模型雑誌「月刊ホビージャパン 2023年2月号」では、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズを特集。放送20年の軌跡を振り返るとともに、『ガンダムSEED』作例を多数掲載。それに加え、新キット「MGEX 1/100 ストライクフリーダムガンダム」を徹底レビューしている。

『機動戦士ガンダムSEED』は、2002年10月から2003年9月にかけてTV放送され、21世紀の“ファースト”ガンダムと言われた話題作だ。C.E.(コズミック・イラ)71を舞台に、遺伝子調整がおこなわれた人類(コーディネイター)とこれまでの人類(ナチュラル)が軍事組織ザフトと地球連合軍に分かれ戦いを繰り広げる中、この戦争を通じコーディネイターであるキラ・ヤマトと幼馴染みのアスラン・ザラの苦悩と成長を描いた。
監督は福田己津央が務め、キャラクターデザインは平井久司が担当。従来のガンダムファンに加え、ティーン層や女性ファンなどからも幅広い支持を獲得し、大ヒットを記録した。

本号では、同シリーズに登場したガンプラ作例を多数掲載。「FM 1/100 フリーダムガンダム」や「EG 1/144 ストライクガンダム」の改造作例に加え、「1/100 ゲイツ」のスクラッチも紹介されている。
また「MGEX 1/100 ストライクフリーダムガンダム」の徹底レビューでは、プロモデラー・木村直貴氏が作例。フレームの金属表現はできる限り活かしつつツヤ消しとウォッシングで重厚感を演出。外装パーツはキット本来のモールドを起点にディテール追加を施すことでさらに情報量を高めている。

そのほか、今号では絶賛放送中のアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のガンプラ作例も掲載。その中から「HG 1/144 ガンダムファラクト」「HG 1/144 ダリルバルデ」の作例が紹介されている。プロモデラー・渡辺圭介氏とえめす@ifrit氏によってディテールアップされた作例をぜひ確認してほしい。

「月刊ホビージャパン 2023年2月号」は1,100円(税込み)にて発売中。
(C)創通・サンライズ
(C)創通・サンライズ・MBS