本日は「アニメデジモンファンこそ楽しめる」デジモンカードの魅力を伝えるべく、デジモンカードゲームブースター第2弾「ULTIMATE POWER」開封レポートをお送りいたします。
「ULTIMATE POWER」(アルティメットパワー)という名前からもわかる通り、究極体が多く収録されたシリーズです。
本カードゲームは今まで「赤」「青」「黄色」「緑」の4系統のカードが収録されていたのですが、この第2弾「ULTIMATE POWER」からは新色「黒」と「紫」が追加されることもあり発売前から大きく注目されていました。
新色が追加されたゲーム的な特徴や、予想される戦術などもお話したいところではありますが、今回はまだこのカードゲームを購入、プレイしたことのないデジモンファンに向けてこのカードの魅力を開封レポとともにお伝えします。
■「ディアボロモン」カードのエモさを伝えたい
今回のシリーズでは、前述のとおり新色「黒」と「紫」が追加されており、色から想像できる通りアニメでも敵キャラクターとして活躍したデジモンたちが多数収録されています。
「ヴァンデモン」や「ヴェノムヴァンデモン」、「ダークマスターズ」など、アニメおなじみの敵デジモンが勢ぞろいしていることはアニメファンにお勧めできるポイントですが、今回最もお勧めしたいのは、これらのキャラクターたちの効果が、ゲーム内で使用した際に、アニメ内での設定やストーリーを感じられるような作りになっていることです。
その中でも映画『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』で登場した「ディアボロモン」はエモさ、カードのイラストのカッコよさともに本パック最高のカードなので、ぜひ引いて紹介したいところです。
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■いざ開封!
今回は、筆者が購入した2BOX(24パック×2と、BOX購入者向けのプロモーションパック×2)を開封していきます。
本文中ですべて紹介するととてつもない文章量になってしまうので、開封結果をまとめた画像は下記記事画像まとめでご覧ください。
⇒この記事の画像一覧
また、本商品で登場するカードの一覧はこちらからご覧ください。
⇒ブースター「ULTIMATE POWER」【BT-02】カードリスト
カード紹介時、カードゲーム内での効果と、アニメでの活躍がシンクロするエモさをお伝えするため、カードゲームのルールなどに触れる部分がございます。
ルールをきちんと把握していなくてもわかるようにお伝え出来ればと思いますが、この記事をきっかけにルールが気になった方はこちらをご覧ください。
⇒https://digimoncard.com/rule/
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早速、新色「紫」のカード「ナイトレイド」が出てきました。
この新デジモンカードは「デジモンカード」「デジタマカード(幼年期のデジモンカード)」「テイマーカード」「オプションカード」に分かれています。オプションカードは「ナイトレイド」のようにデジモンの技の名前がついています。
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続いて「パンプモン」。『デジモンアドベンチャー』33話ではゲームセンターで遊ぶ姿はなかったものの、ボスであるヴァンデモンからの選ばれし子どもの捜索命令を無視し、ゴツモンと渋谷で遊ぶことを選んだパンプモンのチャラさがにじみ出ています。
作中では、ヤマト、タケルと友情が芽生え、彼らをかばってヴァンデモンに倒されてしまう。ヤマトはヴァンデモンに激昂し、バトルに発展。
バトル後には渋谷の街の各所に残るパンプモン、ゴツモンの面影を感じながら帰路につくという涙なしでは見られないエピソードを思わせるイラストです。
ちなみにこのデジモンカードゲームブースター第2弾「ULTIMATE POWER」では、テイマーカードのヤマトや、デジモンカードのガブモンもパンプモンと同じ「紫」のカードとして収録されており、ゴツモンも同ブースターで初収録されています。なんてアニメへのリスペクト……。
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続いて、同じく新色の「黒」のカード「アンドロモン」。アニメ作中でも『無印』、『02』ともに初めて作中で登場する完全体ということもあり、思い入れのある方も多いのではないでしょうか?
洗脳されることも多いですが、最後はいつも選ばれし子どもたちの味方になってくれるアンドロモンが、【ブロッカー】という、ほかのデジモンやプレイヤーを相手の攻撃から守る効果を持っているのは納得ですね。
■筆者の大誤算
ディアボロモンを紹介したい! そのためにはディアボロモンを出さなければいけない!それまでに出てくる他のカードも紹介したい!そんな企画だったのですが……。
でた!
でた!ディアボロモンが!でた!でたぞ!
