「ポケモン」事業戦略2019! 睡眠をエンタメ化する“ポケモン スリープ”、歴代トレーナー集結の“ポケモン Masters”など新作に胸熱【レポート】 2ページ目 | アニメ!アニメ!

「ポケモン」事業戦略2019! 睡眠をエンタメ化する“ポケモン スリープ”、歴代トレーナー集結の“ポケモン Masters”など新作に胸熱【レポート】

『ポケットモンスター(ポケモン)』のプロデュースやライセンス管理などを手がける「株式会社ポケモン」が5月29日、東京都で「ポケモン事業戦略発表会」を開催し、ポケモンが描く次の未来のサービス、プロジェクトについて、複数のパートナー企業と共に発表しました。

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ポケモン怒濤の事業戦略2019!睡眠をエンタメ化する『ポケモン スリープ』、歴代トレーナー大集結の『ポケモン Masters』など新作アプリに胸熱
ポケモン怒濤の事業戦略2019!睡眠をエンタメ化する『ポケモン スリープ』、歴代トレーナー大集結の『ポケモン Masters』など新作アプリに胸熱 全 19 枚 拡大写真

■全てのポケモンが集まるクラウドサービス『ポケモン HOME』



「ゲームフリーク」の常務取締役・増田順一氏より、全てのポケモンが集まる場所をコンセプトにしたクラウドサービス『ポケモン HOME』が発表されました。

増田氏は「この数年でポケモンを取り巻く環境は昔では考えられないほど大きく複雑に変化した」と報告。一方で長くポケモンを遊んでくれているユーザーは、これまでのハード間における前世代機種からの通信機能を利用し、ソフトやハードの垣根を越えてお気に入りのポケモンと一緒に冒険をしてきたことで、ポケモンがかけがえのない存在になっていると説明しました。

「そこで、多様化したポケモンが一箇所に集まり、そこを起点として様々なソフトとポケモン、さらには人と人を繋ぐ新たなポケモン体験を提供していきます」(増田氏)。

同クラウドサービスは、ニンテンドースイッチとスマートフォン(AndroidとiOS)向けに開発中で、2020年初旬にローンチ予定。『ポケモン』シリーズや『ポケモン GO』で捕まえたポケモンたちを預ける機能や、各連携ソフトへ連れていく機能を予定しています(※一部のポケモンには制限がかかる場合があります)。

これによって、スマートフォンさえあれば、いつでもどこでも、ポケモンを交換できるようになります。目の前にいる人や、インターネットを介して世界中の人々とポケモンの交換、さらに、その場で集まった複数人での同時交換機能も実装予定です。

サービス開始時には、クラウドサービス『ポケモンバンク』、ニンテンドースイッチソフト『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』、『ポケットモンスター ソード・シールド』、スマートフォンアプリ『ポケモン GO』との連携を予定しています。

■「名探偵ピカチュウ」が大ヒットを記録



ポケモン初のハリウッド映画「名探偵ピカチュウ」は、5月3日の日本での公開を皮切りに、5月10日より全米、中国など世界の多くの国々で公開中。「東宝」常務取締役・松岡宏泰氏より、世界中で大ヒットを記録していることが発表されました。

「東宝はこの映画の出資者でもあり、日本配給も担当しています。今後は7月12日公開予定の映画『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』を含め、様々な映画プロジェクトに関して新しい映像クリエイティブに挑戦していきたい」(松岡氏)。

また、石原氏より映画「名探偵ピカチュウ」の原作であるニンテンドー3DSソフト『名探偵ピカチュウ』の完結編をニンテンドースイッチ向けに着手していることが発表されました。

■「ポケモンシャツ」が販売地域拡大



最後に、『ポケモン GO』で最初に登場した151種類のポケモンのオリジナルデザインの生地を使い、ウェブサイトからデザインカスタマイズや注文ができるサービス「ポケモンシャツ」について、日本とアジアの一部地域での展開から今後は欧米を始め世界に向けて販売地域を拡大することが発表されました。


同日の発表された新戦略の詳細は続報に期待してくださいとのことでした。

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《乃木章》

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