「バンドリ!」Roselia&RAISE A SUILEN、初の合同ライブ! 58,000人を熱狂させた2DAYS【レポート】 | アニメ!アニメ!

「バンドリ!」Roselia&RAISE A SUILEN、初の合同ライブ! 58,000人を熱狂させた2DAYS【レポート】

『BanG Dream!』発のバンドである「Roselia(ロゼリア)」と RAISE A SUILEN「(レイズアスイレン)」が、千葉・幕張メッセ国際展示場にて合同ライブ「Rausch und/and Craziness」を開催。11月30日・12月1日の2日間で、総動員数58,584名を記録するライブとなった。

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Roselia×RAISE A SUILEN 合同ライブ「Rausch und/and Craziness」 (C)BanG Dream! Project(C)Craft Egg Inc.(C)bushiroad All Rights Reserved. Photo:福岡諒祠、畑 聡
Roselia×RAISE A SUILEN 合同ライブ「Rausch und/and Craziness」 (C)BanG Dream! Project(C)Craft Egg Inc.(C)bushiroad All Rights Reserved. Photo:福岡諒祠、畑 聡 全 20 枚 拡大写真
キャラクターとリアルライブがリンクする次世代ガールズバンドプロジェクト『BanG Dream!』発のバンド「Roselia(ロゼリア)」と「RAISE A SUILEN(レイズアスイレン)」が、千葉・幕張メッセ国際展示場にて合同ライブ「Rausch und/and Craziness」を開催。11月30日・12月1日の2日間で、総動員数58,584名を記録するライブとなった。


Roseliaメンバー【画像クリックでフォトギャラリーへ】
Roseliaは、相羽あいな(Vo.湊友希那役)、工藤晴香(Gt.氷川紗夜役)、中島由貴(Ba.今井リサ役)、櫻川めぐ(Dr.宇田川あこ役)、志崎樺音(Key.白金燐子役)の5人で結成されているバンドだ。
メッセージ性の強いナンバーと、クールかつダークな世界観のステージでファンを魅了し続けている。


RAISE A SUILENメンバー【画像クリックでフォトギャラリーへ】
一方のRAISE A SUILEN(以下、RAS)は、Raychell(Ba.&Vo.レイヤ役)、小原莉子(Gt.ロック役)、夏芽(Dr.マスキング役)、倉知玲鳳(Key.パレオ役)、紡木吏佐(DJ チュチュ役)の5人で、2018年に結成したガールズバンド。
エレクトロニカとラウドなバンドサウンドが融合した強く鋭い音楽と、激しいステージングで多くのファンを魅了し、結成以来立て続けに大型ライブを成功させてきた。

DAY1では、まずショパンの幻想即興曲に合わせてRoseliaのメンバーが登場。ライブの開始を告げる「R」のイントロが流れると再び大歓声が巻き起こり、観客の大合唱を伴って相羽が華麗に歌い上げた。
続けて「LOUDER」をドロップ。寒さを吹き飛ばすオーディエンスの熱量で、会場は一気にヒートアップしていく。

メンバー紹介を挟み、相羽の「Roselia に魅了される覚悟はある?」の声から、訴えかけるように「NeoAspect」を披露。会場中からは「肯定」ともいえる大声援が発生する。
間を入れずに、志崎のしっとりとしたキーボードの音色から始まる「Ringing Bloom」、そして「Re:birth day」とメッセージ性の強い曲を連続し、観客のハートを完全に掌握した。

再びMCに入り「みんなの声を聴かせて」と煽ると、会場が一つとなって大声援でそれに応える。
アニメ『BanG Dream! 2nd Season』のオープニング楽曲「BRAVE JEWEL」では、櫻川が軽快なドラミングでリズムを刻み観客のハートに火をつけると、それをさらに燃え上がらせるかのように「FIRE BIRD」へと曲をつなぐ。
会場を埋め尽くしたファンたちは、気持ちの昂ぶりを示すかのように、手にしたペンライトを赤く灯した。


「Rausch und/and Craziness」会場の様子【画像クリックでフォトギャラリーへ】
MCでの「伝説といえば……」のセリフを受け、さらにライブ初披露の「Legendary」へ。
間髪を入れず、こちらも初披露となる「PASSIONATE ANTHEM」もキャストする。この曲の歌詞は、ライブにおいて他のバンドとの重なりを示唆するもので、まさにこの合同ライブで披露するにふさわしい曲だ。
「最後の歌はRASへのエール」として「ONENESS」を熱唱し、Roseliaのステージは最高潮のまま幕が下ろされた。

RASメンバーは幕間の映像を挟み、軽快なエレクトロニカサウンドとともに登場。一度落ち着いた空気が一気に頂点へと駆け上がる。
いきなりNew Single表題曲「DRIVE US CRAZY」を投入すると、続けて倉知が踊るようなキーボードテクニックをいかんなく披露する「A DECLARATION OF ×××」と、惜しみなく人気曲を連投。
留まることを知らないRASの勢いそのままに、疾走感のあるナンバーで観客も一気にヒートアップしていく。

MCでは、夏芽がドラムのみのビートでオーディエンスの感情をガッチリキャッチ。「UNSTOPPABLE」をたたみ掛けると、会場はRASカラーであるブルーグリーンへと染め上がった。


「Rausch und/and Craziness」会場の様子【画像クリックでフォトギャラリーへ】
メンバー紹介でも、それぞれがテクニックを披露し、紹介のたびに会場が騒然となるようなソロを魅せつける。
初披露のカバー曲となる「ヒトリノ夜」から続けて、ハロー、ハッピーワールド!の「ゴーカ!ごーかい!? ファントムシーフ!」、Pastel*Palettes の「もういちどルミナス」を軽快に歌唱。『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』に登場する他バンドの楽曲が聴けるのも、RASのライブの醍醐味だ。
続けてオリジナルの「Takin' my Heart」も。激しいビートのオリジナルから、テンポの違うカバー楽曲まで歌いこなせるRaychellがその実力を示す。

楽曲の合間には、それぞれのパートが主役となる演奏を挟み、新曲「HELL! or HELL?」を刻む。RASサウンドを凝縮したような楽曲を叩きつけたのち、カバー曲「1/3 の純情な感情」を挟み、オリジナル楽曲「EXPOSE ‘Burn out!!!’」を決めてフィナーレを飾った。

映像を挟み、アンコールを受けてRASメンバーが登場。合同ライブのアンコールともあってRoseliaメンバーを招き入れる。
両バンドの合同で、Roseliaの原点「BLACK SHOUT」と、RASの原点「R・I・O・T」を演奏。この合同ライブでしか聴けないコラボレーションにオーディエンスの喜びが爆発する中、お互いをたたえ合いながら初日の公演を終えた。

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《仲瀬 コウタロウ》

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