五穀豊穣を祝う宮中行事である新嘗祭をルーツに持つ国民の祝日です。
アニメでは特定の職業をフィーチャーした「お仕事アニメ」と呼ばれるジャンルが存在しますが、その影響か……昨今は仕事を頑張りすぎてしまう「社畜キャラ」も多く誕生しています。
そこでアニメ！アニメ！では「休みをあげたい“社畜キャラ”といえば？」と題した読者アンケートを実施。11月11日から11月17日までのアンケート期間中に978人から回答を得ました。
男女比は男性約28パーセント、女性約69パーセントと女性票が多い結果に。年齢層は19歳以下が約63パーセント、20代が約12パーセントと若年層が中心でした。
■社畜であることを受け入れていたり抵抗したり…多様なキャラがランクイン
第1位
第1位は『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』観音坂独歩。支持率は約36パーセントと、ダントツでトップに。
「『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rhyme Anima」（C）『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rhyme Anima製作委員会
新宿ディビジョン「麻天狼」のメンバーである独歩は、スーツを着用し、首には社員証。目の下にはいつも真っ黒いクマを携えている、誰もが一目からわかる社畜キャラ。公式のプロフィールにも「ブラック企業に勤務する会社員。医療機器メーカーの営業担当で仕事熱心だが、上司から常に嫌がらせを受けている」というかわいそうな説明も……。
集まったコメントには「ラップにも社畜感が滲み出てる」「公式社畜といえばこの人」のほか、「ゆっくり休んで～！」といった労わりの言葉が多く見られました。
第2位
第2位は、『テイコウペンギン』ペンギン。支持率は約7パーセントでした。
『テイコウペンギン』（C）2020 Plott Inc.
とりのささみ。さんがTwitter上で連載されているショートマンガ、およびそれを原案とするYouTubeアニメの主人公であるペンギン。観音坂独歩と同様にブラック企業で働いていますが、いじめ・パワハラなどが大嫌い。直面すると皮肉と毒気たっぷりに“テイコウ（抵抗）”し改善しようという姿勢が見られます。
そんなペンギンは、なんと勤労感謝の日が誕生日。「公式の皮肉が効いているｗ」とのコメントも。
第3位
第3位は、『文豪ストレイドッグス』国木田独歩。支持率は約6パーセントでした。
『文豪ストレイドッグス』キービジュアル（c）2016 朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグス製作委員会
表紙に「理想」としたためた手帳を携行し、そこに記した内容を人生の道標としている国木田。秒単位の行動をスケジュールに書き込んで行動しているのですが、自由人の太宰治を相棒とするため苦労が絶えないキャラクターです。
「仕事以外にも、個性的すぎるメンバーの探偵社をまとめたり、ツッコんだりと大変そう…」「仕事＋太宰の世話で苦労しているから」といったコメントが集まりました。
■そのほかのコメントをご紹介！
『呪術廻戦』七海建人には「ここからは時間外労働ですって、何時も残業してるから」
『小林さんちのメイドラゴン』小林さんには「トールやカンナの面倒を見つつも 朝から晩まで2人の為に一生懸命働いてくれたり、2人の事をいつも気にかけてくれるから」
『小林さんちのメイドラゴンS』（C）クール教信者・双葉社／ドラゴン生活向上委員会
『SPY×FAMILY』ロイド・フォージャーには「たくさんの任務を押し付けられて疲れているのに、家族の前でも演技を続けなくてはいけなくて休む暇がないから」
『名探偵コナン』安室透には「黒の組織に、警察にポアロにいつ、休んでるだろう？休める時は、休んで欲しい」など、多忙なキャラへ心配の声も寄せられました。
『SPY×FAMILY』第2クールキービジュアル（C）遠藤達哉／集英社・SPY×FAMILY製作委員会
■ランキングトップ10
［休みをあげたい“社畜キャラ”といえば？］
1位：観音坂独歩『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』
2位：ペンギン『テイコウペンギン』
3位：国木田独歩『文豪ストレイドッグス』
4位：七海建人『呪術廻戦』
5位：伊地知潔高『呪術廻戦』
6位：小林さん『小林さんちのメイドラゴン』
7位：伏原さん『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』
8位：降谷零／安室透『名探偵コナン』
9位：ロイド・フォージャー『SPY×FAMILY』
10位：鬼灯『鬼灯の冷徹』
（回答期間：2022年11月11日～1月17日）
- そのほか募集中のアンケートテーマはコチラ！あなたの想いを教えて下さい。＞＞https://animeanime.jp/special/1898/recent/
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。
