石田彰さんは1990年代にデビュー。第1回声優アワードではサブキャラクター賞男優部門受賞に輝きました。
2019年はお笑い芸人の石田明さんとのコラボレーション企画『Wイシダ朗読劇「USHIROMUKI」』を上演。同姓同名の2人が同じステージに立ったことは大きな話題となりました。
アニメ!アニメ!ではその朗読劇の舞台裏についてインタビューを行ったことがあります。
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声優・石田彰×芸人・石田明、異色コラボ朗読劇を成功させた舞台裏は?「人見知り」についても聞いてみた
https://animeanime.jp/article/2019/09/04/48126.html
https://animeanime.jp/article/2019/09/04/48126.html
そこで石田彰さんのお誕生日をお祝いする気持ちを込めて「演じた中で一番好きなキャラクターは?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。10月21日から10月28日までのアンケート期間中に705人から回答を得ました。男女比は男性約15パーセント、女性約85パーセントと女性がメイン。年齢層は19歳以下が約40パーセント、20代が約25パーセントと若年層が中心でした。
【参考記事】2018年結果https://animeanime.jp/article/2018/11/02/41171.html
■桂小太郎がトップ! 何でもこなせる万能キャラ
1位は『銀魂』の桂小太郎。支持率は約20パーセントで、2年連続トップとなりました。
「堅物真面目キャラで、爽快なくらい大ボケをかますという銀さんの愛すべき友。キメるときはキメるというのが成立するのは声優が石田彰さんだからこそ!」や「温度差が激し過ぎて風邪引きそうなキャラ」というコメント通り、さまざまな芝居を見られるところが絶大な支持を集めています。
「『銀魂』にはギャグとシリアスを両方を兼ね備えるキャラが沢山いますが、やはり桂が群を抜いているのではないでしょうか」と作品の中でもイチオシする声も寄せられました。
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『銀魂』(C)空知英秋/集英社・テレビ東京・電通・BNP・アニプレックス
2位は『最遊記』の猪八戒。支持率は約13パーセントで、昨年の3位からランクアップしました。
「優しくて物腰が柔らかい青年かと思いきや意外と腹黒い。戦略的な思考を持っているという見た目とのギャップが石田さんの声色にピッタリです」や「爽やかな笑顔の奥に悲しい過去や腹黒さなどを秘めていて、“石田彰さんと言えばこういうキャラクター!”という特徴をすべて詰め込んでいるのが猪八戒だと思います」と一筋縄ではいかないところが人気。
「原作のマンガを読んだときに、“このキャラは絶対に石田彰さんだ!”と思っていたら、本当に石田さんで驚いたことがあります」というコメントもあり、ハマリ役だという意見が複数ありました。
3位は『機動戦士ガンダムSEED』のアスラン・ザラ。支持率は約9パーセントで、こちらも昨年の5位から順位を上げています。
アスランは親友のキラ・ヤマトと敵味方の陣営に分かれて戦うことになるキャラクターです。「クールだけど熱いところもあるアスランに、石田さんの少年っぽさが残りつつも綺麗で大人な声音がぴったり。放映終了から10年以上経った今でも大好きです!」や「複雑な心情と迷いの中でも感じられるアスランの芯の強さは、石田彰さんだからこそ表現できたものだと思います」といった回答が見られました。
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「機動戦士ガンダムSEED」/「機動戦士ガンダムSEED HDリマスター Blu-ray BOX 2」ジャケット(C)創通・サンライズ
■そのほかのコメントを紹介!!
『新世紀エヴァンゲリオン』渚カヲルには「TVアニメでは1話でしか登場していないのに、これほど存在感あるキャラを他に知らない」や「あんなに優しい声を聞いたことがなかったので衝撃的でした」。
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「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」 (C)カラー
『スレイヤーズ』ゼロスには「温厚でいつも笑みを絶やさないのに、本性は冷酷な魔族の神官。石田さんの妖艶で優しい声質だからこそ、このキャラクターの魅力を十二分に引き出せたのではないでしょうか」や「敵か味方か分からないがピンチのときは助けてくれるゼロスは、ミステリアスな石田さんの声にピッタリ。“それは秘密です”というセリフを聞くとテンション上がります」。
『文豪ストレイドッグス』フョードル・Dには「悪役なのですが、“悪”という言葉だけでは表せない不穏な美しさがあます」や「クレバーで何を考えているのかがわからず、聞いていて思わずゾッとしてしまうところがフィットしていて好きです」。
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『文豪ストレイドッグス』 第3シーズン キービジュアル(C)朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/2019文豪ストレイドッグス製作委員会
『昭和元禄落語心中』有楽亭八雲には「年齢を重ねていくにつれて演技や声に微妙な違いがあって、本当に八雲の一生を見ている気がして素晴らしかった」や「落語の中で演じる女性の表現も艶やかでたまらない」。
『美少女戦士セーラームーン』フィッシュ・アイには「石田さんは物静かな役柄のイメージが強いですが、このキャラクターは他と少し変わっています。あまりの可愛さに好きになりました」や「声を聞いてもしばらくは男性が演じていると信じられないぐらいのインパクトでした」とキュートなキャラクターも印象的です。
またアニメキャラクター以外にも『タイタニック』(ジャック・ドーソン【演レオナルド・ディカプリオ】※日本テレビ版)や『ハリー・ポッター』シリーズ(ハリー・ポッターと秘密の部屋のトム・マールヴォロ・リドル)など、洋画の吹き替えにも投票がありました。
2019年版も多彩なキャラが集結する結果となっています。次ページには20位まで公開中。こちらもお見逃しなく!
■ランキングトップ10
[石田彰さんが演じた中で一番好きなキャラクターは? 2019年版]
1位 桂小太郎 『銀魂』
2位 猪八戒 『最遊記』
3位 アスラン・ザラ 『機動戦士ガンダムSEED』
4位 渚カヲル 『新世紀エヴァンゲリオン』
5位 有楽亭八雲(菊比古) 『昭和元禄落語心中』
6位 名取周一 『夏目友人帳』
7位 フョードル・D 『文豪ストレイドッグス』
8位 我愛羅 『NARUTO -ナルト-』
9位 結城理(主人公) 『PERSONA3 THE MOVIE』
10位 ゼロス 『スレイヤーズ』
次ページ:ランキング20位まで公開 好きなキャラクターがランクインしているか要チェック!!
(回答期間:2019年10月21日~10月28日)