「日本アカデミー賞」は、日本の映画芸術、技術、科学の向上発展のために設けられ、1978年より毎年開催されている日本の映画賞である。第44回はコロナ禍による映画館休業による公開状況を考慮し、2019年12月16日~2020年12月31日に公開され、選考基準を満たした作品が対象となった。

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』第1弾キービジュアル【画像クリックでフォトギャラリーへ】
授賞式に先駆けて、1月には各部門の優秀賞作品を発表。優秀アニメーション作品賞には『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』、『映画 えんとつ町のプペル』、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』、『ジョゼと虎と魚たち』、『STAND BY ME ドラえもん 2』の5作品が選出されていた。

『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会【画像クリックでフォトギャラリーへ】
3月19日には授賞式を開催。最優秀アニメーション作品賞は『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が輝いた。
本作は2020年12月27日に興行収入324億円を突破。『千と千尋の神隠し』の記録を抜く日本歴代興行成績1位を樹立した。
また最優秀音楽賞は『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の梶浦由記と椎名豪が受賞。話題賞にも選ばれ、3冠を達成している。
[アニメ!アニメ!ビズ/animeanime.bizより転載記事]