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5パック目に……。
早い……嬉しいけど早い……。
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- 【アタック時】「ディアボロモン」(デジモン・14コスト・Lv.6・白・究極体・不明・種族不明・DP3000)のトークン1体をコストを支払わずに登場できる。【お互いのターン】このデジモンがバトルで消滅するとき、他の自分の「ディアボロモン」1体を消滅させることで、このデジモンは消滅しない。
『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』では、大量に増殖したウォーグレイモン、メタルガルルモンを圧倒したディアボロモンの能力を完全再現しています。
本ゲームは登場するデジモンのカード数に制限がないため、映画のように大量の「ディアボロモン」を登場させ連続攻撃させたり、本体がバトルで負けてもトークンを身代わりにすることで消滅を防ぐことができます。
まさに劇中の「トケイ ヲ モッテイル ノハ ダーレダ?」が再現できてしまうのです。
これだけでもデジモンアニメファンには胸アツですが、実は前弾のブースター第1弾「NEW EVOLUTION」に収録されているオメガモンの効果と合わせると……
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- 【進化時】相手のデジモン1体を選ぶ。そのデジモンと同じ名称の相手のデジモン全てを消滅させる。【アタック時】このデジモンの進化元のLv.6のデジモンカード1枚を手札に戻すことで、このデジモンをアクティブにする。
まさしく『ぼくらのウォーゲーム!』の大量に増殖した「ディアボロモン」を一掃する「オメガモン」がカードゲーム内で再現されるのです。アニメに対してのリスペクトにあふれている……。
ちなみにこのカードの効果は、オメガモンの左腕のグレイソードに、デジ文字(デジモン世界の文字)で「オールデリート」と刻まれていることも意識された効果でもあります。
こんなこだわった仕掛けをされてしまうと、『ディアボロモンの逆襲』で登場した今後カードの収録が期待されるデジモンカード「インペリアルドラモン パラディンモード」や「アーマゲモン」もこのような関係性になるのか?「インペリアルドラモンパラディンモード」の持つオメガブレードに刻まれた「イニシャライズ(初期化)」も意識された効果になるのか?など妄想が膨らんでしまいます。
■開封結果発表
開封した結果、今回のBOXに入っていたシークレットレア、スーパーレアカードは下記のとおりでした。
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個人的に大好きな「ブラックウォーグレイモン」「ベルゼブモン」など作中でダークヒーロー的な活躍をするデジモンたちも手に入れられて大満足です。
「ブラックウォーグレイモン」の効果がアニメ『デジモンアドベンチャー02』で、自分の存在理由を探し求める中で、強敵と戦うのが自らの使命では?と考えた、あのアグモンとの対話シーンを反映し、相手に強力なデジモンがいる際には、登場コストが下がる(場に出しやすくなる)効果を持っています。
また、同じく『デジモンアドベンチャー02』で、孤高の第三勢力として多対一で戦うシーンも多かったことを意識した、条件付きで何度も攻撃可能な効果も持っています。
- DP10000以上の相手のデジモンがいる間、手札のこのカードを登場させるとき、支払う登場コストを-6する。【アタック時】最もDPの高い相手のデジモンにアタックしたとき、このデジモンをアクティブにする。
また、「デジモンテイマーズ」で登場した「ベルゼブモン」は作中での進化同様、成長期の「インプモン」からワープ進化できます。
- 自分のトラッシュが10枚以上の間、自分の「インプモン」は手札のこのカードに進化条件を無視して進化コスト4で進化できる。【進化時】Lv.4以下の相手のデジモン1体を消滅させる。
個人的には、この「Lv.4(成熟期)以下の相手のデジモン1体を消滅させる」の効果が、もしかして、レオモンのことか?と気になってしまいます。
旧デジモンカードでは、ベルゼブモンのモードチェンジバージョンの「ベルゼブモンブラストモード」のB技がレオモンの必殺技「獣王拳」になっているカードが登場するなどのこだわりもありましたが、今後収録が期待される「ベルゼブモンブラストモード」にも期待の高まる1枚です。
ここまで、アニメ『デジモンシリーズ』ファンに向けてデジモンカードの紹介をしてきましたが、いかがだったでしょうか。
実はこのデジモンカードゲームブースター第2弾「ULTIMATE POWER」では、今回紹介したアニメファン胸アツなキャラクター以外にも、「四ノ宮リナ」や「タイガ」のようなゲームで出てきたテイマーや、「Vジャンプ」のコミックで登場した「アルフォースブイドラモン」なども収録されています。
ぜひ「カードゲームはあまり…」という方もこの機会にデジモンカードデビューしてみてください!
そして、僕の対戦相手になってあげてください……。