しかし、日本以上にコスプレ市場が広いと言われるのがお隣の中国。政府がアニメとマンガ、ゲームなどの動漫産業の発展を後押しする政作を行っており、1998年頃を皮切りに各地でイベントが盛んに開催されています。
日本とは異なる独自の文化を築いている中国では、大きな違いの一つが男性コスプレイヤーの人気の高さです。コスプレイヤー人口は女性が大半を占めているのは日本と変わらないものの、トップクラスの人気を誇るコスプレイヤーに目を向けると、男性や男装する女性の割合が日本以上に多いです。
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そこには、日本のサブカルチャーが好きな女性がいわゆる“オタク人口”の中でも多くを占め、美男の男性コスプレイヤーが貴重で歓迎される背景があります。また、中国では日本のアニメやゲームに限らず、中国伝統の武侠作品のコスプレも多く、そこではアニメやゲームと違った中性的ではない男性キャラクターが登場するために需要が高くなります。
そこで、“中国版Twitter”weiboのフォロワー163万とトップクラスの人気を誇る男性コスプレイヤー・小小白さんにお話を訊きました。
――コスプレを始めたきっかけ、苦労したことを教えてください。
小小白:小さい頃からアニメを見ていて好きだったことがコスプレ人生を踏み出した大きな理由です。最初にしたコスプレは『DEATH NOTE』のLです。コスプレを始めたばかりの頃は、現実に居る人間が2次元キャラクターを表現するのが大変だと感じました。
――weiboのフォロワー数が多いですが、何がきっかけで急増したのでしょうか?
小小白:急激というよりは、自分の作品写真が増えて行く中で、好きだと言ってくれる人が段々と増えていった感じです。
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――中国におけるコスプレイヤーの男女比、トップクラス中では男性と女性どちらが人気高いのでしょうか?
小小白:中国ではコスプレイヤーの人口は女性が大部分を占めています。人気のトップ10位だけを見れば男女ともに半半といった感じですね。その中でもそれぞれタイプが違うので、需要も変わってくると思います。
私の感覚では、国内でコスプレイヤーがこれだけ多く支持される大きな理由は、元となる作品のキャラクターの人気がすごいのであって、コスプレイヤー自身に依るところはほんの一部です。
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――中国における男性コスプレイヤーの評価基準は何でしょうか?
小小白:原作のキャラクターにいかに寄せられるかが求められると感じています。ただし、現状の活躍しているコスプレイヤーを見るに、見た目の美しさも重要でしょう。
仕事内容は様々なものがあります。動漫イベントのブースに立ったり、ステージに出演したり、原作の宣伝のために写真を撮ったりですね。あとは、自分の写真集で収入を得ることもあります。
収入も人によって異なりますね。そのコスプレイヤーの仕事に取り組む姿勢や完成度と大きく関わってくるでしょう。
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――中国コスプレ市場をどう見ていますか? 男性コスプレイヤーの需要は?
小小白:中国のコスプレ市場は未だに明確なビジネスモデルが確立されていません。メーカーであれ、コスプレイヤーであれ、あるいは会社経営者、誰もがコスプレの可能性や新たなビジネスモデルを模索している段階です。将来的に確固たるビジネスモデルが確立されることを願います。
中国の男性コスプレイヤーの話ですと、中国は日本より少しだけ環境が良いかもしれません。中国では日本のアニメやゲームに限らず、武侠作品の男性キャラクターが大人気で、多くの女性コスプレイヤーが男装をしているほどです。
――日本は世界各国の代表がコスプレパフォーマンスを競う大会「コスプレサミット」決勝大会の開催地です。中国代表は近年とくに好成績を残していますが、この大会をどう見ていますか?
小小白:素晴らしい大会だと思います。世界のコスプレイヤーが交流する場を提供してくれていますから。
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――最後に、コスプレを通して何を得られましたか?これからの目標は?
小小白:コスプレ関連の技術を多く身に付けることができました。ポージングによる表現と想像力を高め、コスプレが大好きな人たちと知り合って多くの友人ができたことですね。将来の話ですと、やっぱり自分が好きな作品のコスプレ写真をたくさん世に出したいです。例えば、『聖闘士星矢』など昔のアニメ作品です。
画像提供:小小白(Twitter:@xiaoxiaobai0705、weibo:@W小小白W)
取材協力:寒黙(Twitter:@nigellizhe)