江口寿史がキャラ原案、銀杏BOYZが初のアニメ主題歌! オリジナルアニメ「Sonny Boy」製作決定 | アニメ!アニメ!

江口寿史がキャラ原案、銀杏BOYZが初のアニメ主題歌! オリジナルアニメ「Sonny Boy」製作決定

『ワンパンマン』の夏目真悟が監督・脚本、『サマーウォーズ』のマッドハウスがアニメーション制作、江口寿史がキャラクター原案、銀杏BOYZが主題歌を務めるオリジナルTVアニメ『Sonny Boy』が製作決定。あわせて、本編映像を使用したティザーPVが公開された。

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『Sonny Boy』コンセプトビジュアル(C)Sonny Boy committee
『Sonny Boy』コンセプトビジュアル(C)Sonny Boy committee 全 2 枚 拡大写真
『ワンパンマン』の夏目真悟が監督・脚本、『サマーウォーズ』のマッドハウスがアニメーション制作、江口寿史がキャラクター原案、銀杏BOYZが主題歌を務めるオリジナルTVアニメ『Sonny Boy』が製作決定。あわせて、本編映像を使用したティザーPVが公開された。

『Sonny Boy』は、夏目真悟監督とマッドハウスがタッグで贈る青春SF群像劇。
夏休みのある日、突如中学校が異次元を漂流し始め、そこに取り残されて超能力に目覚めた36人の少年少女が、理不尽に満ちた世界でサバイバル生活を送る様子を描く。

本作では、キャラクター原案として、マンガ家&イラストレーターとしてジャンルレスに活動する江口寿史が参加。江口がTVアニメのキャラクター原案を務めるのは『無人惑星サヴァイヴ』以来18年ぶりだ。

また主題歌は、銀杏BOYZによる書き下ろし楽曲「少年少女」に決定。銀杏BOYZがアニメーション作品に楽曲提供するのは今回が初であり、ティザーPV内で「少年少女」もお披露目となった。


『Sonny Boy』は、2021年放送。

<以下、コメント全文掲載>


監督・脚本=夏目真悟


自分にとって「Sonny Boy」は、好きなものを詰め込んで、全て出しきった私小説的な作品になりました。
ストーリーも映像も思うようにわがままに作らせてもらえて、こんな事はもう最初で最後だなと思います。その分、普通ではないある種ユニークな映像作品になっているはずです。

キャラクター原案は、いちファンとしてずっと見てきた江口さんにお願いできて、主題歌もずっと聞いてきた銀杏BOYZの峯田さんにやっていただけて、ただただ嬉しかったです。

江口さんの描くヒロインに恋して、峯田さんの主題歌を聞いた時はすべてを許された気持ちになりました。
オリジナルアニメで全く未知なものだと思いますが、ビジュアルにビビビと来た方は、アニメファンはもちろん、江口さんや銀杏BOYZ ファンの方々にも是非見ていただきたいです。

制作現場も勢いのあるスタッフが揃っていて、熱のこもった映像が出来上がっています。
色々と振り切っているが故に、説明が少なく余白の多い内容になっていますが、どう解釈してもらっても大丈夫な作品です。自由に受け取ってもらえたらと思います。
皆さんそれぞれ、キャラクターたち彼らの行く末の中で何かを感じてもらえたら、その何かが見終わったあとに一つでも心に残っていてくれたら嬉しいです。

キャラクター原案=江口寿史


連続TVアニメのキャラ原案は2003年の『無人惑星サヴァイヴ』以来18年ぶりでしたので、非常に昂りました。
(「Sonny Boy」は)先の予想が全くつかない、一筋縄ではいかない話だなと。回を追うごとに謎が深まり、はられた伏線が回収されてゆく、視聴者みんなで語り合える SNS 時代にピッタリのアニメなのではないでしょうか。

主人公3人のキャラクターを僕自身もハッキリ捉えられたわけではないんですが、3人に共通していえば、どこかにエモさを入れたいなと思いました。
作品を観て、感じたことをリアルタイムにご家族や友人や、あるいはSNSでどんどん語り合ってほしいなと思います。僕もいち視聴者として出来上がりをとても楽しみにしています。

主題歌=銀杏BOYZ 峯田和伸


銀杏BOYZ
アニメーション作品への楽曲提供は初めてだったので、まずは選んで頂いてとても嬉しかったです。僕に最初に今回の依頼を知らせてくれたスタッフの声がとても興奮していたのを覚えています。

台本を頂いて、とんでもない展開の連続でいっきに8話分読んでしまいました。
蝉が鳴く真夏のまぶしい青空。すると向こうから大きな雨雲が近づいてくる。次第に静まりかえっていく午後。高まっていく湿度。屋上には二人きり。
こういうアニメが見たかった、と心の中でガッツポーズしました。

ストーリーも色使いも、この状況の 2021年だからこその風合いを感じました。そして江口寿史さんによるキャラクターデザインが最高過ぎました。
これは奇跡のような作品だと思っています。あの頃、じっと蓋をしたまま誰にも明かせなかった箱を持つ僕や皆様にとって大切なアニメになりますように。

―――主題歌「少年少女」について
この作品に触れた時の胸がざわめくような正体不明のものをどうしても形にしたかったです。サイダーの泡みたいに一瞬で終わるものを。
登場人物となる中学生たちがどうかあたたかい光に会えますように。祈りのようなものをこめて作曲しました。

監督・脚本:夏目真悟
キャラクター原案:江口寿史
アニメーション制作:マッドハウス
キャラクターデザイン:久貝典史
美術監督:藤野真里(スタジオ Pablo)
色彩設計:橋本賢
撮影監督:伏原あかね
編集:木村佳史子
音響監督:はたしょう二
主題歌:銀杏BOYZ 「少年少女」

(C)Sonny Boy committee

《小野瀬太一朗》

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