神谷浩史さんは1990年代にデビュー。第2回声優アワードの助演男優賞を筆頭に、主演男優賞、パーソナリティ賞などを受賞しました。2022年は『うる星やつら』や『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』への出演が決まっています。
そこで神谷浩史さんのお誕生日をお祝いする気持ちを込めて「演じた中で一番好きなキャラクターは？」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。1月7日から1月14日までのアンケート期間中に2023人から回答を得ました。
男女比は男性約10パーセント、女性約90パーセントと女性が大多数。年齢層は19歳以下が約45パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。
目次
■人気シリーズが上位を独占！
第1位
1位は『進撃の巨人』のリヴァイ。支持率は約25パーセントで、2年連続トップとなりました。
『進撃の巨人』The Final Season キービジュアル（C）諫山創・講談社／「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
人類最強の兵士・リヴァイには「神谷さんの普段とは異なる低めの声が、過酷な世界で生きる兵長の魅力を引き出していると思います」や「私はOADシリーズの『悔いなき選択』が印象に残っています。普段は冷静なリヴァイが叫び声を上げ、その中に複雑な感情を混ぜ合わせるという素晴らしい演技をしていて、神谷さんのすごさ、プロの力を感じました」とさまざまな芝居を堪能できる役柄だというコメントが届いています。
「ついに『The Final Season Part 2』が始まり、リヴァイにまた会える喜びと、今後の展開への不安の気持ちが入り混ざっています。人類最強であるがゆえに大切な仲間を先に亡くすことも多いリヴァイ。過酷な運命を歩む彼を神谷さんがどのように表現し、命を吹き込んでくれるのか目が離せません」と物語のフィナーレに向けて期待も高まっている最中です。
第2位
2位は『夏目友人帳』の夏目貴志。支持率は約21パーセントで、2年連続の2位となっています。
『劇場版 夏目友人帳 ～うつせみに結ぶ～』第2弾キービジュアル(C)緑川ゆき・白泉社／夏目友人帳プロジェクト
「神谷さんの透明な声が、妖怪との優しい出会いを色付かせています。にゃんこ先生との掛け合いも楽しく、何年経っても色褪せない心に残る作品です」や「“小さい頃から時々 変なものを見た”というセリフを聞いた瞬間、『夏目友人帳』の世界観に引き込まれる感覚があります。切ないけれど温かくて、見終わった後に大切な誰かに会いたくなるような、そんな神谷さんと夏目の声が大好き」と神谷さんの芝居によって、作品を身近に感じられたという意見が複数寄せられました。
「物語が進むにつれて喜怒哀楽が出てくるなど、長く続く作品だからこその変化を感じられるのも素敵です。今後のアニメ化も楽しみにしています」と2008年にアニメ化がスタートした長期シリーズならではのコメントもありました。
第3位
3位は『化物語』の阿良々木暦。支持率は約6パーセントで、昨年の5位からランクアップしました。
『暦物語』メインビジュアル（C）西尾維新／講談社・アニプレックス・シャフト
「阿良々木くんの長ゼリフやツッコミ、モノローグは神谷さんの心地良い声と技量があってこそ。コミカルからシリアスまで、メリハリのある演技が素晴らしいです」や「神谷さんの畳みかけるようなセリフが、短い映像を積み重ねるシャフトの演出とマッチしていました」、「会話劇がメインのためテンポの良い掛け合いが重要になるタイトルで、難しいセリフばかりなのに完璧に演じ切っているのがすごい」とセリフ量の多さに驚いたとの声が。
100話以上に及ぶ〈物語〉シリーズで主人公を演じ切ったことも人気を集めている理由です。
■そのほかのコメントを紹介!!
（C）赤塚不二夫／おそ松さん製作委員会（C）2018 MAGES./KADOKAWA/ STEINS;GATE 0 Partners
『おそ松さん』松野チョロ松には「真面目なツッコミキャラに見えて実はヤバい奴なのが好き。神谷さんのチョロ松の振り幅の広さには驚かされます」。
『黒子のバスケ』赤司征十郎には「二重人格のキャラクターで『オレ』の赤司と『僕』の赤司の両方を演じられるのは神谷さんだけ。同じ人物なのに喋り方や声色を使い分けているため、別人にような感覚になりました」。
『しろくまカフェ』ペンギンさんには「パンダくんたちに振り回されるペンギンさんが微笑ましい。ペンギンが実際に喋ったらこんな声かも知れないという説得力もあり、ちょこまかとした動きにマッチした可愛らしい演技に癒されました」。
『うらみちお兄さん』表田裏道には「神谷さんが演じたキャラクターはどれも好きですが、私自身が社会人になってからは、毒を吐いたり、負の一面を抱えていたりと、等身大の人間らしいうらみちお兄さんに親近感を抱いてしまい、一番好きなキャラになりました」と2021年放送された最新作にも投票がありました。
『うらみちお兄さん』キービジュアル(C)久世岳・一迅社／「うらみちお兄さん」製作委員会
今年のアンケートもバラエティ豊かなキャラクターがランクイン。トップ3は複数シリーズが映像化された人気作のメインキャラで、『おそ松さん』や『文豪ストレイドッグス』など、新作が決まっているタイトルも上位に入っています。
次ページのトップ20もぜひご覧ください！
■ランキングトップ10
[神谷浩史さんが演じた中で一番好きなキャラクターは？ 2022年版]
1位 リヴァイ 『進撃の巨人』
2位 夏目貴志 『夏目友人帳』
3位 阿良々木暦 『化物語』
4位 松野チョロ松 『おそ松さん』
5位 トラファルガー・ロー 『ワンピース』
6位 折原臨也 『デュラララ!!』
7位 江戸川乱歩 『文豪ストレイドッグス』
8位 斉木楠雄 『斉木楠雄のΨ難』
9位 赤司征十郎 『黒子のバスケ』
10位 表田裏道 『うらみちお兄さん』
（回答期間：2022年1月7日～1月14日）
次ページ：ランキング20位まで公開
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※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。
![[神谷浩史さんが演じた中で一番好きなキャラクターは？ 2022年版]TOP５](/imgs/sp/thumb/469368.jpg)
