東京ビッグサイトでの現地開催としては、なんと3年ぶりとなる「AnimeJapan 2022」が、3月26日（土）27（日）の2日間に渡って開催された。
「AnimeJapan」といえば、レッド・ブルー・グリーンの3つの大きなステージで盛り上がる「AJステージ」が注目の的。しかし各出展社のブースで繰り広げられるステージ、物販、展示も見逃せない。
「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」でおなじみのアニメツーリズム協会が出展するブースも、そんな注目ブースのひとつ。全国各地で作成・配布されている「アニメ舞台探訪マップ」が日本全国から集う展示パネルのほか、ご当地でしか買えない特産品などを販売して来場者たちの視線を集めていた！
■全国各地の「アニメ舞台探訪マップ」が約100点！
アニメツーリズム協会といえば、毎年「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」を選定しつつ、地域と作品・ファン・権利者の橋渡しをする一般社団法人だ。
「AnimeJapan 2022」のブースでも、2023年版「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」の先行投票を受け付けており、参加者には抽選でプレゼントが当たるという。
そんなアニメツーリズム協会ブースでもっとも目立っていたのは、やはり日本全国から集めたという100点にも及ぶ「アニメ舞台探訪マップ」だ。
これは各地で制作・配布されている、いわゆる観光マップで、各作品の登場キャラクターの紹介、関連するスポットや劇中で描かれた聖地などを地図化している。
単にキャラクターイラストを散りばめるのではなく、作品の世界観に沿ったデザインやレイアウトなど工夫されており作品関連グッズとして抑えておきたいクオリティだ。
■最新版「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」(2022年版)も配布！
物販コーナーでは、伝統工芸品、地元メーカーの「おつまみ品」、食品、地酒など人気アニメとコラボしたご当地グッズの数々を販売。普段はその地元でしか買えないものや会場先行販売品が並んでおり、お祭りイベントならではのにぎやかなラインナップとなっていた。
また協会オリジナルグッズや、発売されたばかりの観光ガイド雑誌「アニメツーリズム協会公式 アニメ聖地88Walker2022」も限定特典のポストカードつきで販売されており、アニメ聖地にまつわるグッズが一同に会する品揃えだ。
もちろん会場では、最新版となる「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」(2022年版)も配布。同じテーブルには、アニメツーリズム協会が一部地域に設置しているご朱印を体験するコーナーもあり、「AnimeJapan 2022」来場記念として注目を集めていた。
そのほかブースの一角ではシャチハタによる「OSMO」も設置。「OSMO」とは自分で選んだデザインをスタンプ化できるマシンなのだが、『狼と香辛料』のキャラクターなどをオリジナルスタンプにするデモンストレーションを実施しており、ご朱印とともに記念品として購入する来場者もいた。
またインフォメーションコーナーでは直近のご当地イベントの告知もされており、「アニメの聖地」の魅力がギュギュッと詰まったブースとして来場者たちの視線を引き寄せていた。
