2022年が始まってからすでに2ヶ月。もう2021年ことなんて、遠い過去の出来事のよう……なんて人もいるかとは思います。
しかし、まだまだ2021年を引きずりながら生きている人たちもいます。今回はそんな2021年が忘れられない編集部員の発散の場として、「2021年、えっちだったあの娘（漢）」について、語ってもらいました。
- ▼2021年、えっちだったな…あの娘（漢）
- 『吸血鬼すぐ死ぬ』ロナルド
- 『月曜日のたわわ2』前髪ちゃん
- 『裏世界ピクニック』紙越空魚
『吸血鬼すぐ死ぬ』ロナルド
『吸血鬼すぐ死ぬ』第3話「バカ騒ぎ退治人ギルド」ほか2本 先行場面カット（C）盆ノ木至（秋田書店）／製作委員会すぐ死ぬ抜群な運動神経と端正なルックスを持つ吸血鬼退治人（バンパイアハンター）。
注目したいのは第6話「ドラルク家の一族」。ドラルク一族の新年会に誘われたロナルド。多くの吸血鬼がいる手前、「吸血鬼退治人」であること隠すが、ドラルクに「職業はポールダンサー」という嘘の設定を付けられたり、「ロリコン野郎」と紹介されたりして、てんやわんやする。
そして、本当に厄介と恐れられるドラルクの“御真祖様（おじいさま）”の登場により、新年会は混沌と化す！ おじい様が持ってきたのは“お手製すごろく”。普通のすごろくではない内容にドラルク一族たちは阿鼻叫喚。ロナルドもバニー姿になってしまい……!? そんな彼のセクシー姿と、CV.古川慎による雄叫びは必見＆必聴だ。
このほかにも、第5話では学ランハイレグ、第9話ではマイクロビキニからの全裸、第10話ではお風呂シーンなどサービスシーン満載。彼の色気あふれるマッチョ姿をぜひ見逃さないでほしい。＜スーサイド・モモ＞
『月曜日のたわわ2』前髪ちゃん
アニメ『月曜日のたわわ2』キービジュアル（C）比村奇石/PBM2そろそろ今年も終わり……。
そんなことを思い始めた、2021年9月にとってもえっちな女の子が現れました。
その子とは、ショートアニメ『月曜日のたわわ2』の前髪ちゃん（CV.高橋李依さん）。
もともと『月曜日のたわわ』とは、公式サイトにもありますが「たわわな美少女たちにドキマギさせられる爽やか日常ラブコメディ」です。
たわ‐わ【撓】
〔形動〕（「たわたわ」の変化）（木の枝に多くの実がなったりして）枝がしなうさま。たわ。とおお。＊徒然草‐‐一一「大きなる柑子の木の、枝もたわわになりたるが」
（日本国語大辞典より引用）
“たわわ”という文学的な（？）表現が使われていますが、要は、ヒロイン全員おっぱいが大きいということ。
それもそこらの巨乳レベルではなく、圧倒的存在感を放つ超爆乳。
どのくらいのものなのか、例をあげるとするならば、メインヒロインである女子高生・アイちゃん（注：現在は成長して“ジェイ”ちゃんに）はそのバストの“圧”によって、週に1度は制服のワイシャツのボタンを弾け飛ばしてしまうほど。
さらに2期 第1話ではジ〇リ『天空の城ラ〇ュタ』で印象深い「誰がそのシャツを縫うんだい？」のオマージュがあり、あのシーンを真似て胸部に力をこめてシャツのボタンを弾け飛ばす場面も。
そんな爆乳で可愛い女の子たちとのドキドキな日々を描いたオムニバス形式ショートアニメ、それが『月曜日のたわわ』です。
しかし、“謎の光アニメ”のように簡単にポロリするような単純なエロ要素はなく、シチュエーションでキャラクターの魅力やえっちさを表現してくるのが本作の魅力。爆乳という設定も、ただ単にそれそのものを武器として振り回すより、舞台装置として働くことも多々。
“ハリウッド映画”的なおっぱいアニメではなく、“日本映画”のような佇まいのおっぱいアニメと言えるでしょう。
前置きが長くなりましたが、そもそもがそのような題材の本作の中で、飛びぬけて「えっちだなぁ」と思わせたのが、第2期 第2話の前髪ちゃん初登場回。
眉目秀麗・文武両道で生徒会長まで務める女子高生の前髪ちゃんが、大好きな先生へアプローチし続けた3年間を約8分で追うという構成になっています。
生徒からも教師からも信頼が厚くて一見すると模範的生徒ですが、先生と2人きりの時には「センセ、好き。内緒でいいから付き合って」と、インモラルに攻めてくる彼女。えっちだ。
しかし、先生の答えはNO。
それでも「卒業までに降参させてやる」と諦めない前髪ちゃんは、男子生徒に告白されたことを明かしてヤキモチを妬かせたり、「ねぇセンセ、今だけだよ？18歳、教え子、現役女子高生の……Hカップ」と色仕掛けしてきたり。そんな前髪ちゃんの駆け引きに、先生も口には出さないけど内心ドキドキモヤモヤ。
そして迎える、前髪ちゃんの卒業の日。彼女が最後に起こした行動とは……。
前髪ちゃんのキャラクターボイスを務めるのが『からかい上手の高木さん』高木さん役などで知られる高橋李依さんということもあり、本編中の駆け引きややり取りに、どことなく“えっちな『高木さん』”ぽさを感じた本エピソード。
作品やキャラクターの好みや性癖などは人それぞれですが、「おっぱい」「前髪キャラ」「生徒と教師」「『高木さん』ぽさ」など、なにかひとつでも気になる要素があったら見て頂きたいエピソードです。
ストライクゾーンど真ん中だった私にとっては、“萌えキュンの暴力”でした。＜小野瀬太一朗＞
『裏世界ピクニック』紙越空魚
『裏世界ピクニック』場面写真（C）宮澤伊織・早川書房／DS研ネットロアの異形たちが出現する「裏世界」を舞台にした『裏世界ピクニック』。その主人公。
地味目の服装、八重歯が目立つ童顔にアンダーリムのメガネを掛けた大学生。ネットロア好きで友達少なめ、若干鬱屈した大学生活を過ごしているジト目の似合うメガネっ娘……。もうひとりの主人公・仁科鳥子とは対象的な彼女ですが、個人的にはアニメの発表時からえっちだな……と気になっていたメガネっ娘であり、本記事の話を聞いたときもぱっと思い浮かんだ人でした。
最初は鳥子のことを信用していなかった空魚ですが、危険な裏世界を探索するうちに、2人の関係は進展していきます。とんでもなく美人な鳥子に惹かれ、時にはヤキモチを焼き……。そんな空魚を見ているうちに、かわいさや鳥子と幸せになって欲しいな……という思いが勝ってしまい、あまり「えっちだな……」という目で見られなくなってしまいました。
というわけで、「えっちだな……」と“思っていた”キャラなのではありますが、最初に浮かんでしまったのが彼女ということで、こちらにて挙げさせていただきます。＜すえなが＞
