送が始まった『ラブライブ！スーパースター!!』TVアニメ2期では、スクールアイドルグループ Liella!を結成した澁谷かのんたちは新入生を迎え、新たに4人の少女が”スクールアイドル”として走り出す。

桜小路きな子役は鈴原希実、米女メイ役は薮島朱音、若菜四季役は大熊和奏、鬼塚夏美役は絵森彩が担当。OP主題歌＆ED主題歌の発売にあわせ、「Liella!」が9人体制初のライブを行う2期OP＆ED主題歌連動リリースイベントが開催されるなど盛り上がりを見せた。

ヒプノシスマイク

“アイドル”…というジャンルからは外れるが、男性声優による音楽原作キャラクターラッププロジェクト、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』通称「ヒプマイ」の活躍ぶりにも触れておきたい。

2022年はヒプマイ史上初のディビジョン別ライブ公演「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 8th LIVE ≪CONNECT THE LINE≫」がスタート。9月3日・4日に片柳アリーナにて行われたヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW”を皮切りに、年内にはオオサカ・ディビジョン、イケブクロ・ディビジョンが公演を行い、2023年1月21日・22日にGメッセ群馬にてシブヤ・ディビジョン“Fling Posse”の公演が開催される。

また、各公演ではディビジョンにゆかりのあるアーティストとして豪華ゲストの日替わり出演も。全国の映画館でのライブビューイング、ABEMA PPVONLINE LIVEでの生配信も併せて、ヒプマイ5周年イヤーを彩る素晴らしい盛り上がりを見せた。

アイドリッシュセブン

アイドルたちがひたむきに頑張る姿が話題を呼び、原作のアプリゲームのみならずアニメシリーズも根強い人気を集め続ける「アイドリッシュセブン」、通称「アイナナ」。

アイナナのトピックとしては、IDOLiSH7として初めてのグループ単独ライブ「IDOLiSH7 LIVE BEYOND“Op.7”」を2022年1月22日、23日にさいたまスーパーアリーナ(スタジアムモード)にて開催。七瀬陸役の小野賢章、和泉一織役の増田俊樹、二階堂大和役の白井悠介、和泉三月役の代永翼、四葉環役のKENN、逢坂壮五役の阿部敦、六弥ナギ役の江口拓也がパフォーマンスを繰り広げ、会場を沸かせた。

また、アイナナといえばTVアニメ『アイドリッシュセブン Third BEAT!』の放送も話題に。

ŹOOĻの本格始動に伴い、窮地に追いやられるTRIGGERや七瀬陸の覚醒など、毎話見応えのある展開はSNSでもアイナナ関連のハッシュタグがトレンド入りの常連を果たす程だった。

またYouTube「EMOTION Label Channel」にて有料配信中の『アイドリッシュセブン Vibrato』の地上波初放送が2023年1月8日22時30分より放送予定。こちらも期待が高まる。

うたの☆プリンスさまっ♪

人気アニメ「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE（うた☆プリ）」シリーズの勢いは2022年も止まらない。新作『劇場版うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』では、観客動員数が100万人を突破。

初日の興行収入から前作比163％のスタートなり、一般的な映画より上映館数が少ないにもかかわらず、最終的な興行収入は18億円を超えて大ヒットとなった。また映画公開にちなんだ飲食店やカラオケ店でのイベントも合わせて多数開催された。

2021年にアニメ放送開始から10周年を迎えた「うた☆プリ」。関連CDの販売枚数は500万枚を超え、2019年に公開された劇場版『劇場版うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム』が動員118万人、興行収入18億円を突破するなど過去作の大ヒットも記憶に新しい。

今回の新作公開では、そんな過去のヒットの記録を塗り替えるほどのファンの熱い想いが伝わってくる数字となった。

推しが武道館いってくれたら死ぬ

原作漫画から2020年にTVアニメ化を果たし注目を集めた『推しが武道館いってくれたら死ぬ』、通称『推し武道』。2022年はアニメに新しい動きがあった訳ではないものの、再度改めてアニメ『推し武道』へ注目が集まった。

2022年には実写ドラマ化が始まり、岡山県のマイナー地下アイドル“ChamJam”（チャムジャム）の人気最下位メンバー・市井舞菜に人生の全てを捧げる熱狂的ファン、松村沙友理演じるえりぴよの再現度も話題に。ドラマ推し武道音楽集も発売され、「ずっと ChamJam」をはじめとする『ChamJam』『めいぷるどーる』による劇中歌と、作品を彩る劇伴が全曲収録されている。ドラマ化に伴い、アニメにも再度大きな注目が集まったというわけだ。